概要
漫画『黒子のバスケ』に登場する緑間真太郎×黒子テツヤのBLカップリング。
両者ともに強豪・帝光中学校のバスケ部出身で元チームメイトである。
現在は緑間は強豪・秀徳高校、黒子は新設校である誠凛高校へ進学し、それぞれバスケ部に所属している。
身長差は27cm。
緑間はB型の蟹座、黒子はA型の水瓶座。緑間いわく黒子とは相性が最悪なのだよ。
が、緑間は「あいつのスタイルは認めているし、むしろ尊敬すらしている」
「だが無名の新設校に進学したのは頂けない」
「オレの認めた男が力を活かしきれないチームで望んで埋もれようとしているのだからな」
と発言したり、見たくないとチームメイトに言いつつも、サングラスの変装(周囲にはバレバレ)で誠凛の試合を観戦するなど、いわゆるツンデレである。
本編における描写
以下、ネタバレに注意してください
誠凛vs海常(練習試合)
緑間初登場回である。
誠凛と海常の練習試合をただの気まぐれ(自称)で見に来た緑間。
試合後会った黄瀬に「つーかオレより黒子っちと話さなくていいんスか?」(黄瀬がそう思った理由も気になるが)と聞かれるも血液型の相性が悪いから必要ないと答える。
しかし、
「アイツのスタイルは認めているし、むしろ尊敬すらしている」
「だが無名の新設校に行ったのは頂けない」
「学校選びも尽くせる人事なのにあんな学校で勝とうとしているのが運命は自ら切り拓くと言いたげで気にくわん」
とツンデレ真骨頂である。この長々としたツンデレセリフ、要約するとあの事件の時に黄瀬が言った「マジな話、黒子っちのことは尊敬してるんスよ。こんなとこじゃ宝の持ち腐れだって!」と同義である。ツンデレってすごい
その後、緑間と会ったと話す黄瀬に対し黒子の「正直あの人はちょっと苦手です」という発言。緑間の分かりにくいデレは案の定黒子には伝わっていないようである。真ちゃんドンマイ。
IH都予選
誠凛の1回戦は新協学園。留学生のパパ相手に手こずるかと思いきや、危なげなく快勝。300校以上が戦っている都予選の初戦なんて誰も見に来てないだろうと 思 い き や … !
緑間真太郎……来ていた。もうさすがである。
その帰り道チームメイトの高尾に「ったく今日も見たいとか…オマエ同中のアイツにどんだけ注目してんだよ!?」と問われ「違うのだよ、ただ外国人留学生というのがどんなものか興味があっただけだ」と答える緑間だが、つまり黒子に興味津々である。非常に面倒くさい。
頑なに黒子に興味があるとは認めない緑間に対する高尾の「あ〜へいへい」というテキトーな返事は、読者の感情と一致していただろう。
因みにこの時緑間が持っていた招き猫(ラッキーアイテム)のニャン太郎、実は黒子と深い関係があるのだが、詳しくは小説における描写にて後述。
飛んでしまったニャン太郎に「ニャン太郎ー!!!」と叫ぶ緑間くん…めちゃくちゃかわいい…
小説における描写
赤司を抜いたキセキの世代+桃井と黒子でプリクラを撮った際に、黒子が写り損ねていたことに最初に気付いたのは、なんといっても緑間。あの黄瀬や桃井や青峰ではなく、苦手と公言している緑間である。ここ重要。
ちなみに、その日緑間がおは朝のラッキーアイテムらしき物を所持していなかったと気付いたのは黒子。そのとき緑間はラッキーアイテムとして招き猫を黄瀬から譲り受けた。名前はご存じ「ニャン太郎」。黒子命名なのに現在(高校一年)もそう呼んでいるのだ。
デュエットソングにおいて
以下、ネタバレ注意
火黒、黄黒、青黒に続いての黒子とのデュエットソング発売が決定した。
↑ある意味、預言者なイラスト
ミニドラマは、図書館で二人が偶然出会うところから始まる。その出会いというのが問題(?)で、本棚の高い位置にある本を取ろうと頑張っていた黒子を緑間が発見。見かねて取ってあげた、というもの。つまりこの記事のメイン画像(↑)の状態である。「緑黒マジ少女漫画!」と叫びたくなったお姉様も少なくは無いだろう。
さらに取ってもらった黒子だが、男としてのプライドなのか若干すねた様子であった。すぐにお礼を言ったが。
それから少しの間は、ライバルとしてではなく友人として、好きな小説家談義を楽しんでいた。
ちなみに話を先に振ったのは緑間で、二人の本の好みは合うようである。会話だけ聞いてたら和やかすぎる雰囲気も相まってもはやカップrゲフンゲフン。
肝心のキャラクターソングであるが、どちらも対戦を楽しみにしているという想いが詰まった、実に爽やかなスポーツ選手らしい曲である。互いへの苦手意識と対戦時を思い浮かべてのやりとりの可愛らしさはまさに天使。荒んだ心を癒やしてくれることだろう。一部のお姉様方は悶絶させられたのでは?