永い物語よ 自分だけに見える鎖に繋がれたまま
情報
うた:わか・もえ from STAR☆ANIS(いちご&ユリカ Ver.)
うた:もえ from STAR☆ANIS(ユリカソロ Ver.)
作詞:こだまさおり
演奏時間:6:22
BPM:160
挿入歌使用:第19話(いちご&ユリカ Ver.)、第20、49話(ユリカソロ Ver.)
曲構成
イントロ→Aメロ(0:27)→Bメロ(0:48)→サビ(1:15)→2Aメロ(1:51)→2Bメロ(2:12)→2サビ(2:39)→間奏(3:12)→Cメロ(5:00)→3サビ(5:30)→アウトロ(6:03)
説明
自称「600歳越えのヴァンパイア」アイドル、藤堂ユリカ様の『アイカツ!』1年目での持ち歌。
ゴシックメタルとプログレッシブ・ロックをアイドルソングとして昇華させた、何ともユリカ様らしいナンバー。Nightwish曲の影響を受けていることが公式で明言されている。
BPMの割には演奏時間がかなり長く、『アイカツ!』シリーズの全楽曲中、3番目の長さ(6分22秒)である(最長は「In Bloom」の6分58秒)。
間奏も上記の通り1分48秒あり、その後半では1分間に渡ってディストーションギターとシンセサイザーによるソロパート合戦が繰り広げられる。作曲の帆足氏もインタビューの度に「長くしすぎた」と述懐している。
しかし「硝子ドール」は女児向けコンテンツの楽曲である。もう一度言おう、本来この曲は子供向けのアイドルソングである。どうしてこうなった(監督の木村隆一氏によると、スーパーバイザーだったメタル好きの水島精二氏から「ガチでヘヴィな曲にして」という要望があったとのこと)。
『アイカツ!』は「女児向けコンテンツの楽曲」にしてはレベルが違いすぎる楽曲を多数輩出しているが、この楽曲はその中でも代表格であろう。実際メインプレイヤーである女児達から絶大な人気を集めたばかりか、メタルファンにまで興味を集め、YouTubeにアップロードされたデータカードダス公式MV(オリジナルバージョン)の再生回数は580万回を超え、数多ある『アイカツ!』曲の中でも特に人気の高い楽曲である。
ちなみにアニメ未使用のオリジナルバージョンはユリカ様担当のもえ(山崎もえ)氏と紫吹蘭担当のすなお(吉河順央)氏の2人が歌唱しているが、すなお氏はコーラスに徹してもえ氏を引き立てている。
第79話では「テンションを上げたいときに聞く曲」として、ユリカ様が自身の持ち歌であるこの曲の名前を挙げている。
ニンテンドー3DS用ソフト『アイカツ!2人のmy princess』『アイカツ!365日のアイドルデイズ』にステージ曲の一つとして収録されており、『アイカツ!My No.1 Stage!』では「初回特典ソング総選挙」の結果を受けて、初回生産分にこの曲のダウンロードコードが封入された。
3DS用ソフトで3作品にわたって収録されているのはこの曲が唯一であり、根強い人気が窺える。
データカードダス『アイカツフレンズ!』では、2019年6月6日稼働の「かがやきのジュエル2弾」において、フレンズまでのゴシックアイドル達の共演にこの曲が選ばれた。
アイカツ!シリーズ10周年&劇場公開記念生特番『ムビカツ!』の歴代楽曲人気投票では、1〜2年目の5位にランクインした。