There is always light behind the clouds.
~雲の向こうは、いつも青空~
CV:山本希望
プロフィール
誕生日 | 8月1日 |
---|---|
年齢 | 19歳 |
職業/役職 | 行政監察局副局長/中王区 言の葉党 党員 |
身長 | 158cm |
体重 | 47kg |
血液型 | B型 |
利き手 | 右 |
好きなもの | お菓子作り、マリンスポーツ |
嫌いなもの | タバコ、爬虫類、暴力 |
好きな食べ物 | ハンバーグ |
嫌いな食べ物 | 貝類 |
概要
中王区行政監察局副局長。
碧棺左馬刻の妹。
前副局長の一二鶲が粛清されたためその後任として、19歳という若さで勘解由小路無花果の直属部下に就任する。
これは真正ヒプノシスマイクによる洗脳の効果で、言の葉党に忠実に動くという点が大きく評価されたためである。
強面で近寄り難い兄とは対照的に、朗らかな印象を受ける普通の女の子といった風貌だったが、洗脳後は目付きが鋭くなり表情も冷たいものとなっている。
性格は従来は明るく世話焼きなしっかり者であったが、同時に兄に似て気が強く感情的になりやすい面もあり、コミカライズでは主にそういった面が読者に強く印象付けられるような言動が多く描かれていた。
現在は戦う力を得たことに加えて、自身に逆らう者はたとえ身内だろうが容赦無く始末するような過激さも持ち合わせるようになり、内面の攻撃性がより強調される形となった。
妹を亡くした過去がある無花果には面影を重ねられ、気に入られている。
ヒプノシスアビリティはまだ開花していないが、強力なものになるであろうと東方天乙統女からは期待されている。
人物
過去
暴力的な父とそれを殺害したのち自殺した母を両親に持つ。両親亡き後からH歴元年までは左馬刻と二人で暮らしていた。
暴力に屈しない方法として己も同等以上の暴力を身に着けた左馬刻とは異なり、暴力に対して強い嫌悪感を示している。
具体的に言うと、自身の命を脅かしたテロリストに怒りを覚えた兄が、仇撃ちのように制裁を加えたことにドン引きするほど。
また、その際に左馬刻の行動を制した山田一郎に感心し、自分と同い年でありながら弟達を養う彼に憧れを抱くようになる。
兄からはやや過保護でありながらも愛情深く育てられ、兄妹仲も良好だが、前述した暴力への強い嫌悪感からか時に彼に対して厳しい顔をしたり、痛烈な批判を向けることもある。
前述したテロリストへの制裁について「理不尽な暴力はダメだよ」と咎めたり、乱数に挑発されたことでマイクを取り出そうとした左馬刻を制する際に、「少しは一郎くんを見習ってよ!」と一郎を引き合いに出して左馬刻の暴力性を激しく非難するなど。
その後飴村乱数のクローンに洗脳され「一郎くんに言の葉党は素晴らしいと教えてもらった」などと左馬刻に嘘を語ってTDDの解散に利用されたが、実際に一郎から教わったのは強さに対する姿勢のみであり、言の葉党へのシンパシーは合歓自身が元々持っていたのではないかと考えられる。
矛盾
上記のように、彼女の暴力嫌いは相当なものであり、激情に駆られる要因の多くはそれである。
けれど、皮肉なことに暴力を否定するために、彼女自身が吐き出す言葉の数々が暴力そのものになっている。
また、左馬刻の暴力性を咎めるが、彼女自身もあまり理性的とは言えない部分があり、仄仄に煽られた際に(仄仄が原因とはいえ)カッとなって素早くマイクを取り出したり、ラップの力で相手を捻じ伏せようとしたことを逆に左馬刻に叱責されて逆上したこともある。
中王区が清廉ではないことを認めつつも内部の不正を正していくと高らかに宣言したが、諸悪の根源とも言える乙統女や無花果とは楽しげにお茶会をしたり、特に無花果とはプライベートでもショッピングに行くほど仲が良く、現状では解決策を講じる様子は見受けられない。
洗脳中
洗脳中は暴力への嫌悪感を最大値に引き上げられたのか、左馬刻のことを強烈に罵倒した。
中王区曲『Femme Fatale』でもすぐに手が出る兄を貶していると思われるリリックがある。
左馬刻とお揃いで付けていたはずの、母のお守りのブレスレットも、現在はしていない。
回復後
真正ヒプノシスマイクによる洗脳は精神力が強い者ほど早く解けるため、簓や空却より大分遅れてではあるが途中で洗脳が解け、自分がされていたことを全て悟る。
しかし言の葉党の方向性自体は変わらず支持し、歪んだ部分は内部から正していくために、自分の意思で中王区に残ることを決めた。
左馬刻とも一旦の誤解解消を迎えたが、振り回されて怒りが頂点に達した左馬刻は中王区の破壊を決め、兄妹はいずれ再び戦うかもしれないことを互いに了承した。
楽曲
「Independence day」
作詞:あっこゴリラ 作曲:あっこゴリラ・Nobuaki Tanaka 編曲:Nobuaki Tanaka
中王区CD、『Verbal Justice』収録。
タイトルの意味は『独立記念日』、映画のタイトルにも使われている言葉である。
かつてのことを振り返りながらも先のために進んでいく彼女らしい楽曲となっている。
また、曲中で兄のソロ曲にあった歌詞の一部分を否定する歌詞がある。