曖昧さ回避
黄黒とは
- 漫画『黒子のバスケ』に登場する黄瀬涼太×黒子テツヤのBLカップリング。
- スーパー戦隊などの黄と黒のカップリング。大半がBL。
- 急襲戦隊ダンジジャーにおける長崎琥珀(ダンジイエロー)×佐賀黒ノ介(ダンジブラック)のBLカップリング。
pixivではもっぱら1.の意味で使われている。
このページでは漫画『黒子のバスケ』に登場する黄瀬涼太×黒子テツヤのBLカップリングについて解説する。
概要
「信じてますから・・・! 黄瀬君!!」
「必ずそこへ行く・・・ジャマすんじゃねーよ・・・!」
漫画『黒子のバスケ』に登場する黄瀬涼太×黒子テツヤのBLカップリング。
このふたりは共に帝光中学バスケ部出身で、元チームメイトである。
現在、黄瀬は神奈川県のスポーツ強豪校・私立海常高校へ、黒子は都内の新設校・私立誠凛高校へ進学している。
黄瀬いわく黒子とは「中学の時 一番仲良かった」らしいが、黒子はこれを否定している。
コミックス第1巻では、黄瀬が「やっぱ黒子っちください」「海常おいでよ。また一緒にバスケやろう」などと黒子を誘ったが、あっさり断られている。
才能・体格に恵まれ、現役モデルで存在感の塊のような派手な黄瀬と、身体能力が低くバスケ選手としては小柄で、影が薄い黒子。
そんな一見正反対な二人が上記のような関係性であることに加え、黄瀬が初登場した際の「黒子っちください」という発言は一部読者に大きなインパクトを与えた。
更にはアニメ第4話エンドカードという燃料が投下され、腐女子界における黒バスブームに火をつけたカップリングと言っても過言ではない。
甘々からヤンデレまで公式があらゆる可能性を示唆し続けるためか、作品の投稿数が多く傾向の幅も広い。身長差は21cm。
原作における描写
※以下ネタバレあり※
誠凛対海常戦(練習試合)にて
黄瀬は練習試合の対戦相手が、黒子の進学した誠凛だと聞いて挨拶に出向く。その際に黒子を海常に誘い、口説き落とそうとするが、ことごとく黒子から拒否されてしまう。
練習試合の当日になると、黄瀬は自ら誠凛の選手たちを迎えに出向き、「あんなにアッサリフるから・・・毎晩枕を濡らしてんスよも~・・・」と泣きながら黒子に詰め寄った。
試合中も黄瀬は黒子が認められるとまるで自分のことのように喜び、さらに黒子語りを始めようとして主将の笠松にどつかれたり、火神に弱点が黒子だと指摘されたり、自分の不注意で怪我を負わせてしまった黒子を名を呼びながら悲しそうに見つめたりと見どころが多い。
練習試合終了後、黄瀬はステーキ屋から出てきた黒子を連れ出し、黒子と二人きりで話をする(ちなみにアニメでは黄瀬が黒子をステーキ屋の前で待ち伏せしていたように改変されていた。どう見てもstkです本当にry)。
「黒子っちにフられ、試合にも負け、高校生活いきなり踏んだり蹴ったりっスわ」
とため息をつく黄瀬。彼の高校生活にしめる黒子の存在の大きさにびっくりである。
どうして全中の決勝が終わった途端に姿を消したのか。
問い詰める黄瀬に対して黒子は「わからない」と答えるが、火神のバスケへの姿勢に感銘を受けていることを黄瀬に告げる。それに対し黄瀬は、
「黒子っちと火神は・・・いつか決別するっスよ」
「いつか必ず・・・『キセキの世代』と同格に成長してチームから浮いた存在になる。その時火神は・・・今と変わらないでいられるんスかね?」
と黒子を揺さぶる。どう見ても嫉妬です本当にry
しかし直後、現れた火神と共にガラの悪い連中に刃向かう黒子を助けると、黒子の無茶に対する二人の応酬に何を思ったのか、「最後に黒子っちと一緒にプレーできたしね!」との言葉を残し爽やかな笑顔で去って行った。
誠凛対正邦戦にて
聞かれてもいない黒子の星座(みずがめ座)を元気に答える黄瀬。そこまで聞いていないという笠松キャプテンのつっこみはもっともである。
さらに黒子のみずがめ座が最下位とわかると
「・・・・・・最悪っス」
と落ち込む黄瀬に歪みはない。そして黒子のことを
「・・・・・・達人ならいるっスよ 誠凜にも」
と嬉しそうに語り、火神と黒子の息の合い方を見ると 前髪をぐしゃぐしゃにしてため息をついた。
誠凛対秀徳戦にて
『火神を黒子っちの今の相棒(光)と呼ぶなら青峰は「キセキの世代」のかつての相棒(光)』
このモノローグを黄瀬が物思いにふける顔で言うのも、試合後の祝勝会にて青峰のバスケは好きじゃないという黒子を黄瀬が見つめるのも、実に意味深である。
第38Qにて
「えー!? あげちまったんスかもったいねー!!」
黒子が桃井に当たりのアイス棒をあげた件についての黄瀬の発言がこれだ。
写真集を出せるレベルで稼いでいる現役モデルが、たかだか数十円の黒子のアイス棒をなぜ惜しむのかはご想像にお任せしよう。
「金銭感覚が庶民的なんじゃないの?」と考えたあなたはそのままでいてください。
第39Qにて
帝光中学時代の回想にて、黒子からパスがもらえず悔しがり、黒子と一番噛みあう青峰にむくれる黄瀬。
海常対桐皇戦にて
開始早々青峰に
「テツみてーなこと考えるようになったな 負けて心変わりでもしたか?」
と指摘される黄瀬。
しかし驚くべきはインターバルだ。なんとわずか10分の貴重な休憩時間に黄瀬は黒子と邂逅する。ちなみに黒子は2秒ではぐれたそうだが、なぜ自販機のジュースを買いに行くのに会場の外へ出る必要があったのかはご想像にお任せしよう。なお、アニメでは2号に外の空気を吸わせる為に外へ出たという風に改変されている。
「青峰っちとオレ・・・勝つとしたらどっちだと思うっスか?」
問いかける黄瀬に対し黒子は
「勝負は諦めなければ何が起こるかわからないし 二人とも諦めることはないと思います。・・・・・・だから どちらが勝ってもおかしくないと思います」
と答える。
「勝てるかどうかわからない今のほうが気持ちイイんス」
そう言って笑う黄瀬を見つめる黒子。二人の間に一陣の風が吹いた。どう見ても恋に落ちた瞬間です本当にry
黒子テツヤ役を務める声優の小野賢章氏いわく、このインターバルは「二人の想いが通じ合った瞬間」。
そして黒子に会ったインターバル明けの第3Q開始早々、
「早くて第3Q後半・・・ヘタしたら第4Qまでかかるかもしんないっス」
と黒子に会う直前に黄瀬本人が言っていた青峰のコピーを桃井の予想すら遥かに上回る早さで黄瀬は完成させていく。
やがて海常のチームメイトからの助けを受け、黄瀬はかつて黒子に言われた言葉をこのタイミングで持ち出す。
『黒子っちの言ってたこと 最近ちょっとだけわかったような気がするっス』
『黒子っちの言ってた「チーム」・・・ そのために何をすべきか そして オレが今何をすべきか』
そして黄瀬はついに青峰の完全なるコピーに成功し、青峰を抜いた。なお、青峰を抜く直前に黄瀬は青峰に差し出した拳をシカトされる黒子を回想している。
これが黒子っちブーストの始まりである。
結局黄瀬は青峰に敗北を喫するが、その目は青峰曰く最後まで何が起こるかわからない、黒子と同じ目をしていたそうだ。
誠凛対秀徳戦(WC予選決勝リーグ)にて
「このまま黙ってるはずがない 『キセキの世代』幻の6人目は伊達じゃないっスよ」
と黒子をよく知っているはずの桃井に対して語る黄瀬。
「変わったんじゃなくて 変えられたんじゃないスか?」
「なんでっスかね・・・・・・ あの人と戦ってから・・・ 周りに頼ることは弱いことじゃなくてむしろ・・・ 強さが必要なことなんじゃないかと思うんス」
と満を持して黒子が現れるコートへと思いを馳せる。
試合終了後、手を振りあって別れた黄瀬と黒子には久しぶりに会ったという空気がまるでなかった。
誠凛対陽泉戦にて
紫原が跳べないという確証はなくとも、一歩も迷いなくブロックへ向かった黒子に対し、黄瀬は
「諦めるってことを知らなすぎっスよ・・・ホント」
と評している。
そして海常高校バスケ部の面々とすれ違う際、黒子は黄瀬に準決勝で待っていると告げ、黄瀬はもちろんだと不敵に微笑みを返す。
第172Qにて
オーバーワークによる足の痛みに加え、技のストックも底をつき、灰崎に嘲笑される黄瀬。
そんな黄瀬の元へ声を張るのが苦手なはずの黒子の大声での声援が届く。
「信じてますから・・・! 黄瀬君!!」
周囲の観客たちも「だれ? どこ?」と首を傾げる中一瞬で黒子を特定した黄瀬は、「準決勝で待ってます」という黒子との約束を思い出して微笑む。
「女だの肩書きだのほしけりゃくれてやるよいくらでも んなことより大事な約束があるんスよオレには」
「必ずそこへ行く・・・ジャマすんじゃねーよ・・・!」
と「完全なる模倣」を発動させた黄瀬に全黄黒ファンが震えた。
黒子っちブーストここに極まれり。
この話がコミックス20巻に収録された際には、NGが黄瀬が黒子を見つけられなかったネタだったことから、本編ではばっちり黒子を視界で認識していることが証明された。
あんなに広い会場の、しかも二階の客席の黒子を一瞬で見つけるなどすごい特殊技能である。
尚、この試合に勝利した時、黄瀬は観客席へ向けて拳をつき出したのだが、
ファンブック2にて、そのシーンのコマの説明に「観客席にいる黒子に向かって拳をつき出す黄瀬」と書かれていた。
この黒子個人に向けていたという事実に拳を振り上げた黄黒ファンも多いことだろう。
尚、アニメでは↑のシーンに火神の画が追加されていたが、どう見ても黒子の事しか視界に入っていない黄瀬にしか見えない。
ほんとごちそうさまです。
172Qショックも参照されたし。
誠凛対海常戦(WC準決勝)にて
第184Q
帝光中学時代、黄瀬がスタメンに選ばれた時の回想。大いにはしゃぎつつ、
「これも黒子っちの熱心な教育のおかげっスね!」
ときらめきながら告げる黄瀬に
「僕別にバスケは教えてませんが」
とつっこみを入れる黒子。
バスケを教わっていないのになぜ黄瀬は自分がスタメンになれたのが黒子のおかげと思っているのかはご想像にお任せしよう。番外編「-Tip off-」で一軍に昇格した件について「まあ当然だけどオレだし」とのたまっていた男はどこへやら。そんな黄瀬を複雑そうに見つめる黒子。
誠凛対海常の試合前、黒子は黄瀬に対して、黄瀬のことがいい意味で嫌いだったと中学時代からずっと秘めてきた想いを告白する。
教育係についた黄瀬のことを特別に感じていた黒子は、あっという間に自分を抜いていく黄瀬に、才能が違うとわかっていても負けたくなかったのだ。
「つまり僕は・・・一方的ですが あの時からずっと 黄瀬君のことを ライバルだと思ってきました」
そんな黒子の告白に対し黄瀬は
「・・・まいったな 良いイミ・・・どころか 最高に燃えるんスけどそーゆーの!!」
と誰も予想していなかった開幕からの「完全無欠の模倣」で応えてみせた。
「誰でもいいからオレを燃えさせてください」と燻っていた過去がある黄瀬を言葉一つでここまで燃えあがらせた黒子は流石である。
そして、教育係と教え子、第一の親友、ライバル、と関係性の盛られっぷりがえらいことに。
第196Q
第196Qは本誌掲載時オールフルカラーだった回である。この回で原作での黄瀬のバッシュの色が判明。
なんとアニメと違い薄ぼんやりとした水色がポイントで入ったバッシュを履いているのである。
いかにも派手好きな黄瀬がなぜこの色を選んだのか、黄黒クラスタ的には黒子色を選んだに違いないという結論に至ってしまっても仕方のない話である。
塗り自体は委託だったが、色指定は原作者がしている。どういう事ですかね藤巻先生・・・。
第201Q
試合も終盤、一対一の勝負を仕掛けてきた黒子に対して黄瀬は初めて失望をする。
しかしすぐに『・・・一瞬がっかりした ・・・けど そんなわけないか』と考えを改めている。
以下、次のような黄瀬のモノローグが続く
『黒子っちはいつだって全力で勝つためにあがいてる
ショボい奴なんて見下すことぐらいしかしなかったオレが初めて尊敬したショボい奴
ライバルって言ってくれたことは本当に嬉しかった だから勝ちたい絶対!』
この言葉から黄瀬にとって黒子がいかに今までの価値観をひっくり返した特別な存在かがよく判る。
第212Qにて
帝光中学時代、喧嘩している緑間と紫原を諌める為、黒子の提案で3on3をする事となった。
チーム分けは黒子・青峰・黄瀬 VS 赤司・緑間・紫原。
この時、黒子のゴールに向けたパスに黄瀬と青峰がそのまま受け取ってゴールしようと同時に跳んでぶつかってしまう。
「今のはテツからオレのリターンだろ!?」
「なんでっスか! どー考えてもオレへのパスだったじゃないスか!」
「はあ!? オレだろ」
「オレッス」
と今度は黄瀬と青峰が黒子のパスを取り合って喧嘩を始めてしまう。
相棒の青峰は判るが、自分へのパスと信じて疑わず真っ向から黒子の相棒である青峰に立ち向かう黄瀬に黄黒クラスタは震えた事だろう。
尚、この喧嘩は両者が全く引かず、最終的には殴り合いの喧嘩に発展してしまった。
ちなみにこの話が載っているコミックス24巻の表紙では鋭い視線のカッコイイ笑みで黒子にタッチしようとする黄瀬が見れる。
誠凛対洛山戦にて
第249Q
影の薄さという特性を失い一度ベンチに戻った黒子が再びコートに帰ってきた。
このとき黄瀬はいち早く黒子がミスディレクションの誘導パターンを少しずつ変えている事に気付く。
そんな細かい変化に観客席から気付く黄瀬に驚きである。
第250Q
あくまで影に徹する黒子に黄瀬は
「影に徹する口で言うのは簡単スけど実はそれはとてつもなく難しい
必要なのは選手としての本能を抑えこむ鋼のような理性
新型の幻の6人目黛千尋には性能では勝っても黒子っちに絶対勝てないものがある
それは6人目としての経験と6人目としてチームのために戦う意志
つまり影である覚悟の重さ」
と、番外編の練習試合での黒子の言葉を回想しながらそう語っていた。
毎度の事ながら、黄瀬の黒子解説は饒舌かつ余念がない。
黄瀬の解説やモノローグに練習試合の回想が事あるごとに出てくる辺り、黄瀬にとってあの練習試合は今の価値観形成に多いに影響していると思われる。
最終Q
黒子のロッカーにキセキたちとの集合写真が貼られている。
これは黒子の誕生日に企画されたものらしくキセキみんなでストバスをしていたようだ。
この写真で黒子は黄瀬の方をみてきょとんとした顔をしているが、黄瀬はしっかりと黒子の隣をキープしてウィンクをしながらとてもいい笑顔をしている。
尚、黄瀬の右腕は黒子のほうに伸びているがいったいどこを触っているのか・・・妄想が捗る。
特別編 -Tip off-にて
現相棒でも元相棒でもないのに、黄瀬と黒子の出会って間もない頃の話が特別編としてジャンプ本誌にて本編と2本立て、センターカラーで描かれるという異例の待遇。
一軍に昇格した黄瀬に、部内の決まりや雑用の仕方などを教えるための教育係として黒子が任命されたのが二人の出会い。
「なんであの人レギュラーなんスか!」
「もしオレが勝ったらそのユニフォームください」
と威勢よく黒子に食ってかかっていた黄瀬だが、二軍同伴の練習試合で黒子のパスを受けるや否や黒子クン呼びから黒子っち呼びへと様変わり。
匠もびっくりのビフォーアフターぶりである。
試合後の会話を経て、自己犠牲を厭わない黒子の勝利への純粋さを黄瀬が尊敬するに至った中二の春の話。なお、試合中に黒子は黄瀬に
「ボクは影だ。点を取る光は黄瀬君です」
と微笑んでいる。
なぜ二人の出会い話のタイトルがTip off(試合開始)なのか。
ここから一体誰の何の試合が始まったのかはご想像にお任せしよう。
余談だが、この番外編はアニメ第1期のBD&DVD8巻の特典として描き下ろしエンドカード付きのOVA化されている。フィーチャーされまくりである(ただしエンドカードは能力開花前の笑顔のキセキの世代一同なので、釣り合いは取れているか?)。
Tip off OVAの内容について
漫画では描かれなかったシーンのひとつとして、モデルの仕事の休憩中の黄瀬が、「バスケ部には入部したものの熱くなれるかどうかはまだ分からない」と吐露している場面がある。
しかしこの気持ちが黒子と組んだ練習試合の後に「オレバスケにハマりそう」に転じるのである。
黄瀬にとってこの試合がそれ程までに楽しかったと言うことであり、黒子の光としてバスケをしたこの試合が、黄瀬のバスケへの情熱を生むきっかけになったと言っても過言ではないのではないか。
黄黒の夜明けぜよ
『黒子のバスケ』番外編にて
同時にアニメ化が決定し、たびたび黒子の隣で表紙を飾る黒神めだかちゃんの存在にざわめく誠凛メンバーにナチュラルに黄瀬が混ざっている。
黒子自身にまで「てかなんで黄瀬君いるんですか」とつっこまれている有様。
黒子の彼女を自称している桃井はともかく、なぜ正真正銘部外者のはずの黄瀬がこの場にいるのかはご想像にお任せしよう。
そして12巻収録の巻末番外編では黒子が桃井の遊びへの誘いを受けたことに大いに動揺し、尾行を敢行する黄瀬が見られる。
現役モデルなのにあまりの不審者っぷりに職質される始末である。
上記の彼女疑惑の件といい、この男どれだけ黒子のことを気にしているのだろう。
原作公式ファンブック
ファンブック第1弾キャラクターズバイブル
キセキの世代に行ったインタビューの中の、「キセキの世代で最も仲が良い人は?」という現在進行形の質問に対し、黄瀬は「黒子っちっスね!」と元気よく、明瞭に答えてくれた。
また、レーダーチャートで図示された黒子のスタミナが全キャラ中最弱なことは言うまでもないが、黄瀬のスタミナが紫原と並んで最強のMAXであったことも一部の黄黒ファンの間で語り草になっている。黄黒の夜は、長い。
みんなで作るファンブック第2弾の募集記事の一つ、『黒子の光』部門。
ハガキの例に挙げられたのが現光の火神でも元光の青峰でもなく、黄瀬だった。
例に挙げられた文が以下である。
例3 実現してほしい!黄瀬
再三、黒子にコンビを組もうとアピールしてきた黄瀬も有力な候補!
ファンブックで遂に黄瀬の夢が叶うのか!?
是非、黄黒クラスタは清き一票を!!
ファンブック第2弾くろフェス!
まず黒子の光部門堂々の第3位おめでとうございます!!!
現光の火神、元光の青峰に続いての3位である。
また順位発表の際にそれぞれに煽りが付けられているのだが、黄瀬と黒子に付けられた煽りは
猛烈な片想い!!
である。目の錯覚かと思わず二度見した黄黒クラスタが多いのではないだろうか。
上記の募集記事に続きどうしたの公式?!と言わざるを得ない。
前回のファンブックで明かされたプロフィールにいくつか項目が追加された。
その中に「注目している選手」という項目が出来たのだが、そこに黄瀬は黒子の名を上げている。
普段から試合の観戦をしていても黒子の解説に余念のない彼なので納得である。
そしてポジション別投票でそれぞれのポジション上位のキャラには黒子がインタビューをして回るのだが、そのインタビューで黄瀬に対してだけあからさまに辛辣な態度をとる黒子と、黒子の様子を逐一言葉で説明しながらツッコミをいれる黄瀬という気心知れた二人のやりとりはイチャイチャしてるようにしか見えない。
インタビューでは「一番負けたくない相手」という質問があり、そこで黄瀬は火神と青峰の名を上げている。
注目する選手が黒子、そして負けたくない相手が火神と青峰・・・これは黄黒クラスタ的に深読みせざるを得ない。
また、「これまで何人の女の子を泣かせたんですか?」という質問には
「黒子っちキレてんスか!? そもそも女の子とそんな遊んだりしないっスよ」と答えている。
なぜ、黒子はキレたのか。そして黄瀬の弁明とも取れる言葉に悶えた黄黒ファンは多い事だろう。
インタビューの最後はファンへのメッセージだったのだが、黒子は黄瀬が喋ってる途中で帰ってしまい、
黒子――――っち(泣)!!という黄瀬の叫びでインタビューは〆られていた。
また黒子の「ありがとうございました」の部分に×が付けられていたのも黄瀬だけである。
ジャンプNEXTにて
詳しくはNEXTしおり事件。その中には黒子と黄瀬の2ショットもあったのだが、その組は他の組と2ショット構図が異なっていた。とりあえず公式黒子in海常おめでとうございます。
他の組は、背が低い方が前方に出て高い方が背後で決める、というものだった。しかし黒子と黄瀬の海常組はというと、横に並んで背中合わせだったのである。しかも黄瀬と黒子はぴったりと密着し、黄瀬はこれ以上無い魅力的なカッコイイ笑顔だった。何故ですか藤巻先生。
2012年12月発売のジャンプNEXTにて書き下ろしの番外編が掲載された。
ききミネラルウォーターが出来るようになったと黄瀬が嬉しそうに報告に来るのだがそこには黒子しかおらず、黒子以外のキセキの世代は黄瀬メインの話に興味がなく帰ってしまったとのこと。
それならば黒子は何故残っていたのだろうか。
その答えは皆さんの心の中にある。
アニメにおいて
第4話エンドカード
全てはここから始まった。何をかいわんや。
第48話エンドカード
一見すると、黒子と紫原が隣で寝そべっている大変ほっこりする画である。
だがよーく見てみると、黒子の右隣に黄色い人の手が忍び寄っているのだ。誰の手だろうね。
第62話エンドカード
笑顔で黒子に飛びつこうとする黄瀬を、火神と誰か(おそらく笠松)が制しているというなんとも…な図。黒子からすれば二人ともGJであるが、もし制止されてなかったら腐ったお姉さま方はどうなっていたのやら…。
ちなみに、黒子と黄瀬の服装は伝説の4話のエンドカードと同じ。どちらの回も海常との決着回である。約束を果たした二人なのだった。
キャラクターソングにて
黄瀬は自身のキャラソンにて、モノローグでは
「黒子っちと肩を寄せ合い慰め合い・・・あれ? 違ったかな?」
と帝光中学時代の思い出を語る。更には
そんなツレないこと言わずにオレにしときゃいいじゃないスか
とここでも黒子口説きに余念がない。
デュエットソングにて
黒子とのデュエットに上がりすぎたテンションを押さえきれない黄瀬の歓喜の叫びから始まる。
歌詞を見れば一目瞭然であるが「次会う日まで」は爽やかな友情ソングの様相を呈しているのに対し、「タイムマシーンがなくたって」の方はというと、一部のファンの目から見れば完全に黄瀬から黒子へのラブソングである。
今の自分を黒子はどう思うか、黒子の目に今の自分はどう映っているのか、昔よりもイケていればいい、傍にキミがいりゃもっといいなと黒子に語りかける黄瀬。
黒子が困ってないか、寂しくないかを心から気にかける黄瀬。
ちょいちょい会いにくる黄瀬をチームに馴染めていないのではと心配する黒子。
と切なさを誘いつつ、考え直してくれ、脈はあるかとしつこく黒子を口説いてミスディレクションされる黄瀬などオチまでもりだくさんの内容となっている。
ミニドラマでは黒子がいるのではないかと仕事帰りに会いに来た黄瀬と黒子が二人きりでバスケの練習をする。自分で開発した技や緑間のモノマネを黒子に披露し、ウケると調子に乗る黄瀬はどう見ても好きな人に笑ってほしかったとしか・・・。
黄瀬が誠凛に「黒子っちください」をしにいった時のことを反省する様子や、黄瀬の変化に気がつく黒子も見どころである。
SOLO MINI ALBUM Vol.1にて
黒子テツヤのキャラクターソングミニアルバムに収録の1曲『Your Membership』にてデュエットソングシリーズ以来のデュエットが披露された。
それぞれの居場所で頑張るお互いを尊敬し合う歌詞になっており、前回のデュエットソングから少し進んだふたりの関係が感じられる。
アニメ雑誌各誌の多田監督のインタビューにて
・「(黄瀬は)黒子とずっと一緒にいれば黒子の相棒として開花する可能性があった男」
・「(黄瀬は)ポジション的には黒子の敵ではないんですが、個人的に黒子に思い入れがあります」
・(監督が予想する理想の結婚相手)黄瀬:自分の心に刺さる人。※ただし相当黒子に執着しているためそれ以上の存在じゃないと難しい(笑)
とまで言わしめた。
監督の黄黒への理解力に脱帽である。
なお1期におけるアニメ誌の版権絵における黄瀬はというと、黒子の隣にいることが非常に多い。
浴衣姿で黒子にたこ焼きをひとつ差し出したり(どう見てもあーんです本当にry)、ハンバーガーを食べる黒子の口周りの食べかすを自分の指でぬぐってあげたりと、恐ろしいまでの甲斐甲斐しさを発揮している。
アニメ第1期2クール目の週変わりED「ストバス大会」にて
14Qから24Qまで流れたED。どうやら誠凛・海常・秀徳・桐皇の4校のバスケ部メンバーが集まり、ストバス大会を開催するもよう。ルールは1チーム3人の3on3。20Qでチーム決めのくじ引き回が行われた。
その際、黒子は緑のクジ、黄瀬は赤のクジ、緑間は緑のクジだった。黄瀬は泣きながら緑間に飛びついて彼の、クジを持つ手を掴んでいた。そして、
おわかりだろうか。黄瀬は、緑間と、クジを交換していたのである。理由はお察し下さい。
てゆかスタッ腐ー!! やらかしまくりです。
だが、21Qエンディングにて伊月に困惑されるほど生き生きとして喜んでる黄瀬を見ると・・・・・・うん、いいんじゃないかな、こういうのも。黒子は気付いていたんだろうか。あと、黄瀬はそんなに黒子と同じチームになりたかったんだろうか。なりたかったんだろうな、クジを交換してもらったぐらいだから。
そうして黒子と同じチームになって以降黄瀬はひたすらニコニコ顔で黒子といちゃついていた。超ご機嫌です。
更に驚くべきことに、週変わりEDで着ているビブスは黄瀬と黒子と青峰は帝光時代のナンバーなのである。もう深読みするしかないではないか。
ちなみにチーム決めする前から黄瀬は黒子と画面の端っこの方で一緒にいたりする(19Qエンディングでは画面右端でテツヤ2号と戯れている)。
KUROBAS CUP 2013にて
演目のひとつとして、生アフレコでこのストバスのミニドラマが演じられた。
黒子と同じチームになりたくて駄々をこねまくる黄瀬や、緑間にくじを交換してもらい黒子と同じチームになってやる気に漲る黄瀬や、背後でイチャイチャする黄瀬と黒子など黄黒クラスタにとって萌えポイントがとても多い内容となっている。
またアニメのエンドにはなかったみんなでお弁当を食べるシーンも追加された。
ここでも黄瀬は黒子にお茶を持ってきたり、二人でいただきますと一緒にご飯を食べたりと仲睦まじい様子が描かれている。
二期の週変わり「ウォールアート編」は、各校代表が大集合し、壁にアートを施すというもの。
そこでは黒子と黄瀬が連絡を取り合っていたり、仲良く見取り図を眺めたりと、これまた仲むつまじい光景が見られる。
第1期DVD&BD2巻特典CDにて
人が多い渋谷のデパートにおいて真っ先に黒子を見つけてハイテンションに駆け寄る黄瀬
(黄瀬と同行していた笠松は「全然わからん」かったらしい)
逃げているのは火神なのに、黒子の名を連呼し嫌われたのではないかと泣きながらしつこく追いかけてくる黄瀬
(黒子本人も「なんでボクなんですかね」と言っている)
みんなで一緒にラーメン屋にいくことになりご機嫌で黒子を誘う黄瀬
と黄瀬の黒子への想いが如何なく発揮されたドラマとなっている。
「そうまでしてオレから逃げようとするなんて・・・黒子っち~!!」というヤンデレの素質を垣間見せる黄瀬の台詞に戦慄を覚えた黄黒ファンは少なくない。
ちなみにこの約21分間のオーディオドラマにおいて実に14回、1分に1回近いペースで黄瀬は黒子っちを連呼している。呼びすぎ。
第2期DVD&BD1巻特典CDにて
内容は黒子の見た夢の話て、火神やキセキ出演の桃太郎のようなストーリーとなっている。
黒子は川に散歩に来た青年で、ひょんな事から川の精霊に黄色い桃をもらう。
そこから出てきたのが黄瀬である。
「フレンドリーに涼太って呼んで欲しいっス!」「黄瀬君」
「だから涼太って呼ん・・・「黄瀬君」
「涼・・・「黄瀬君」
下の名前で呼んで欲しいと頼んだが食い気味に拒否されてしまう。
しばらく黒子と黄瀬の二人で暮らしていたが、日々の生活が退屈という黄瀬に鬼退治に行ったらどうかと黒子が提案する。
鬼退治に行く事を渋る黄瀬だったが、黒子にきびだんごを持たされ半ば強制的に送り出されてしまった。
その後、色々ありつつ旅を続けていたが、虎(火神)がきびだんごを寄越せと出てきた。
虎(火神)は自分はきびだんごに興味はないが、一緒に居た犬(黒子)が欲しいと言っているのだという。
今まで出てきた雉や猿にはきびだんごを渡さなかったが、犬(黒子)から「きびだんごください」と頼まれたら「あ、いいっスよ!」と即きびだんごをあげていた。
「即答かよ! オレの時と対応違いすぎだろ!!」
「何かこの顔に頼まれると断れないんスよ~」
と、黄瀬の黒子贔屓は相変わらずである。
お礼に一緒に鬼退治に行きましょうという犬(黒子)の言葉に黄瀬は
「やったー! 黒子っち1号と同じチームっスね! じゃ鬼が島目指してレッツゴー!」ととても上機嫌であった。
虎(火神)が舟を漕いで鬼が島に向かう3人だが、その船上で黄瀬は
「黒子っち1号! きびだんご食べない?」と積極的にきびだんごを勧めていた。
また、虎(火神)に対して「てーかそもそもなーんで虎っちもついて来てるんスか?」と若干不満げだった。
・・・一体どういう事なのか、二人っきりで旅がしたかったのか、黄瀬の言動に黄黒ファンはまた振り回されるのであった。
DVD&BD特典CDのキャラクターソング「セイシュンTIP-OFF!!」にて
1期2巻の特典CDに『セイシュンTIP-OFF!!~MVP黄瀬ver.』、1期の9巻の特典CDに『セイシュンTIP-OFF!!~MVP黒子ver.』が収録されている。
実は、同曲の2人のキーが同じな為、マッシュアップでデュエット風にすることも可能だったりする。
その後、3期2巻の特典CDに収録された『セイシュンTIP-OFF!!~MVP黄瀬VS黒子ver』では実際にデュエットを果たしている。
ドラマCD第1弾にて
遊園地が舞台。他のものと比べると公式燃料は少なめ。
火神の虎人形を賭け、火神&黒子VS黄瀬&緑間で遊園地内で勝負することになり、勝負のお題を探して遊園地を彷徨っていたのだが、その際二人だけアトラクションを楽しむ気満々で、珍しく黒子と黄瀬の意気があっていた。
ドラマCD第2弾にて
帝光中学時代の学園祭が舞台であるが、クラスが違うのにわざわざ黒子の執事姿を見に来る将校服のコスプレをした黄瀬。
執事姿の黒子を自分の隣に立たせ、「コンセプトは青年将校とその執事っス」と言ってのける。
他クラスの黒子を、勝手に自分の執事に仕立て上げて似合うと誉めそやす青年将校にはさすがという他ない。「おかえりなさいませご主人様」とノるあたり案外黒子もまんざらでもないのか。
ファンディスクにて
原作の巻末番外変をアレンジしたもの。黒子が帝光バスケ部レギュラーの前から華麗に消えたとき、黄瀬は黒子の行方を心配していた。桃井と。
スタッ腐さん、凝り過ぎグッジョブです。
ファンディスク2にて
特典でエンドカードEXTRA(3種)が付いてくる。
その中のひとつが黄瀬と黒子がトナカイとサンタに扮したイラストとなっている。
大きなプレゼントの箱から出てきた黒子、そしてその黒子に小さなプレゼントの箱を差し出す黄瀬。
一見微笑ましいイラストだが、何故まるで自分がプレゼントかのように黒子が箱から出てきたのか、そして黄瀬の小さい箱の中身は・・・?
黄黒ファンにとって色々と深読み出来るエンドカードとなっている。
是非とも実物を手にとって見てみて欲しい。
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黒バス4話エンドカード事件 172Qショック 青年将校とその執事
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