概要
てんとう虫コミックス16巻及び、藤子・F・不二雄大全集7巻に収録。
これを被ると、寝ながら歩き回って現実の出来事を夢として見る事ができる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版は1979年11月27日に、水田版は2020年2月15日にそれぞれ放送している。
1979年版
- ボロボロになったママを見た時のび太は「寝てた方がいい」と言っている。
- のび太は最初戦争ものの夢を選ぼうとしたが、怖いのは嫌だからとロマンチックなものや男だからカッコイイのにしようかと迷っていて、ドラえもんから「男なら早く決めろよ!」と言われ冒険ものに決定した。ちなみに愛犬の名前はそのままドラえもんになっていて、ドラえもんは猫型ロボットであるにもかかわらず犬にされたことに怒って出て行った。
- のび太を始めに追いかけた恐竜は小型の二足歩行型のもので、正体は自転車で出前をしている男性だった。そして逃げ込んだのは地面にできた穴になっていて、のび太が出て行ってすぐその穴から怪物が出てきて怒っているが、これはマンホールの作業員だった。またこの後兄弟な怪獣をかわした下りでは「バカ」は一切言っていない。
- のび太は「やい!そこのバケモンども!さっさと蛸を放してやれ!さもなくば!」と言いながら土管から飛び降り、正義の味方になったつもりでジャイアン達に向かっている。
- のび太はやって来たドラえもんをドラ犬と呼んでいて、この後やってきたおじさんにドラえもんは言い出しにくかったので、ポケットから玉を出して落とし、お年玉をもらっている。ちなみにお年玉の中身は千円だった。
- 本編終了後のショートアニメは、立ちユメぼうを被ったドラえもんがどら焼きの夢を見ていると、となりにいたのび太が手を伸ばして取ろうとしたので、顔を出して腕に噛みつくというもの。
2020年版
- ドラえもんが食べたのはせんべいに変更されている。
- のび太の「なぜ死んだ!」は「僕らを残して何でこんなことに!」に変更
- 掃き掃除をする主婦が鍋を煮詰める魔女に見えたり、ボールで遊んでいた子供が怪物に見えたり、子犬が巨大なドラゴンに見えたりする下りが追加されている。また、のび太が羽を落としたのは直前でこれがコウモリに見えたからで、しずか達が遊んでいたのはバトミントンだったため、顔に墨は塗られていない。
- ジャイアン達が凧を上げていたのは河川敷で、のび太はここで釣りをしていた男性から剣に見えたハサミを借り、凧の紐を切っている。ちなみにのび太を殴ろうとした際ジャイアンは巨大化していたが、のび太の寝言を気持ち悪がって殴るのを止めた。
- のび太が穴を掘った箇所は全て公園だった。また、伯父さんはしばらく海外に行くことを理由にまとめてお年玉を渡した。