概要
「等価崩壊」とは、作中で地球(ブリガドーンからの呼び名は「ファニーワールド」)と異世界ブリガドーンが100年に一度の周期で互いに近付き過ぎる際に起きる、大規模な崩壊現象。互いの均衡を保つ為に、地球上の物がブリガドーンに吸い上げられると、今度は逆に、同じ質量の物がブリガドーンから地球上に降り注いで来る(しかも、時間が経つにつれてその量と頻度が膨大になっていく)。当然ながら両方の世界にとって大災害であり、ブリガドーンのクレイス都市に於いて、それを止める為の「パスカ」と呼ばれる儀式を執り行わない限り、二つの世界はいずれ滅んでしまう。(なお、「クレイス」は、ギリシャ語で「鍵」・「錠前」を意味する。「クレイス」に限らず、作中の用語や名前にはギリシャ語に由来するものが多数ある。)
因みに、米たにヨシトモ監督に拠ると、「(地球上から見て)天空に逆さに見えるブリガドーン (ブリガドーン上から見ても、その天空に地球上が逆さに見える)」と「等価崩壊」は、シリーズ構成・全話脚本を担当した倉田英之氏によって考案されたものだそうである。
米たに監督の2012年11月7日(午前1時18分)付のツイート