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能力名クソデカロゴ

のうりょくめいくそでかろご

戸塚慶文の漫画「アンデッドアンラック」で特大(クソデカ)な作品演出(ロゴ)。
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概要編集

戸塚慶文の漫画アンデッドアンラックで描かれる特大な漫画的表現(アンビエント)。


本作を構成する大きな要素(コンテンツ)である。

重要事項(キーワード)の一つ「否定者(ひていしゃ)」は、自己か他の理(ルール)を1つ否定する超能力者。否定する理(ルール)は能力名として、名称開示はゴシック体のような字体で否定者へ重なる配置で大きく表示される。



なお名称由来は単行本12巻の制作裏話より。

ただ、ネット上ではそれ以前から主にクソデカフォントと呼ばれており、現在でもこちらが定着している。アニメスタッフもそう呼んでいる模様(参考)。


ロゴの誕生編集

初出は組織の少女・ジーナが登場する回にて。当時はジーナのキャラデザに時間がかかり締切の迫る中、彼女の否定能力「UNCHANGE-不変-」を見破る場面は「カッコよく見せたい!!」と練っていた時、ジーナの顔アップの背景が空いており―


「ここにゴシック? で UNCHANGEって入れられたりします?」

と当時担当編集・本田さんに聞いたら、


「できるよー」って言われて、

連載して間もない中、作者は「本田さんスゲー!!」って驚嘆したそうな。



次の日。

校了(文字入りのチェックをする段階)の時、依頼した所には【なんか格好いいヨゴシの入ったフォントっていうかロゴ?】が入っていて―



「えっ本田さんこんな事できんすか!?」

「違うよ! デザイナーさんだよ!」

「・・・え?」


ってなんか、すごく贅沢な気分になったのを憶える出来事であった。



UNCHANGE-不変-のロゴ入り図が載った後、作者がダメ押しくらいの気持ちでやった演出が本作『アンデッドアンラック』を象徴する1個の大きなエンタメコンテンツに変わっていくのを実感したという。


制作話編集

ロゴデザインは、デザイン会社フライハイトの山本優貴氏が担当しており、単行本のデザイン等も行っている。


ジーナ以降、その後に登場する否定者(ひていしゃ:世界の理を否定する業の器になった者)もロゴ演出をお願いしている。



更に当時担当編集・本田さんとの打合せ、ある否定者ネタバレ注意)の場面では―


コピー能力だからなんか変わったロゴがいいね」

「そっすねー」


と希望を出したら、ジジジと音が聞こえてきそうなコピーVer.のロゴを作ってもらい担当・作者の二人は興奮していた。


更に更に不気味な否定者の特殊ロゴも作ってもらい、作品演出を盛り上げてくれる一端は、間違いなくデザインの力強さのおかげだと作者は感謝している。


pixivでは編集


アンデラ+αまとめ23アンデラまとめ4

作品投稿サイト「pixiv」では、原作のロゴデザインを模した制作に限らず、創作者の加筆(アレンジ)から多彩力作が投稿されている。


関連項目編集

戸塚慶文 アンデッドアンラック アンデラ

言葉演出(アンデラ) いいね!!最高だ!! ん!!がっごいいん!!しゅきいい!!


漫画的表現 名称 開示 ゴシック体 ロゴ

デザイン アート エンタメ コンテンツ



血飛沫(アンデラ)・・・本作で特徴的な作品演出(アンビエント)の一つ。



エヴァ明朝・・・『新世紀エヴァンゲリオン』でサブタイトル等を表示する際に使われる極太な明朝体(みんちょうたい)の通称で、エヴァを象徴する作品演出のひとつ。後続作品に多大な影響を与える要素にもなり、一見して「これはエヴァだな」と分かる作風(パロディ・オマージュ)の特徴になった。


ラグランパンチ・・・フォントワークスから提供されるフォントの一つ。『キルラキル』で使用されたことで御馴染みな、角ゴシック系の太く力強い字体。


仮面ライダーゼロワン・・・前作以上に強化された能力・必殺技CG演出の一つに、極めてスタイリッシュな技名表示演出がされている。更に細かい演出で「©」の著作権表示が小さく盛り込められる要素もある。

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