炎、神をも灼き尽くせ(シウ・コアトル)
- ランク:A(書籍マテリアルではEX)
- 種別:対人・対城宝具
- レンジ:1
- 最大捕捉:1人
「熱い展開デース!もう止まりまセーン!」
「あなたには高さが足りまセーン!!私は蛇!私は炎!『炎、神をも灼き尽くせ(シウ・コアトル・ツァレアーダ)』!!フゥー、adiós rood!」
かつてケツァル・コアトルがアステカを去った折、数々の財宝が悪神テスカトリポカに渡らぬように自らの宮殿を灼き尽くしたという炎の再臨。周囲を炎が包み、敵対者の宝具の真名解放を一時的に阻む。…のだが、本人がルチャにハマってしまったので極めておかしな宝具になってしまった。
基本的には相手を空中に舞い上げてからの脳天落としだが、状況によっては
高度1000メートルから相手にめがけてキックをかます、という流星の如き打撃技にもするとか。本人はウルティモ・トペ・パターダと名付けている。
アニメ版では蹴り技の方のウルティモ・トペ・パターダを披露。
高度から流星の如き勢いによる蹴りでティアマトに決死の攻撃を行った。始めはティアマトが発生させた障壁に阻まれたものの、藤丸の令呪によるブーストで威力が上昇。それによって障壁を打ち破ることに成功する。
またこの時には「われら南米のシバルバー(恐怖の場所)、多くの生命を絶滅させた大衝突の力を見せてくれる。我が身を燃える岩と成し彗星となって大地を殺す。」という口上で行っているため、白亜紀大絶滅を引き起こし、南米の神々(の元)が乗ってきたとされるチクシュルーブ小惑星激突を模しているのではないかと思われる。
その口実を彷彿とさせる凄まじい破壊力を発揮したが、それでもティアマトの角に漸く亀裂が入る程度の損傷しか与えられなかった。
なお全くの余談ながら、頭から垂直に落とすタイプの技は、メキシコでは基本禁止技である。
ゲーム上ではBuster属性で敵単体に超強力な攻撃[Lv]&宝具封印状態を付与(1ターン)&やけど状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>という効果を持つ。
※ちなみに台詞では「シウ・コアトル・チャレアーダ」と言っているが、このチャレアーダはスペイン語で『ロデオ』という意味である。