概要
神経過敏で怒りやすい性格。または、ちょっと気に入らないことがあると生じる怒りのこと。
いわゆる「ヒステリー」もこれに当たる。（ただし、本来のヒステリーは、知覚障害や行動障害を含んだ広い病態を示す。）
多くの場合は子供に見られ、特に第一次反抗期には強く出やすい。
感情を表現することができない時期であり、自分の思いどおりになって欲しいが故に泣く・叫ぶ・暴れることが多い。何事も思い通りにならないと分かると徐々に収まっていくのだが、一般的な第一次反抗期が終わる小学校入学前の時期になっても続いていると、自閉症スペクトラムの兆候が強いともされる。
第二次反抗期である思春期以後は、上記以外にも感情を抑えられず癇癪を起こし、暴言を吐いたり、強い言葉を出しては他人を思い通りにコントロールしようとすることがある。
他人の顔が見えないインターネットはこうした癇癪を非常に起こしやすい傾向にあるが、近年はキレやすい若者・中年・老人といった実生活でまで騒ぎを起こす輩も急増している。
原因として第一次反抗期のものが長引いている他にも、間欠性爆発性障害・うつ病等の精神疾患や脳内の感情を司る部分が小さいなど、幼少期以上に複雑化しているため、自己判断やネットの知識に頼ることなく、専門家の意見を聞くことも重要になってくる。
「かんしゃく玉」の名前の由来にもなっている。
関連タグ
セロトニン:分泌不足が原因である場合が多い
