概要
ゴジラシリーズや『STARWARS エピソード5 帝国の逆襲』の国際版ポスターを手がけるなど世界的にも知名度の高い日本人イラストレーターである。
平井和正や小松右京の小説や、伝奇小説、海外SF作品の表紙イラストでも知られる。
『信長の野望』、『メタルギアソリッド』といったゲーム作品でもイラストを手がけており、写実的で重厚的な作風から幅広い年代の人々に親しまれている。
『平成ゴジラ大全』所収の2002年のインタビューでは、レンブラントと同時代の画家フランス・ハルス(デカルトの肖像画で有名)および北方ルネサンスの時代の宗教画に影響を受けた事を述べている。
東京芸術大学油絵科中退後、東京都世田谷区を拠点に活動していたが、1973年に妻のふるさとである宮崎県宮崎市に移住しており、2014年から「みやざきアートセンター」にて生賴範義展が開催された。
生賴範義展のフェイスブックページでは彼の広範にわたるイラストワークスが紹介されている。
この展の第一の図録は品切れであり再販予定も無いが、第二の図録はamazon経由で販売されている。
現在のところ最新の画集である。
病気のため闘病中であったが、2015年10月27日、肺炎により死去。享年79歳。
外部リンク
生賴範義 展 The Illustrator (生賴 範義 展)(facebook)