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緒山兄妹

おやまきょうだい

漫画「お兄ちゃんはおしまい」の登場人物、緒山まひろと緒山みはりの兄妹のイラストに付けられるタグ。
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概要

漫画「お兄ちゃんはおしまい」の緒山まひろ緒山みはり兄妹のイラストに付けられるタグ。

なのだが、兄が女体化しているため、肉体的には姉妹のほうがしっくりくるかもしれない(ただ実際、まひろは今のところ心は男なので、こちらの方が正しいと言えば正しい)。


転“性”前

お兄妹〜まひみは

優しかったお兄ちゃん…それがいつからか だんだん遊んでくれなくなって…


緒山真尋と緒山みはりは仲の良い兄妹。よく一緒に遊んでいた。

の真尋は心優しく、みはりにぬいぐるみやシールをあげたり(今のみはりがいつも着けている特徴的なヘアピンも、真尋からのプレゼントである)、雷を怖がるみはりに寄り添いなだめてあげたりしていた。

のみはりもそれに応えるように兄を慕い、敬愛していた。


みはりが神童の片鱗を見せ始めるとともに、関係にヒビが入り始めた。

元々の要領の良さに加え、「お兄ちゃんにもっと褒められたい」一心で努力を重ねたみはりは、定期テストでは学年トップ、陸上でも記録を残すなど、文武両道を体現したような「よくできた妹」になっていく。

勉強も運動もずば抜けて秀でていて、どこに行っても褒められる妹と、一方で比べてしまえば特に秀でたところはない、その「兄」。

真尋はみはりに対し、徐々に劣等感を覚えるようになり、二人で遊ぶ時間も減っていった。

追い打ちをかけるかのごとく、真尋は受験に失敗。

そんな真尋の横を通り過ぎるように、みはりは大学に飛び級合格。

真尋は部屋から出てこなくなった。


転“性”後

二人だけの時間

みはりも成長したもんだ


アニメとゲーム三昧の日々を送る、引きこもりの真尋。そんな兄を未だに慕い続けていたみはりは、現状を打破すべく、極秘プログラム……「お兄ちゃん改造計画」を実行する。

それは、真尋を無断で女体化若返りさせるという、頭のネジが数本外れていないと思いつかないような代物であった。

プログラムの一環で女子中学生くらいの体になってしまったまひろ(性転換以降はひらがなで書かれる)は、みはりとともに生活リズムなどの改善に取り組んでいくこととなる。


最初こそあまり乗り気ではなかったまひろだったが、いかんせん可愛くなってしまったせいで、オシャレなどを楽しむようになる。

また、「妹の妹」の立場に収まったことで重荷が取れたのだろうか、はたまた否が応でもみはりと接する機会が増えたためだろうか、立派に成長したみはりの様子に素直に感心したり、風邪を引いたみはりを看病したりと、妹に対するコンプレックスが氷解し、広い心で接するようになっていく。


兄妹の会話や一緒に過ごす時間はまた段々と増えていった。

あるときはまひろがみはりの好きな紅茶味のクッキーを作ったり、あるときはまひろがみはりにバレンタインチョコをお返しをあげたり、あるときはまひろの提案で二人で遊園地に行って、みはりの誕生日をお祝いしたりした。

まひろは未だにぐうたら気味ではあるものの、兄としての余裕や寛大さを徐々に取り戻していき、みはりのみならずをも魅了するようになっていった。


兄妹は、立場こそ逆転し、少々倒錯的ではあるものの、昔と同じように(もしかしたら昔よりももっと)仲の良い関係に戻ることができたのである。


補足

  • ……とはいえ、この兄妹の関係を簡単に説明すると「エロゲ大好き引きこもりの兄&そんな兄のことが好きすぎる妹」。言わずもがな倒錯しまくっているが、それをわざとらしく感じさせずに流し込んでくるねことうふ先生の手腕のせいで、多くの読者の性癖が着実にこじれていっているとも。
  • 連載当初でまだキャラ設定が固まっていなかった頃は、みはりはただ単に“お兄ちゃんに当たりが強いキャラ”として描かれていたが、話が進んでいくにつれて“お兄ちゃん子”になっていったと、ねことうふ先生が語っている。
  • みはりは、まひろが引きこもっていた理由を知らない可能性が高い。
    • これについてまひろがみはりを責めているような描写は特になく、むしろ自分の中で「今となっては思春期の悩みと割り切れる」と片をつけているようである。そもそもまひろが嫌っていたのはみはり本人ではなく、何をやってもみはりに追いつけない自分のほう(つまり、まひろは生活面以前に自信を身に着けないことには、ぐうたらで怠惰な面が治らない可能性が高いが、みはりはその事にも気づいていない)。
    • それと同時にまひろは自己肯定感の低さゆえか、みはりがまひろのことをどれだけ愛して気にかけているかを知らない(もしくはそもそも気にしていない)可能性が高い。
  • 二者の間に性的関係はない(もちろんpixivの二次創作においてはその限りではない)。
    • 特にまひろからみはりに対しては、部屋にいるのに(女体化直後とはいえど)平気でエロゲをプレイし始める、「妹の裸には興味ないです」と言い切る、生えてしまった自分のナニを掴ませる、JCたちと風呂に入るのはマズいので代わりにみはりと入る、薬で一時的に豊胸したみはりを見たのち何も言わずにその場を離れるなど、全くもってストライクゾーン外。
      • とはいえ、みはりがクリスマスに「デート」に行った際は、慌てて相手を確かめに尾行するなど、完全に健全とは言い切れないのも確か。
    • みはりからまひろに対しては、裸を見られると若干照れる、「興味ない」とはっきり言われた後に少し不満そうな表情になるくらいの描写はあるが、それ以上進んだ感情はない模様。それどころか、まひろが悪ふざけで撮った下着写真を見てドン引きする場面がある。
  • みはりが料理スキルやファッションセンスを身に着けたのも、すべてお兄ちゃんに喜んでほしかったから。
  • みはりは、かえでたちと一緒に楽しめるはずだった高校生活を全て擲ってまで大学に飛び級しているが、これすらもまひろのためであることが示唆されている。
  • いくらみはりといえど、まひろのやることなすことを全肯定しているというわけではない。ロリコン疑惑が出たときは割としっかり引いているし、あろうことか同級生にエロ本をあげようとしたときはシンプルに叱った。
  • 衣食住や心の支えなど、まひろは生活に関するかなりの部分をみはりに依存している。話が進み、友達や外出の機会が増えるにつれ少しずつマシにはなってきているものの、まだ根本的な改善には至っていない。まぁ、二年間も引きこもっていた人間が友達を作ったり普通に外出したりできているだけでも相当な進歩と見ることはできる。
  • まひろが人間的に成長した一面を見せたり、みはりに対して何か良いことをしたりすると、みはりは感動して泣いてしまう。まひろ曰く「すぐ泣く〰」。
  • 当初みはりは、まひろをかえでやもみじと同じお風呂に入れることに懐疑的であった(17-18話)が、そのずっと後、まひろが女子中学生たちと一緒の部屋で寝ることとなった際は、「お兄ちゃん人畜無害だし」として問題視していない(27-28話。ちなみに当のまひろは割と良識があるので、「オレ 一緒の部屋でいいの?」と言っている)。
    • アニメでは当該話の順番が前後したため、信用が重なっていく過程が描写できていないとの声もあるが、そもそも前者と後者では服の有無などシチュエーションがだいぶ違うため、比べるべきではないという見方も。
  • みはりは女体化以降のまひろを積極的に写真や動画に収めており、「みはりコレクション」なるものまで存在する。

関連イラスト

公式

【C97】おにまい11+特別編2【夏の新刊】おにまい同人誌版18巻

ファンアート

水着!まひろがお兄ちゃんやってるとこ好きまひみは緒山兄妹

鏡餅緒山姉妹?兄弟?おにまいセンシティブな作品


別名・表記ゆれ

みはまひ まひみは


関連タグ

お兄ちゃんはおしまい

緒山まひろ 緒山みはり

兄妹 姉妹

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