CV:篠田みなみ
私の中飛車は――――――道だッ!!
概要
玉将のタイトルホルダーのプロ棋士、「捌きの巨匠」こと生石充の娘。17歳の女子高生(この作品に初の女子高生)。
前髪で目が隠れた巨乳の少女、普段は体操着を着ている。引っ込み思案で無口だが男女混浴の年齢基準の話題で饒舌になったりする。
普段は父が京橋で経営する銭湯兼将棋道場『ゴキゲンの湯』を手伝っているが父が護摩行などで店を開けることが多いので実質的に運営している。
父と同じプロ棋士で同い年の九頭竜八一には好意を抱いてる節がある。そのため彼が入浴する際に背中を流しに来るという大胆な手を取ることも。
将棋の才能がない上、優しい性格から将棋に関われば辛いことになると父親からは将棋を遠ざけられていたが、父のように将棋に関わる仕事がしたいため、内緒で八一や店の常連客から将棋を学んでいる。
女流棋士になれるほどの才能は無いことには自覚があり、将来の夢は将棋普及指導員の資格を取って、道場での指導対局と銭湯経営を両方こなせるようになることである。
教わった環境が環境であるためか、ゴキゲン中飛車一筋の振り飛車党で、曰く中飛車は彼女にとって「道」そのもの。
原作3巻の終盤で、内緒で将棋を学んでいたことを知ったことを知った生石の命令で、負けたら二度と将棋を指さないという条件で雛鶴あいと対局。
才能の差を見せつけて飛鳥の心を折ろうとしていた生石だったが、飛鳥は父親譲りの「捌き」を開花させ、あいが振り飛車に不慣れな上に、ある事情によって心がズタズタだったという状況を踏まえても、それでも百に一つも無いと思われた勝利をもぎ取る。
対局後、生石は飛鳥の捌きを「無様」と評したが、「八一なんぞに教わったらもっと無様になる」という理由から、父から直接振り飛車の指導を受けることとなった。生石は彼女の夢に理解を示したが、同時に「どうせ研修会に通いたいとか言い出すに決まってる」とボヤいてもいる。
(残念ながらこれらのエピソードはアニメでは全カットされた)
ちなみに生まれた時、父に飛鳥ではなく飛車と名付けられそうになったが母の大反対を受けて飛鳥になった過去を持つ。母はたまにこのことで思い出しては激怒するらしく劇中は実家に帰っている。