少女元気で世界は平和!
概要
一迅社刊『コミック百合姫』2017年1月号より連載中の超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー。
重度のコミュ障な人見知りの女子大生「星野みやこ」が妹「星野ひなた」が連れてきた小学生「白咲花」に一目惚れしてしまい、仲良くなろうと奮闘する『おねロリ』及び『ロリ百合』を主題とした物語。
服飾デザインとお菓子作りが得意なみやこが星野家に遊びに来た花と「手作りのお菓子と引き換えにコスプレ撮影会を開く」方式で親交を深めていく。
極度のシスコンであるひなたやお菓子好きの花に加え、最近引っ越してきた隣人の女の子「姫坂乃愛」、ひなたのクラスの学級委員「種村小依」と「小之森夏音」の小学生5人組が星野家で遊びながらそれぞれ関係性を深めていく様子も描かれている。
今まで自分の殻に閉じこもっていたみやこが花との運命的な出会いをきっかけに少しずつ苦手を克服し成長していく姿を描いた小学生メインのコメディータッチな作品だが、よくよく見ると登場人物の恋愛関係や愛情表現は複雑でドロドロ(それに、全員頭のネジが一本外れている節もある)。
漫画は1ページにつき1本の横長4コマが掲載されるスタイルであり、その広さを活かして「他の誰かが何かやっている」など細かいネタもある。
かつて、コミック百合姫と同じ版元の4コマ漫画雑誌・まんが4コマぱれっとにて2018年10月号から2019年5月号まで出張連載していた。
なお、同作品が連載開始したコミック百合姫2017年1月号の発売日は、作者の誕生日と同じ11月18日である。
あらすじ
第1巻
オタク気質で極度の人見知り&コミュ障な女子大生「星野みやこ」は5月末のある日、妹「星野ひなた」の友人である「白咲花」と運命的な出会いを果たす。
しかし、みやこは「親しくなりたい」と思うほど魅力的な花に惹かれるあまり距離感を見誤り、幼い少女に興味のある変質者(へんたいふしんしゃさん)だと誤解されてしまう。
そんなみやこを案じたひなたは、花がお菓子に目がないことや「好みのお菓子があればある程度までなら大丈夫だろう」と諭す。
こうしてみやこは特技のお菓子作りを活かしてどうにか花とコミュニケーションが取れるようになっていく。
そんなある日、みやこは自室でコスプレを楽しんでいる姿を後にひなたと花のクラスの転校生として登場する隣家に引っ越してきた少女「姫坂乃愛」に見られてしまう。
みやこは裁縫が得意でコスプレ衣装作りが好きなのだが、人前で着る勇気はなかったため作った衣装は花やひなたに着てもらう程度で自らは自室で楽しむのみに留めていた。
みやこは乃愛にコスプレ趣味をみんなに秘密にしてもらおうとするも、乃愛にコスプレ趣味を暴露されてしまうが意外にも評判はよく四人は以前より賑やかに。
第2巻
「かわいい」ってなんだろう?
難しいことはよくわからないけど、この子たちは今日もかわいい。
夏休み、花と乃愛が星野家に遊びに来る時間が増えていた。
みやこは相変わらず保護者として3人の遊びに付き合うが、一方小学校ではひなたによってクラスメイトたちからみやこが「すごいやつ」として認識されているらしいことを知り慌てふためく。
そんなある日、四人が公園に遊びに行くと不審な女性に出会う。
彼女はみやこの高校時代の同級生「松本香子」だったが、当時自分の殻に閉じこもっていたみやこは香子と再会してもなかなか思い出せずにいた。
香子は高校時代にみやこの裁縫の技術に強い関心を抱いて以来、1年以上もみやこのストーカーを続けていた。
これを知ったみやこは香子のことを少し不気味に思いながらも、花と出会った頃の自分もまたこのように不審がられていたのだろうと思い考えを改める。
その直後、香子がずっとみやこの技術に追いつくため裁縫の腕を磨いていたことを知り、まずはお互い名前で呼び合う関係から始める。
そして9月・みやこの誕生日をすっかり忘れたまま、当日を迎えてしまったひなたは…。
第3巻
ひなたたちが授業でお菓子作りをしたのがきっかけで「種村小依」と「小之森夏音」が星野家に遊びに来た。
しかし、みやこは小依と夏音に実際とはかなり違うイメージを持たれていた(二人は普段ひなたが学校でみやこを過剰に褒めているため、みやこのことを「すごいやつ」だと勘違いしている)。 「このままではいけない」と考えた乃愛は先に星野家へ向かい、事情を説明してみやこを着飾らせてから小依と夏音に会わせる。
結局みやこは良心の呵責に耐え切れず、本当の自分は尊敬されるような人間ではないことを二人に打ち明ける。しかし、二人はみやこに優しく接しみやこは小依と夏音に対しては人見知りしなくなり少しずつ交流を持つようになっていく。
そんなある日、星野姉妹を探して奔走する花と乃愛はその途中迷い犬と出会い、飼い主も探すことになる。
犬が大の苦手な花は恐る恐る乃愛と共に飼い主宅にたどり着く。そこは香子の自宅であり、犬とはぐれて困っていたのは香子の妹(友奈)であると気づかないまま二人は犬の「みやこ」を帰す。
第4巻
ある秋の日、みやこは珍しく一人で外出することになった。
ネット書店ではどこも売り切れだった花にそっくりなある漫画を購入したいと思っていたが、いざ出かけようするとすぐに小学生トリオに見つかってしまい、結局四人で出かけることになる。
どうしても漫画を買うことを知られたくないみやこは、どうにかみんなに誤魔化して書店へ向かうが、そこで迷子の少女に出会う。
彼女はなぜかみやこの名前を知っているうえ、非常に懐いてくる。これを見た花と乃愛は少女が先日の犬の飼い主であること、さらに犬を「みやこ」と名づけたのはおそらく香子だろうと推測する。 そこに香子が現れ二人の推理は正解だと確信するが、胸の内に秘めておくことにした。
そんな中、小学校の文化祭でひなたたちのクラスは劇を演じることになる。 そこでみやこは裁縫の腕を活かしてひなたたちの衣装制作を手伝う。 さらに、「星野千鶴」たち保護者はお化け屋敷を作ることになり、花の母「白咲春香」や乃愛の母「姫坂エミリー」が打ち合わせにやってきたことで星野家は一気に盛り上がっていく。
第5巻
文化祭が終わり、手伝いに尽力したみやこは力尽きていた。
そんなみやこを元気づけようと小学生トリオは花にコスプレをさせたり、花にみやこを褒めさせたりしてみやこの気を引こうとする。
それでもみやこはノーリアクションだったが、花がお菓子をプレゼントしたことで状況は一変。
普段は食い意地が張っておりお菓子大好きな花が疲れている自分のためにお菓子をくれたことに感激したみやこは、それが自分にたくさんのお菓子を作らせるための策略とは知らず一気に元気を取り戻すのだった。
その直後、みやこのもとに香子から電話がかかってくる。 香子は妹の友奈がみやこと遊びたいらしいと告げるが、実際は香子がみやこに会いたいだけであった。
小学生トリオと松本姉妹とみやこの六人で交流を深め、香子は化粧に関心を持ち始めたひなたたちにメイクを施したり、みやこにもメイクをしたりするようになる。
そしてこの日、花たちに化粧した姿を褒められたことでみやこは以前よりも少しだけ自分の容姿に自信を持てるようになる。そして、これまでよりもファッションやメイクに対して前向きになったという。
第6巻
かわいさあまって、尊さ無限大。
12月、ひなたたちはクリスマスイルミネーションを見に行こうと計画を立てる。
ひなたは保護者としてみやこを誘うが、人混みが苦手なみやこは応じることなく結局子供だけで行くことになる。
一方その頃、みやこはクリスマスケーキを作っている途中香子と出会い、彼女からクリスマスプレゼントとサンタの衣装をプレゼントされ、千鶴の提案でサンタとトナカイの衣装でひなたたちを迎えクリスマスパーティを楽しむ。
新年、みやこは星野家・白咲家・姫坂家の3家族で初詣に行き、そこで春香とエミリーからお年玉をもらったり、小依と夏音に会ったりと楽しい時間を過ごす。
バレンタイン迫る2月12日、突然香子が遊びにやって来る。
みやこは香子のいつもにまして不審な行動に混乱するが、これはどうしてもみやこからバレンタインチョコレートをもらいたい気持ちからのものだった。
みやこはもともと香子用のチョコレートを用意していたのだが、もらえる自信のない香子は遠回しな行動でチョコレートの催促をしていたのである。しかし最終的に二人は仲よくチョコレートを交換する。
第7巻
二人なら、もっとサイキョーにカワイイ!!
ひなたたちは小依と夏音との合同誕生会を企画していた。
その日は夏音よりも一足先に11歳となった小依が姉的な立場となり、小依主導で遊びの計画を立てることが決まっていた。
花と乃愛はふだん何気に頼りない小依が夏音をエスコートできるのか心配に思うが、毎年誕生日をいっしょに過ごしている二人は今年も楽しく過ごすのだった。
3月、自分の誕生日が近づいてきた花はみやこに「当日はおいしいお菓子が食べたい」とねだるが、伝え方があいまいだったためみやこはこれを「高価なプレゼントが欲しい」と勘違いしてしまう。
そこでみやこは香子に相談して手作りのヘアアクセサリーを作るが、完成直後に見たテレビで手作りのプレゼントは喜ばれないという情報を聞いてしまいショックを受ける。
当日プレゼントに関する誤解は解け、みやこは花といっしょにケーキを作ってプレゼントするが、結局ヘアアクセサリーは渡せないままに終わってしまう。
しかしその直後、みやこと小学生トリオで水族館へ行くことになりみやこは香子の協力のもとおしゃれをして出かけることにする。
こうして四人は充実した時間を過ごすが、みやこは家に置いてきたはずの花へのヘアアクセサリーを持ってきたことに気づき…。
その後のエピソード
- 第8巻
ちょっと成長、もっとなかよし!(……だよね?)
新学期を迎えて進級した小学生5人組はみやこのダイエットを手伝ったり、ママたちも呼んでお家でお花見したりする。
- 第9巻:ひなたの誕生日や家族にまつわる物語。千鶴・春香・エミリーの子供の頃の夢も明かされる。
- 第10巻:「もう写真撮ったりするの辞めよう」と決意するみやこだったが……?松本とのデートや運動会や七夕も必見。
- 第11巻:夏休みを前に乃愛はひなたとのお出かけが楽しみで仕方ない様子。相変わらず何の予定もないみやこもなんだかんだ賑やかな毎日を送っていた…。
- 第12巻:花に選んでもらった水着でプールに行くことになったみやこ。慣れない場所に緊張していたけどだんだん楽しめるようになり……。『みゃー姉観察日記』にも注目せよ。
- 第13巻:みやこの誕生会や修学旅行などを収録。
- 第14巻:とある記念日を忘れていたみやこは、色々あって松本とデートに行くことに。そして、1年ぶりの文化祭が迫り……。
- 第15巻
超サイキョーにカワイイアタシだけに注目!!
みやこのために褒めて伸ばそうとする乃愛だったが……。
主要登場人物
三歩進んで二歩下がる関係
- 星野みやこ(ほしの みやこ)
CV | 上田麗奈 |
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学年 | 大学1年生→大学2年生 |
年齢 | 18歳(アニメ第1話時点)→19歳 |
誕生日 | 9月9日(おとめ座) |
身長 | 163cm(アニメ版では162.7cm) |
血液型 | A型 |
スリーサイズ | B89/W62/H87 |
性格 | 人見知り・テンションが上がると見境いがなくなる |
好き | お菓子とコスプレ作り、花ちゃん |
嫌い | 目立つこと、人付き合い |
友達のいない大学1年生。
妹のひなたが連れてきた白咲花に一目惚れしてしまうが、その自覚はない。
花に手作りのお菓子を食べさせてあげるかわりに、自作の衣装を着て写真を撮らせてもらう約束をしている。
本作の主人公。
重度の人見知りのため友達はおらず、人と目を合わせることが苦手で左目は髪で隠れている。
他人から褒められることに慣れておらず、恥ずかしさからいたたまれない気持ちになることもしばしば。
また、昼まで寝てたり「明日から頑張る」とずっと言っていたりするなどダメ人間ぶりも中々で、半ばニート扱いしてくるひなたたちに自分が女子大生であることをなかなか信じてもらえなかった(なお、単位取得のために講義に出たり課題をこなしたりということは普通にしているようで、ひなた達が大学にお忍びで偵察した時(アニメ第8話より)にはみやこが彼女たちと会った時に偶然通りかかった(直前に出ていた講義を担当していた?)教授から課題の出来を直々に褒められており、学業面も優秀らしい)。
ある日、花に一目惚れしてから手作りコスチュームを用いた撮影会を催すために花を手作りのお菓子で釣って様々な衣装を着用させて写真を撮るのが楽しみ(ただしスク水等の昔の自分を思い出させるものは苦手)。
尤も、花に対しては『10年後20年後も花ちゃんを着せ替えて楽しんでいる』と宣言しているが…。
服装にも無頓着で自宅では芋ジャージ姿でいることが多い(衣服は自前の裁縫スキルである程度自足できること、コミュ障故にぐいぐい来る店員が多い女性向けのアパレルショップが大の苦手なことも影響している)。
花から誕生日プレゼントでヘアピンを貰ってから、極稀に前髪を上げたヘアスタイルにしている。
また、およそ二年間私服を買っていない(自作もしていない)、(第40話までの時点で)一度も化粧をしたことがない、などオシャレにこだわりのない描写が見られ乃愛から「本当に人間(女の子)なの?」と疑惑視されている。
とはいえ、容姿は美人といっていいほど整っておりスタイルも巨乳かつ全体的に良い体型(外出時やコスプレでちゃんとした服を着ているときに確認可能。特に第94話の水着回が顕著)。
ところが、本人は自分のルックスに自信を持っておらずコスプレも自分には似合わないと思っているため、コスプレは他人に見られると恥ずかしいため家で一人の時や夜中に自ら楽しんでいるが、密かにしているつもりが時折ひなたや母親に見られている。
花でさえも認める程お菓子作りが得意なコスプレ趣味を持つオタクであり、星野家のアルバムによると中学の頃から既にその傾向があった(当時は所謂「邪気眼系の中二病」を発症しており、本名とは違う真名を考え左目に宿った闇の力を封印するために眼帯とロングマフラーを常に装着していた。その後みやこにとって「黒歴史」扱いにされた※第6巻の巻末マンガより)。
手先が器用で料理や衣装製作が得意。また、裁縫や髪を結ぶことも得意(裁縫の際は眼鏡をかけている)。
その腕を見込まれ(ひなたの安請け合いもあって)、ひなたのクラスが文化祭で行う劇の衣装作りに協力した。
ひなたの友人に作ったお菓子や料理を振る舞ったりするなど面倒見が良く、花から「普段は人混みではマスク&サングラスをしないと堂々と歩けない、店の店員と喋れないなど、かなり重度の人見知りだが、好きなことになるとまっすぐに努力する」という点をお菓子の次に評価されている。
被服部に所属していた高校時代でロングヘアだったのは、上記のコミュ障故美容院に行けなかったことによる(その後、必要に迫られ自分でヘアカット技術を身につけた)。
松本香子には当初不審な行為に警戒心を抱いていたが、彼女が友好的(行動に問題あり)であることや、ストーカー行為以外に実害がないこと(加えてみやこ自身の諦念感情)などから、交友を許容している様子。
ひなたが学校で姉自慢をしたことにさらに尾ひれがついたため、ひなたのクラスメートたちからは尊敬の対象となっている。そうして、いつか本性を知られて周囲から幻滅・嘲笑されることを想像して小依&夏音との初対面時に品があるかのように取り繕おうとするも、ついに耐え切れなくなり二人に真実を打ち明けるが、夏音の心遣いにより打ち解けた。
ひなたの文化祭でその子たちと対面し、相手をするうちに挫けそうになるも、花の励ましによってなんとか最後までボロを出さずに済んだ模様(見た目が地味な点を好意的に解釈されていたらしい)。
話が進む度に当初は病的だった人見知りも、ひなたの友達やその母親with松本との交友を経て徐々に癒えつつある。
- 白咲花(しろさき はな)
CV | 指出毬亜 |
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学年 | 小学5年生(5年3組)→小学6年生(6年2組) |
年齢 | 10歳(アニメ第1話時点)→11歳 |
誕生日 | 3月7日(うお座) |
身長 | 142cm(アニメ版では142.3cm) |
血液型 | A型 |
性格 | 年の割にクールで大人、真面目 |
好き | お菓子、特に甘いもの |
嫌い | ハッキリしないもの、よくわからないもの(オバケなど)、犬 |
お菓子がもの凄く好きな女の子。お菓子のためなら大抵の事は我慢する。
ひなたの自宅へ遊びに行ったら、姉・みやこ手作りのお菓子と引き換えにコスプレ撮影会に参加する羽目になる。
お菓子の中でもみやこの作るお菓子が一番好きなので、みやことはずっと一緒にいたいと思っている。
本作のヒロイン。みやこを「お姉さん」と呼び、敬語で話す。
クラスメイトであるひなたの家に遊びに行ったとき、みやこと出会った。初対面の印象は危険な人だという印象をもっていた。
クールで落ち着いた常識的な感性を持つツッコミ役だが、お菓子に目が無いちょろい一面も。
また、みやこの不審な行動に警戒心を抱いているが、彼女の作るお菓子をもらうためにコスプレ撮影会を嫌々ながらも承諾している(とはいえ、お菓子をもらうために何でもするというわけでもなく、みやこが興奮して暴走気味になったり、身の危険を感じたりするとビンタや威圧してやめさせることも…)。
意地っ張りで素直じゃない所があり、犬やホラー映画、寒さに苦手意識を持っているが、それを隠したがる意地っ張りで話が進むにつれてポンコツ化が進行している。
私服は『ひげろー』をメインに全体的にダサく(センスの無さは遺伝らしい)、手先が不器用で料理や裁縫全般が苦手(自覚がなく、そのことを指摘されると落ち込むなど大人っぽい性格の中に年相応な所も多い)。
みやこのお菓子作りをひなた達と手伝おうとした時には、みやこから戦力外通告された(ねるねるねるねすら作れない)。
手先に限らず人と接するのも不器用でみやこを励まそうとするも壊滅的な語彙で上手くいかなかったりする。
また、可愛いものやおしゃれには興味がなく『カワイイ』の価値基準が人とズレている節もある。
コスプレに関しては「恥ずかしいこと」と思っており、コスプレ時には目を背けたり死んだ目になったりするのだが時間が経つにつれて自ら何かを着るのと引き換えに食べ物を要求するような強かさも身に着けていく。
みやこから度々「天使」と称されることから、文化祭で劇の主役(天使の役)を射止めた。→『天使のまなざし』
わたてん第1巻の帯でのんのんびよりの一条蛍曰く「花ちゃんはコスプレ衣装もいいけど、いつもの変なTシャツも可愛いと思います」。
- 星野ひなた(ほしの ひなた)
CV | 長江里加 |
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学年 | 小学5年生(5年3組)→小学6年生(6年2組) |
年齢 | 11歳(アニメ第1話時点)→12歳 |
誕生日 | 5月10日(おうし座) |
身長 | 141cm(アニメ版では140.7cm) |
血液型 | O型 |
性格 | 元気・天真爛漫、ちょっとバカ |
好き | みゃー姉 |
嫌い | 特になし |
お姉ちゃん大好きな元気っ子。
とにかくみゃー姉が大好きで、全てにおいて姉の事ばかり優先される。
花や乃愛と仲良くなってみやこが楽しそうなのは嬉しいけど、自分が構ってもらえる時間が減って少し淋しい思いを抱えている。
いつもはみやこが最優先だけど、花と乃愛の事も大好き。
みやこの妹でみやこを「みゃー姉」と呼び慕うかなりのシスコン。
一緒にお風呂に入ったり一緒に寝たり、とにかくみやこと一緒にいることを何よりの楽しみとしている。
明るく活発でいつもハイテンションな元気っ子。何事にも全力で取り組む体力もあり、身体能力が高い(風邪を引いた時はみやこに指摘されるまで全く自覚がなかった)。
少々強引だが、誰とでも仲良くできるなどコミュニケーション能力が高い。
思ったことは誰が相手でもズバッという裏表のない性格で、無自覚でみやこを傷つけてしまうことも…。
普段の活発な行動のせいか寝相が非常に悪い(みやこと一緒に寝たがるが、蹴りを入れたり殴ったりヘッドロックしたり(!?)する)ので、毎日は一緒に寝れないと拒否される(3日に1回くらい一緒に寝ることで我慢している。なお、花と乃愛も被害を受けているが寝相が悪いことは無自覚な様子)。
学校ではみやこのことをよく自慢している(これにより、クラスにみやこの評判と共に「みゃー姉」という呼称が浸透した)。
身近な所でみやこが何らかの行動をすると、見えていなくても察知できるなど超感度の持ち主。
みやこには友達がいないので以前は自分がコスプレしてみやこを喜ばせていたが、単にみやこの作った服を着ることが好きなだけでコスプレ衣装はあまり好きではない。
みやこが他の友達から好かれることは嬉しいが、花や乃愛ばかり相手にして自分が構ってもらえないときは嫉妬する(本人はコスプレに興味はないが、みやこが他の人にばかり衣装を作るため拗ねてしまったこともある)。
また、みやこが自分以外の小さい子と接していると「妹の座が取られるのではないか」と焦る場面も。
姉への愛はもはや魂に刻まれているレベルであり、母・千鶴曰く「病院で初めて会った時にはもう懐いていた」らしく、わたてんエピソード0でその場面と思しきぐずっていた生後間もないひなたがみやこに抱かれるなり泣き止んで笑顔になるシーンが描かれた。
そして、みやこの誕生日を忘れた時はショックを受け「みゃー姉強化期間」としていつも以上にベッタリとしていた(トイレにまでついて行こうとした)。
ある日、みやこから誕生日プレゼントにあげた「なんでもやる券」で5日間距離を置くよう命じられた時は喪失感に陥り(乃愛曰く「へにょへにょ」)、乃愛が残りの2日間みやこのコスプレをして面倒をみてもらった。
その際はトイレにまで来てもらい、いつも以上にベッタリして乃愛も快感を得ていた模様。
なお、七夕の願い事は「妹はわたしだけでいい」という少し重さを感じさせるもの。
総括してひなたはみやこにとっては花をはじめとした『他人との繋がりを作る人物』であり、この物語を始めさせたキャラともいえる。
- 姫坂乃愛(ひめさか のあ)
CV | 鬼頭明里 |
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学年 | 小学5年生(5年3組)→小学6年生(6年2組) |
年齢 | 10歳(アニメ第1話時点)→11歳 |
誕生日 | 11月24日(いて座) |
身長 | 143cm(アニメ版では142.7cm) |
血液型 | AB型 |
性格 | 明るい・計算高い |
好き | かわいいもの全部、自分 |
嫌い | かわいくないもの |
カワイければオールオッケーなハーフの女の子。
両親や周りから甘やかされて育ったため、自分が世界一カワイイと思っている。
打たれ弱くすぐに落ち込むが、立ち直りも早い。
星野家の隣に越してきた花やひなたと同学年の転校生。みやこを「ミャーさん」と呼ぶ。
イギリス人の母を持つ「ハーフの女の子」(アニメ版キャラクター紹介より)だが、原作ではそのことを明言されていない。
性格は明るく人当たりが良い反面、時折みやこに対してコスプレを催促するなど狡猾な面も。
当初はボケだったが、花のポンコツ化に比例して鋭いツッコミを放つようになった(自身の可愛さ以外は常識的なことを持ち合わせており、たびたびツッコミを入れることがある)。
引っ越し早々隣家のみやこがコスプレ衣装を着て密かに楽しんでいる姿を目撃しており、みやこの弱みを握る。その後「衣装を着せてもらいたい」という名目でみやこのコスプレ撮影会に参加した。
しかし、みやこの関心が花ばかりに偏り写真を撮るときのテンションが自分の時よりも高いのを見て自信を無くし落ち込むが、ひなたから慰めてもらいすぐに立ち直る。
両親から甘やかされて育ったせいか、自分を「世界一カワイイ」と思っており誰かから褒められたがる一面がある(しかし、社交辞令的にカワイイと言われることは嫌う)。
かわいい服ならコスプレ衣装も好きで、ファッションには人一倍こだわりを持っており自分だけでなくファッションに無頓着なみやこや花を強引に巻き込むこともある。
みやこの興味は花一筋なので自分が一番という扱いをしてもらえず落ち込む面倒くさい女の子だが、ちょっとおだてるとその気になるちょろい一面も持つ。
みやこと花がぞんざいな扱いをする一方でひなたに優しくされて以来ひなたに惚れ込んでおり(普段は友達として振舞っているが時々その恋心が顔を覗かせる)、彼女の何気ない言葉やお姫様抱っこされた時は顔を赤らめたり言動がおかしくなって取り乱すことがある(また、ひなたから褒められたりベタベタされたい願望がある)。
最近はその気持ちもエスカレートしており、ひなたがみやこ以外と仲良くしていると嫉妬したり、ひなたがコスプレしているとかつてのみやこのように息を荒くしながら写真を撮ったりしている。
お泊まりにひなたと一緒に寝た時は抱きしめられたと思い赤面してドキドキしていたが、ヘッドロックをかけられ気絶した。
また、ひなたのみやこ愛にかこつけてみやこのコスプレをしてひなたの面倒をみていた(小依曰く「学校でもしていた」)時は自分から離れられないと自信に満ちていたが、時間が経ったらあっさりみやこにベッタリしていったので非常に落ち込んでいた。
しかし、ひなたから「みやこの代わりができたのは、みやこと同じくらい好きだから」と言われた時は照れて喜んだ。
ウサ耳カバーが特徴的なスマホを所持している(いつの間にか香子の連絡先を把握しており、みやこのファッション絡みの用事がある時は彼女を呼び出している)。
前頭部からハネているアホ毛を「チャームポイント」と豪語しており、みやこにカットされそうになった時は「このヒトデナシ!!」と激昂した。
なお、作者の初期案では『アリス』というキャラクターだった。
- 種村小依(たねむら こより)
CV | 大和田仁美 |
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学年 | 小学5年生(5年3組の学級委員)→小学6年生(6年2組の学級委員) |
年齢 | 10歳(アニメ第1話時点)→11歳 |
誕生日 | 2月20日(うお座) |
身長 | 139cm(アニメ版では138.6cm) |
血液型 | B型 |
性格 | ドジっ子だけど、頑張り屋 |
好き | 人に頼られること |
嫌い | ドジ、段差(よく転ぶから) |
人から頼られるようなかっこいい大人になりたい女の子。
夏音とは物心ついた頃から一緒の親友。
人から頼られるような人になろうと頑張るが、ドジなため全然うまくいかない。
ひなたたちのクラスの学級委員。みやこを「お姉さん」と呼ぶ。
夏音とは物心ついた頃から親友の仲で「かの」と呼んでいる。
自信過剰気味で誰かに頼ってもらいたい願望があるが、ドジで子供っぽい性格のため中々相手にしてもらえない。
調理実習やお菓子作り、衣装作りではことごとくミスしているが、ドジなだけで決して不器用ではないらしい(少なくとも裁縫はできる)。
以前頻繁に保健室へ行ってたため、夏音共々園崎先生とは顔馴染みになっている。
根拠のない自信で現れては失敗する為、上記のツッコミ役の乃愛をツッコミに回らせる稀有な存在でもある。
夏音とは必ずペアで登場し、アニメでは夏音との友情がさらにクローズアップされている。
みやこのコスプレ衣装と写真撮影にはノリノリで応じるタイプ。
周囲の人間を引っ張る強引さと積極さがあり、彼女が何かをやると言い出すことで話が始まるパターンが多い。
- 小之森夏音(このもり かのん)
CV | 大空直美 |
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学年 | 小学5年生(5年3組の学級委員)→小学6年生(6年2組の学級委員) |
年齢 | 10歳(アニメ第1話時点)→11歳 |
誕生日 | 2月28日(うお座) |
身長 | 141cm |
血液型 | O型 |
性格 | 温和でおおらか |
好き | こより、綺麗なもの、お掃除 |
嫌い | ピーマンなど苦い食べ物 |
みんなに優しく常に笑顔を絶やさない女の子。
小依とは物心ついた頃から一緒の親友。
小依の一番の理解者で、本当は頼りになる事も知っている。
小依と同じくクラスの学級委員。みやこを「おねぇさん」と呼ぶ。
小依とは物心ついた頃からの幼なじみで「よりちゃん」と呼んでいる。
おっとりとした心優しい女の子。
年不相応に極めて慈悲深く器が大きい。
その実小依とは対照的にしっかりしており、クラスのみんなから頼られている。
また、手先が器用でお菓子作りも得意(「もっと上手になりたい」とみやこにお願いして時々教えてもらっている)。
可愛い服には興味があるが、写真を撮られることは恥ずかしがるのでみやこからコスプレを強要されない(それ故かアニメでは5人の中で唯一コスプレをしていない)。
時折場を盛り上げようとジョークを飛ばすことがあるが、大体スベっている。
小依を甘やかしがちで縄跳びで手を縛られて解けなくなっても笑顔でそのまま授業に臨むなど意外に肝が座っている。
その他の登場人物
松本家
- 松本香子(まつもと こうこ)
CV | Lynn |
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学年 | 大学1年生→大学2年生 |
年齢 | 18歳(アニメ第1話時点)→19歳 |
誕生日 | 10月16日(てんびん座) |
身長 | 165㎝(アニメでは164.8cm) |
血液型 | A型 |
スリーサイズ | B77/W56/H80 |
性格 | 盲目的・思い込みが強い |
好き | みやこ、散歩 |
嫌い | 雨 |
高校時代のみやこの同級生、そしてストーカー。
高校時代ぼっちだったみやこがかっこよく見えて、その姿に憧れを抱いた結果晴れてストーカーに。
高校卒業後もなおみやこのストーカーを続けている。
休日はみやこ宅周辺やみやこが行くコンビニなどのコースをよく散歩している。
「みやこ自身よりみやこのことに詳しい自信がある」と語るみやこの"心の友"を自称する無自覚ストーカー。
良くも悪くもみやこの最大の理解者といえる…となると花への気持ちや行動にも気づいていることになるが、それでもみやこにストーカーを続けるほどまっすぐで一途でありある意味狂気に満ちている。
みやこを当初は「星野さん」と呼んでいたが、現在は「みやこさん」。
みやこの同級生で2年生の秋、服作りに興味を持ち被服部を見学した際一人もくもくと活動するみやこに憧れを抱き、以来みやこを目標かつライバルとして人知れず執着するようになった(みやこを尾行したり「犬の散歩」と銘打って星野家周辺をうろついている)。
それだけならまだしも、みやこが作ろうとしている衣装やみやこが買おうとしている書籍等どう考えても周囲を嗅ぎ回るだけでは知りえない情報を知っていたりする。
みやこを初見で「クールでカッコよくて素敵」と感じ、その後彼女の実態を知るもその憧憬の念は変わらなかった(むしろ、「新しい一面を知ることができた」と前向きに捉えていた)。
みやこがひなたたちの遊びに付き合って外出した時初めてみやこたちの前に現れたが、それまで直接的なコミュニケーションが一切無かった(みやこの過去の記憶の片隅にあった程度)。
高校時代のみやこを真似してロングヘアにしている。毎日観察活動を行ったり、星野家の周囲を歩き回ることを日課にしていたりとストーカーまがいの行為を繰り返している。
みやこのあらゆる私的な秘密(体のサイズや携帯の番号、星野家内での出来事など)をいつの間にか知っている(しかも写真や動画に撮っていた)。
花と乃愛曰く、みやことは類友らしい。
みやこに憧れて2年間磨いた服作りの腕はみやこに匹敵するものであり、その努力は本物。
みやこの母・千鶴に取り入って星野家に出入りするようになり、突然みやこの部屋を訪れては彼女を驚かせる。
母に友達として振舞って『いつでも家においで』と言質をとるなどコミュ力がある分タチが悪いが、要領の悪いみやこにとってたまに助けとなることもある。
そのこともあり、みやこも(ストーカー行為自体は警戒しているが)名前で呼び合うのを許可するなど、友達として接している。
関係が深まるにつれてみやこの行動に良い影響を与えることも増えてきている。
ひなたから「松本」と呼び捨てにされている(乃愛から一時期「サギのオネーさん」と呼ばれていた)。当初ひなたから敵意をむき出しにされ、初めて家を訪れた時はメイド服の衣装とセットで持っていたバットで殴られそうになった。現在はみやこを褒めあって意気投合し仲良くなった(ひなた同様彼女もみやこの行動を察知できる模様)。
なお、アニメでの初登場は6話ではなく、全てのエピソードに登場するレギュラーキャラである(黒髪ロングの女性がさりげなく映っているが……!?)。
- 松本友奈(まつもと ゆうな)
松本の妹で松本を「おねぇ」と呼んでいる。
少し照れ屋だけど人懐っこくて素直ないい子。
一つの事しか考えられないので、よく迷子になったり物をなくしやすい。
家族や友達からの愛称は「ゆう」。姉の事は好きだが、ちょっと変だと思っている。
香子の妹で愛称は「ゆう」。
花たちより年下で、愛犬の「みやこ」を可愛がっている。
原作では、昼の散歩中にリードを離してしまい、迷子になった犬のみやこを花と乃愛が見つけ家まで届けた(その時は香子の妹と愛犬とは気付かなかった)。
その後、本屋で友奈と再会した時に花達は香子の妹と愛犬だと知った。
アニメでは、ショッピングモールで迷子になっていた所を偶然通りかかった星野姉妹が見つけ、保護される。
みやこのことを「みゃーこ」と呼んでおり(飼い犬のみやこも同様)、普段から香子が盗撮した写真などでみやこを見ていたため初対面からみやこの顔と名前を知っていた。
香子のことは「おねえはちょっとへん、だけどゆうにはやさしいからすき」と評している。
(イラスト左側)
CV | 大空直美 |
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松本家の愛犬。
散歩中友奈とはぐれてしまった所を偶然発見した花と乃愛に保護される。
友奈が指をさして「バーン!」と言うと、死んだふりをするなど芸達者。
メインキャラの母親
- 星野千鶴(ほしの ちずる)
CV | 小清水亜美 |
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職業 | 主婦・デザイナー |
年齢 | 39歳(アニメ第1話時点)→40歳 |
誕生日 | 1月18日(やぎ座) |
身長 | 166cm |
スリーサイズ | B83/W58/H85 |
性格 | 気が強い |
好き | 家族 |
嫌い | 料理 |
みやことひなたの母で、怒ると怖いが普段はいい母親。
常に電子タバコをくわえているが、容姿は非常に若々しく娘ではひなたの方が似ている。
姉御肌でみやこの目に余る行動に対して強く叱責する(特に花が初めて星野家に泊まりに来たときにみやこがひなたたちに夕食前にお菓子を振舞ったことに対して布団巻きで縛って吊るし、3時間も放置した)。以後そこまでの過酷な制裁はないが、みやこから陰で「鬼」と恐れられている。
星野姉妹の仲が良いのを喜ばしく思う反面、母親として寂しく思っている様子。
子供の頃の夢は「お嫁さん」。
- 白咲春香(しろさき はるか)
(イラストの右側の人物)
花の母。
クールな娘とは違い、おっとりした性格で人当たりが良い&愛想が良く常に笑顔を絶やさない朗らかな人物。 娘が学校の友達やみやことの交流ができたことに安心感を覚える。
子供の頃の夢は「小学校の先生」。
- 姫坂エミリー(ひめさか えみりー)
CV | 豊崎愛生 |
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職業 | 主婦 |
年齢 | 29歳(アニメ第1話時点)→30歳 |
身長 | 168cm |
スリーサイズ | 胸は香子より少し大きめ |
性格 | 明るくてお茶目 |
乃愛の母で独特の外国人訛りが特徴的なイギリス人のハイテンションママ。
みやこを「ミヤさん」、千鶴を「チヅル」と呼ぶ。
見た目も性格も娘そっくりで娘に対する親バカな溺愛発言が絶えず、みやこは乃愛の性格形成の一端がそこにあると悟った。
ママ友を相手に「一緒にプリクラ撮りましょう」とか言っちゃうノリの人。
子供の頃の夢は「メイド」。
先生&その他
- 山中先生(やまなかせんせい)
CV:衣川里佳
ひなたたちのクラス(5年3組→6年2組)の担任。生徒たち(あるいはその周辺の人々)の奇行を目撃して教師としてどう対処すべきか頭を悩ませている。
ひなたたちが通う学校の女性養護教員。
原作第96話に登場(アニメ未登場)。
CV:ゆかな
みやこが好きな魔法少女アニメ『リリキュア』(恐らくこの作品が元ネタだと思われる)の主人公。
花の服装にあるデザインなどでたびたび登場する謎のゆるキャラ。
巷では酷評を受けているが、作中でも「そこまで人気があるわけではないが熱狂的なファンがいる」らしい。
単行本
巻数 | 発売日 | 備考 |
---|---|---|
1巻 | 2017年5月18日 | |
2巻 | 2017年11月16日 | |
3巻 | 2018年6月15日 | あとがきにみやこ、花、ひなた、乃愛、小依、夏音、香子のキャラプロフィール公開 |
4巻 | 2018年11月15日 | 荒井チェリー作『未確認で進行形』とのコラボピンナップ付き |
5巻 | 2019年1月11日 | 特装版有り※1 |
6巻 | 2019年6月18日 | |
7巻 | 2020年1月31日 | 特装版有り※2 |
8巻 | 2020年9月18日 | 特装版有り※3 |
9巻 | 2021年2月18日 | 特装版有り※4 |
10巻 | 2021年10月18日 | 特装版有り※5 |
11巻 | 2022年6月17日 | 特装版有り※4 |
12巻 | 2022年10月14日 | 特装版有り※6 あとがきにみやこ、花、ひなた、乃愛、小依、夏音の原作の初期設定公開 |
13巻 | 2023年7月18日 | 特装版有り※4 |
14巻 | 2024年2月17日 | 特装版有り※4 |
15巻 | 2024年9月28日 | 特装版有り※4 |
※1…なもり氏、ふじた氏、伊藤ハチ氏など豪華執筆陣15人によるアニメ化記念特別小冊子『私にエンジェルたちが舞い降りた!』。
※2…アニメキャストがCVを担当したドラマCD。
※3…「わたてん☆5」新曲CD『無限大ハピネス COMICver.』。
※4…描き下ろし小冊子。
※5…10巻記念・描き下ろしアクリルジオラマ。
※6…録りおろしドラマCD。
描き下ろし小冊子
巻数 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
9巻 | わたてん童話集 | 相崎うたう氏、伊藤いづも氏など豪華執筆陣8人によるゲストイラストも収録 |
11巻 | わたてん童話集② | うちのまいこ氏、黒田bb氏など豪華執筆陣8人によるゲストイラストも収録 |
13巻 | みやこヒストリー | 今明かされるみやこの過去… |
14巻 | もしもみやこが妹だったら | みやこが花の妹になる!? |
15巻 | 魔法少女☆星野みやこ | みやこ、魔法少女に変身!? |
アニメ
2018年6月15日にテレビアニメ化がアナウンスされた。
そして同年10月17日には放送時期が2019年冬期と発表。
その後TOKYOMX、サンテレビ、KBS京都、AT-X、BS11、テレビ愛知他にて放送された。
全体的に作画が良く、4コマ同士の繋ぎで入るキャラ顔のワイプにも注目。
最終話ではアニオリの劇中劇(天使のまなざし)が披露された。
この『天使のまなざし』は原作ではたった1ページのみの扉絵だったが、アニメでは最終話Aパートまるごと使って放送した。
途中からみやこの脳内映像に切り替わったが、驚異的なクオリティの高さに大好評を博した。
このパートの為に作画監督を何と13人使い、劇中歌を8曲作った。
更に放送終了後、AパートのみをYoutubeのflyingdog公式チャンネルで1週間限定配信を実施(なお、劇中歌8曲はJOYSOUNDにて配信された)。
2020年11月24日に「アニメ新プロジェクト始動」が発表。
2021年10月16日に「アニメ新プロジェクト」として映画『私に天使が舞い降りた! プレシャス・フレンズ』の制作決定が発表(2022年6月11日に公開日が発表され、同年10月14日にロードショー)。
その後、同年7月1日にアニメがBS11にて再放送された。
スタッフ
原作 - 椋木ななつ(コミック百合姫/一迅社刊)
監督 - 平牧大輔
シリーズ構成 - 山田由香
キャラクターデザイン - 中川洋未
プロップデザイン - 中野裕紀
美術監督 - 安田ゆかり(オリーブ)
色彩設計 - 石黒けい、呉政宏
撮影監督 - 工藤康史
編集 - 坪根健太郎(REAL-T)
音響監督 - 高寺たけし
音響効果 - 川田清貴
アニメーション制作 - 動画工房
制作 - わたてん制作委員会
主題歌
アニメ
- OP『気ままな天使たち』
1話と12話ではEDで使用された。
- ED『ハッピー・ハッピー・フレンズ』
1話と12話では使用されていない。
歌 - わたてん☆5
劇場版
- 主題歌『プレシャス・フレンズ!』
- ED『ずっと…ずっと…』
歌 - わたてん☆5
放送リスト
放送話数 | タイトル | 脚本 | エンドカード |
---|---|---|---|
第1話 | もにょっとした気持ち | 山田由香 | なもり |
第2話 | サイキョーにカワイイ | 山田由香 | namo |
第3話 | 刷り込み | 山田由香 | 水あさと |
第4話 | ちょっとお話よろしいですか? | 志茂文彦 | 荒井チェリー |
第5話 | いいから私にまかせなさい! | 志茂文彦 | うかみ |
第6話 | みゃー姉に友だちはいないぞ | 山田由香 | harapeco |
第7話 | みゃー姉が何いってるかわかんない | 志茂文彦 | 得能正太郎 |
第8話 | 知らないほうが幸せなことってあるよ | 山田由香 | 三月 |
第9話 | 私が寝るまでいてくださいね | 山田由香 | ハトポポコ |
第10話 | また余計なこと言っちゃった | 志茂文彦 | 武梨えり |
第11話 | つまりお姉さんのせいです | 山田由香 | あっと |
第12話(最終回) | 天使のまなざし | 山田由香、平牧大輔 | 椋木ななつ |
OVA※ | 私がお姉ちゃんだよ | 山田由香 |
※2019年5月24日に発売された「Blu-ray&DVD Vol.3」に収録。
OVA各話リスト
話数 | タイトル | 主なストーリー |
---|---|---|
EPISODE 01 | 期待を裏切らないね | キャンプ |
EPISODE 02 | 常に寄り添い | 高1みやこ&香子の出会い |
EPISODE 03 | これに着替えましょう! | ハロウィン |
EPISODE 04 | 私がお姉ちゃんだよ | わたてんエピソード0 |
関連イラスト
本家
ファンアート
関連タグ
ヲタクに恋は難しい…アニメ11話で単行本1巻を模したポスターと単行本2巻が登場。
パロディタグ
わたてんパロを参照。
カップリングタグ
私に百合が舞い降りた!を参照。