芸陽バス
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げいようばす
広島県中央部をエリアに持つバス会社で、広島電鉄の連結子会社。ここでは、同社が路線のほとんどを継承した三原市営バスについても説明する。
本社を広島県東広島市に構え、同市および広島市内東部、海田町、竹原市、三原市に路線を持つバス会社。
1931年1月に藝陽自動車、豊田自動車、河戸自動車が合併統合して誕生した藝陽自動車にルーツを持ち、1964年に広島電鉄の資本参加を受ける。
この間、1942年に三原市交通局が発足、市営バスが運行を開始した。
三原市営バスは平成になってから経営が悪化し、2006〜2007年度にかけて民営移管が決定。芸陽は三原市営バスの大半の路線を譲り受けた(芸陽が継承しなかった路線のうち、福地線は鞆鉄道が継承、市バス車庫線は廃止。なお、深線は中国バス、鞆鉄道および芸陽の3社共管)。三原市交通局は2007年度末をもって閉局し、庁舎は現在、三原市シルバー人材センター前になったが、一時期は芸陽バス三原営業所の宮沖車庫としても使われていた。宮沖車庫廃止まで交差点名に「市バス前」が残っていたのはその名残。
2012年に広島バスが保有していた全株式が広島電鉄へと譲渡され、芸陽バスは広島電鉄の連結子会社となった。
- 高美が丘・豊栄線(広島バスセンター - 西高屋駅前/豊栄)
- かぐや姫号(広島バスセンター - 忠海駅)
- 広島空港リムジンバス
日野自動車製が多数派で、少数いすゞ製と三原市交通局から事業を引き継いだ際に登場した三菱ふそう製が加わる。
中古車の移籍元は三原市営バスの他に親会社の広島電鉄や系列のボンバス、さらには姫路市営バスや南海バスなどがある。
三原市営バスは全車両が三菱ふそう車となっていた。
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