主要キャラクター
ただひかる。主人公兼狂言回し。「発光」の能力を持つ普通の高校生。
ややダウナーな性格で厄介ごとを嫌い、少し離れたところから友人たちの言動にツッコミを入れている。「ちょっと光るだけ」という地味な能力にコンプレックスがある。
- 黒井正義(マサ)
光の親友。「超重力天体(ブラックホール)」の能力を持つ。
とんでもなく強力で危険な能力とは裏腹に、明るく無邪気な性格の持ち主。誰にでも気楽に話しかけられる生粋の陽キャ気質。
光のクラスメイトのギャル2人組。それぞれ「未来視(ヴィジョン)」と「平行世界移動(バタフライエフェクター)」の能力を持つ。
いつも2人で他愛もない話に花を咲かせているが、揃って凶悪な能力の持ち主なので「しれっとすげぇこと」をやってしまう。暗号のような言葉を使う(了解道中膝栗毛、説あるコアトルなど)
- 闇川りこ(りこてゃ)
光のクラスメイトの地雷系女子。「地雷」の能力を持ち、他人に触れられると爆発してしまう。
一見メンヘラのようだが、心身ともに健康そのものな上に周囲を思いやれる優しさの持ち主で、SNSの裏アカではいつも前向きなことばかりつぶやいている。
パラ高
ギャル
未来とへー子の友人のギャル達。
「幻術使い」の能力を持つギャル。
幻術はもっぱら校則違反やサボりをごまかすために用いられる。
一方で家族思いな一面を持つが、「パパ活」を親孝行のことだと勘違いしている。
「重力操作」の能力を持つギャル。
どちらかといえば軽くする方が得意で、身体測定の際には体重をサバ読むために能力を悪用している。
- 愚地花丸(おろち はなまる)
「蛇使い」の能力を持つギャル。
能力で口から蛇を出して操ることができるが、代償として喉が荒れるためどこぞの忍者のようなしゃがれ声になってしまう。
- 関サバ子
「サバ」の能力を持つギャル。首から上がそのまんまサバになっている。
サバサバした性格の持ち主。サバだけあって水泳部のエースだが陸上部にも勧誘されるほど足が早く、さらにテスト前には缶詰になって勉強し100点を取るなど文武両道な才能の持ち主。
さらに光るファッションセンスを備えたピチピチギャルでもある。
弱点は魚市場に行くとさばかれること。
りこてゃの友人
- 鴇田涼子(ときた りょうこ)
「タイムトラベル」の能力を持つ女子生徒。
徳川家康にガチ恋しているが、歴史には全く詳しくなくコンテンツを追う感覚で授業を受けている。
- 華月祈侑 (けつき きゆ)
「吸血鬼」の能力を持つ女子生徒。陸上部員。
常にテンションが高くハキハキした性格で、「ハイになる〜ッ!」が口癖。
吸血鬼なのに日光・ニンニク・十字架など弱点になるものばかり好んでおり、よく灰になる。
- 毒島菫(ぶすじま すみれ)
「毒」の能力を持つ女子生徒。
定期的に毒抜きをしなければならない上、そのために「毒を吐く」必要があるという難儀な体質のため、りこてゃに聞き役になってもらっている。
母親も体液に毒が含まれている文字通りの「毒親」。しかし子煩悩でいい母親でもある。
その他同級生
男子
「隠密」の能力を持つ男子生徒。
完全に気配を消し、姿も見せず映像記録媒体にも映らないで行動ができる。
が、声が大きい上に本人にも身を隠す気がまったくないので、能力があまり役に立っていない。
「速度強化」の能力を持つ男子生徒。テニス部員。
電車と並走できるほどの速度で走れるが、能力を過信しているせいで頻繁に遅刻をする。
3年生への進級時に光達とは別のクラスに移った。
- 布目魁人(ゆめ かいと)
「ナイトメア」の能力を持つ男子生徒。他人の夢を操ったり夢に入り込んだりすることができる。
電話を切る際に「夢で逢おうね」と言う、その後本当に夢に白馬の王子様スタイルで現れる、彼女の行っている美容院やネイルサロンについて異様なほど事細かに覚えているなど、能力以前に言動が気持ち悪いために彼女を引かせてしまっている。
「頭髪操作(マイ・ヘア・レディ)」の能力を持つ男子生徒。野球部員。
能力は2tトラックを10台動かせるほどのパワーと弾丸を止められるほどの精密動作性を兼ね備えており、中学野球時代は髪の毛でバッティングや守備を行うことでチームを全国優勝に導いた。
が、高校に入ってからは何故か「野球部坊主は常識」と言い出して丸坊主にしてしまったため、能力が使えなくなっている。
- 浮木高志(うき たかし)
「浮遊」の能力を持つ男子生徒。
物理的な意味で「クラスで浮いている」が、ひょうきんで付き合いもいいため友達は多く、クラスで浮いているわけではない。
普段はか細い声で話すため気弱そうに見えるが、実は教室の上の方は空気が薄いと思い込んでいるために声を抑えているだけで、大声を出せないわけではない。
- 斗賀鋭利(とが えいり)
「ニードル」の能力を持つ男子生徒。
能力で天井に突き刺さるほど髪の毛が尖っている。
やや口が悪く、本人も尖りたがっている節があるが、意外と丸い性格の持ち主。字も丸い。
- 火葺武烈栖(ひぶき ぶれす)
「火を吹く」能力を持つ男子生徒。体内でも火が燃えているため、はらわたを煮えくり返らせたりへそで茶を沸かしたりできる。
ペヤングの獄激辛Finalを食べたせいで能力を制御できなくなり、教室で火事を起こしかけたことがある。
- 伸上(しんじょう)
「身体を自由に伸ばす」能力を持つ男子生徒。光達と仲がいい。
学食で勉強するタイプ。
3年生への進級時に光達とは別のクラスに移った。
- 富樫
「右目だけで見たものをコピーして左目だけで見た部分にペーストできる」能力を持つ男子生徒。光達と仲がいい。
通学中に乗り換えできさらぎ駅を毎日利用している。
なお、パラ高世界のきさらぎ駅は駅構内にNewDaysがあり、駅前にもスタバ・ルミネ・ラウワンがあるなどよく栄えており、「ほぼ大宮」らしい。
3年生への進級時に光達とは別のクラスに移った。
- 小太郎
時々光相手に彼女とのノロケ話をしているクラスメイト。能力は不明。
好みのタイプは「俺より身長大きい子」「歳上の子」等。束縛癖持ち。
今のところ登場しているどの彼女ともあまり長続きしていない様子。
女子
「分身」の能力を持つ女子生徒。
いわゆる「量産型女子」風のファッションを好むと同時に、自分の能力で本当に量産されている。
アイドル好きだが同担拒否のためよく自分同士で喧嘩している。
- 小掠与 (おぐら くみ)
「与奪(キャッチ・アンド・リリース)」の能力を持つ女子生徒。複雑な条件を満たすことで他人の能力を奪ったり与えたりすることができる。
明るく気さくな性格でバレンタインには誰にでもチョコを配るタイプだが、そのせいでクラスにちょっとした混乱を引き起こした。
- 風殿恵子(かぜどの けいこ)
「テレポート」の能力を持つ女子生徒。魁斗の彼女。
魁斗の気持ち悪い言動には常々引いているが、なんだかんだで彼とは別れないままでいる。
水泳部
「大地と同化する」能力を持つ男子生徒。光のクラスメイト。
大地と同化しているため水に弱く、濡れるとドロドロに溶けてしまうので泳げない。
将来は土として社会の役に立ちたいと考えており、進路の第一希望は黒ぼく土。第二希望はハチワレ。
「炎」の能力を持つ男子生徒。水泳部部長。
額に小さな炎が灯っており、それが消えると死んでしまうというヒトカゲのような体質を持つ。そのため水に弱いが、顔を水につけなければ一応犬かきや平泳ぎで泳ぐことはできる。
小さい頃に海で溺れかけたところを助けられたという経験から水泳には熱意を持って取り組んでいる。
「紙になれる」能力を持つ男子生徒。水泳部副部長。
関西弁で話す飄々とした男で、普段は紙になって部活をサボっている。
紙なので当然水に弱い。
新聞部
- 氷雪先輩
本名不明の新聞部OBで現在は大学生。「氷雪系最強」の能力を持つ。
読んで字の如く氷雪系最強だが、サウナが好きで冷房や水風呂が苦手。
どうやら能力を制御できていないらしく、自分の冷気で凍死しかけることもある。にもかかわらず熱波師のバイトをしており、ロウリュのたびにサウナを適温にしてしまうなど、色々と迷惑な人物。
時々大きな理由もなく新聞部に顔を出して先輩風を吹かせるが、光からはあまりよく思われていない。
新聞部部長。「ラッキースケベ」の能力を持つ。
能力のおかげで常に女友達に囲まれるハーレム系ラブコメのような日常を送っている。が、恋人はいない。
光達の進級に伴って新聞部を引退・卒業して大学生になったが、ループにより高校生に戻った。
新聞部(元)副部長。「霊写」の能力を持つ。
自分で撮ったあらゆる写真に霊が写り込んでしまうため色々と難儀している。また、霊写だけでなく霊を視認したりある程度の意思疎通を取ることも可能。時々心霊絡みのトラブルに見舞われた光に頼られている。
結城と同様に光達の進級に伴って大学生になったが、ループにより高校生に戻った。
- 賀来田誠(かくた まこと)
書いた内容が現実になる「明示黙録」の能力を持つ男子生徒。光の一年下の後輩。
文才もあるためネタがない時には頼りにされている。
光から下の名前で呼ばれている数少ない人物。
新聞部の新入部員。「完璧な嘘をつく」能力を持つ。
入部前から新聞部の新歓活動を行うという奇行を働き、光を激しく困惑させた。
新聞部の新入部員。「何とでもおしゃべりできる」能力を持つ。
風貌や言動は典型的なヤンキーといった雰囲気だが、猫だろうが犬だろうが扇風機だろうが旅先でかき捨てられた恥だろうが見境なく拾ったり、売られた喧嘩を転売したりと色々奇行が目立つ。
茶道部
茶道部の新入部員でりこてゃの後輩。「他者の能力を強化する」能力を持つ。
数少ない常識人で、何かとツッコミどころの多いりこてゃの言動によく振り回されている。
その他生徒
- 大木奈子
「巨大」の能力を持つ女子生徒。小太郎の彼女。
「全てを包み込んでくれるような優しさ」の持ち主らしいが、結局小太郎とは価値観が合わず別れてしまった。
- 振井麗奈(ふるい れいな)
「エルフ」の能力を持つ女子生徒。小太郎の2人目の彼女で彼とは1003歳差。
どこかの千年以上生きた魔法使いそっくりの風貌をしており、実際魔法も使える。束縛する人間が嫌い。
- 数木仁生
「反対」の能力を持つ女子生徒。小太郎の3人目の彼女。
能力のせいか常に重力に逆らって天井に立っており、毎日少しずつ若返っている。
発する言葉も全て逆再生になっているが、周囲には何故か意味が通じる。
- 𓅓𓇋𓆓𓇌𓇋𓂩𓍯
「 𓉔𓇌𓋴𓅱𓏏𓍯𓂋𓇌𓏏𓅱𓎡𓅱」の能力を持つ女子生徒。富樫の彼女。
頭から白い布を被った、メジェド神のような姿をしている。
能力のせいか常にヒエログリフで会話しているが、周囲には何故か意味が通じる。
よくヒスるが、おそろコーデで一緒にディズニーに遊びに行くなど富樫との仲は良好。
教師
- 山田先生
体育教師。「適応」の能力を持つ。
真面目で規律に厳しく、ギャル達によく振り回されている。が、自分も授業中に時々スマホアプリで遊んでいる。
文字通りあらゆる状況に適応できる万能な能力を持ち、漫画版ではギャル達にまで「鬼つよな後出しじゃんけん」と恐れられているほど。
光のクラスの担任にして新聞部顧問。「生命を与える」能力を持つ。
気怠げな雰囲気だが面倒見のいい性格。
無生物に生命と人格を持たせることができるが、何故か必ずメンヘラじみた性格になってしまう。
- 心音(こころね)先生
数学教師。「テレパシー」の能力を持つ。
声色が優しい上、ダミーヘッドマイクを持ち込んでASMR音声のノリで授業を行うため、大半の生徒を居眠りさせてしまう。
- 向井理
物理教師。本名は漫画版が初出で、本編では基本的に「物理の先生」名義。
「物理法則を無視する」能力を持つが、生徒に物理を教えている間しか発動できない。
「ま、私には関係ないけどね」が口癖でマイペースな性格。
制約があるとはいえ解釈次第では万能に近い能力のためか、ショート動画で公開された強さランキングでは1位に輝いている。
- フィジ谷強
体育教師。「肩乗小型四駆車(ショルダーリトルジープ)」の能力を持つ。
肩にちっちゃいジープが乗っているボディビルダー。筋肉は自力で身につけたもので能力とは関係ない。
「格下を圧倒するのは最高」と語り、教育実習先の小学生を腕相撲で負かして泣かせるなど、かなり性格に問題がある。
- 校長
本名不明。「シャドウ」の能力を持つ。
話の内容や頭皮が薄いと生徒に思われてしまうことが悩み。若者の心を掴もうとした結果Adoに影響されすぎてしまったことがある。
能力で生み出せるシャドウはマサ曰く「攻撃・防御・偵察なんでもできる校長の相棒」らしい。
- 藤井幸男
養護教諭。「不幸」の能力を持つ。
能力のせいで常に血反吐を吐くほどの大怪我を負っているが、それでも自分より生徒の治療を優先する優しい先生。
イーロン・マスク。何故かパラ高の卒業式に参列して祝辞を送った。
その後何故かパラ高の校長になり、校名を「X」に変えている。
- 平木
校外の人々
- 件案子(くだり あんこ)
「宣伝」の能力を持つ謎の女子生徒。パラ高生ではないが当然のように校内にも出没する。
名前通り案件動画に登場し、周りの人々を巻き込みながら唐突かつ強引に宣伝をねじ込む。
意外と人当たりが強く、ちゃんと宣伝をしない者には手厳しい。
- 多々美春
光の姉。「色んな意味で春を訪れさせる」能力を持つ。
光同様感情の起伏が少なめな性格。能力はかなり影響力と影響範囲の大きいものだが、割と軽率に行使する。
- 日向
光の従姉妹。「雪女」の能力を持つ。
雪女だが寒がりで冷え性。しかし温かいものを食べたりすると体が溶けてしまう難儀な体質の持ち主。
- マサ母
本名不明。「万物創造」の能力を持つ。
息子に負けず劣らずとんでもない能力だが、言動はごく普通の気風のいい母親のそれ。
能力も主にスーパーの商品をもっと質の良いものに代えることなどに使われる。
- 平翼(たいら たすく)
へー子の父親。「爪弾」の能力を持つ。
全く反抗期の来る気配がない娘の言動に逆に困惑している。
りこてゃの弟。「邪眼」の能力を持つ中学2年生。
典型的な厨二病患者のような風貌と言動をしているが、実は能力のせいでそうせざるを得ず本人も困っている。
- デスゲームの主催者
本名・能力不詳。白い仮面を被った怪しい男。
たびたび一般市民を拉致してデスゲームを開催しているが、部下がデスゲームと致命的に相性の悪い能力を持つ参加者ばかり連れてくるため、毎回ゲームを破綻させてしまっている。
- 主催者の部下
本名・能力不詳。黒子姿の男。
主催者の命令でデスゲームの参加者を集めているが、毎回よかれと思ってゲームを破綻させるような参加者ばかり連れてきてしまう。
- 川津兎未絵(かわづ うみえ)
柳が行きつけているメイド喫茶の店員。動物の絵を描くと動き出す「鳥獣戯画」の能力を持つ。
オムライスにケチャップで「神は死んだ」と書く、ラテアートに「mement mori」と書くなどかなり独特のセンスを持つ。
普段は糸目だが素が出るとひどく冷たい目つきになる。
- 尼野縷々(あまの るる)
新聞部が山岳部の取材をしていた際、山中で集合写真に写り込んだ女性の幽霊。「可愛い」能力を持つ。
幽霊とは思えないほど写真写りがよく、新聞部員達にも声を揃えて可愛いと言われるほど可愛い。
その際光だけが「可愛い」と言わなかったため成仏しきれず、彼に取り憑いて背後霊となる。
その後霊障について相談を受けた柳がうまく光に「かわいい」と言わせたことで無事成仏した。
- サラ
女子高生YouTuber。能力は一応不詳。
実は国連からの要請を受けて悪魔と戦っている魔法少女で、ある時配信を切り忘れたせいで正体が視聴者にバレてしまった。
が、深夜アニメじみたコテコテの展開がかえって視聴者にはウケており、彼らからは応援されている。
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私立パラの丸高校の登場人物一覧