「聞いてんのかテメェ!」(映画版)
※以下は、小説版をもとに作成しています。
概要
城岩中学校3年B組男子出席番号10番。支給武器は不明。
桐山ファミリーこと男子不良グループの1人。
不良グループの中でもやたら虚勢を張りたがる粗暴な性格。
クラスの赤松義生をよくいじめており(その度にグループの沼井充に止められている)、川田章吾に対してもちょっかいを出して逆に返り討ちにあったことがある(後にボスの桐山和雄に泣きついたが、桐山は興味を示さなかった)。
弟が万引きで補導されそうになったのを、桐山のつてで警察に手を回して貰って以来、彼に忠誠を誓っている。
プログラムでは開始後、沼井が桐山と合流した頃には既に殺されていた。桐山のメモにしたがって島の南端の浜辺で桐山と合流。しかし桐山はすでにゲームに乗っており、ナイフで首を切られて死亡。7番目(?)の死亡者。
桐山曰く、黒長共々「俺を殺そうとした」らしいが、最初から殺意を持って桐山を襲ったのか、桐山がやる気と知っての抵抗だったのかは不明。
容姿
原作では容姿の具体的な描写は無い。
ただし、漫画版・映画版では共に染め髪の長髪が特徴となっている為、原作を対象としたファンイラストでも、笹川といったらこのスタイルで描かれることが多い。
漫画版
支給武器は不明。行動は原作と同じ。ゲームに乗っていた桐山にマシンガンで射殺される。8番目の死亡者。
映画版
演じた俳優は郷志郎。支給武器はウージー9mm サブマシンガン。
沼井充をリーダーとする男子不良グループに所属。弱い者いじめが趣味と評されている。
原作と違い台詞があり、ゲームでは他の仲間と共に転校生の桐山を銃を構えて包囲するが、彼に顔面にガムを吐きかけられて激昂したところを、桐山に銃を奪われて蜂の巣にされた。6番目の死亡者。
なお、企画段階では桐山が彼の指を食いちぎるシーンが用意されていたが、上記のものに差し替えられた。
余談
原作を対象とした二次同士での彼の扱いは、虚勢な性格から、「グループのムードメーカー、噛み付き役」としてファンから描かれることも多い。