概要
雲海にのみ生息する魚。
上空数千メートルにも及ぶ空島の環境に適応した結果、雲のように軽い鱗とヒラメのように平べったい体型に進化し、雲海を泳げるようになった。
ちなみにヒラメやカレイと違って口は上向きで、魚を上から押し潰したようなフォルムをしている。
身は独特の弾力があって美味しいらしい。
なお「アンリミテッドクルーズ」シリーズではなぜか「スカイフィッシュ」と英訳されて登場。大きさは30~40センチくらいで、原作通りソテーの材料になる他、サニー号の水槽に入れて観察することもできる。
ダイテンクウギョ
大きな口とウナギのように細長い体型をした空島の魚。こちらもアンリミテッドクルーズに登場するが、実は原作でも描かれている。
メリー号を運ぶ「超特急エビ」の後ろを大群で追いかけてきてたり、「玉の試練」でルフィのお尻に噛みついたりしたアイツである。
空魚と同じく浮遊島のポイントで釣れる他、空島弁当の素材になる。
その他空島の魚介類
- スカイロブスター
上空1万メートルの「白々海(はくはくかい)」に生息するロブスター。大きなハサミが特徴。
白々海きっての美味らしく、ルフィも「なんて表現したらいいんだ!?」と歓喜していた。
- 空ヤツメ
巨大なヤツメウナギのような魚。
- 空サメ
空を泳ぐサメ。もちろん肉食。
普通のサメと違って群青色の体色に縞模様、腹部は大きな鱗が並んで甲羅のようになっている。
- 空タコ
風船のようなタコ。巨大だが中身はスカスカなので見かけ倒し。
- たこバルーン
空島名物。気球のように膨れ上がって落下中の速度を落とす。そして海面が近づくと一気にしぼむ。
ちなみに通常時の大きさは普通のタコくらい。
ダイアルと読む。
雲海の浅瀬に生息する貝類で、種類ごとにエネルギーや物質を貝殻に蓄えることができる。日用品だったり武器だったりと空島の住人には必須の物資だが、「雲貝」以外は青海(地上)でも使えるらしい。
※雲貝(ミルキーダイアル)……空島の特殊な雲(加工雲)を蓄える貝。空島の環境下でないと使えないため、青海ではただ珍しいだけの貝殻。
しかし空島の環境を再現したエッグヘッドなら使えるか……?
- 特急エビ
白海に生息する大型の海老(小型の海王類くらいある)。空島へやって来た者を白々海に運ぶが、その白々海には上位種の「超特急エビ」がいる。
「神への捧げ物を運ぶ使い」とされており、エネルがスカイピアに陣取っていた当時は"罪人"を「神の島(アッパーヤード)」にある生け贄の祭壇へと送る役目を担っていた。
関連
モンブラン・ノーランド:日誌に「探検家仲間から生きた空魚を見せてもらったことがある。奇妙な魚だと驚いたものだ」と書き残している。
空島へ行くことは叶わなかったが、生きた個体を見たことがある辺り普通の水にも適応できるのだろうか?