かならずや犯人をつかまえるぞ
概要
立派で真面目な大学教授の典型だが、ドラマ版では、後半に暑苦しい一面を見せることもあった。原作では特徴的な口髭を生やしているが、ドラマ版では髭はない。
無類の馬好きで、うっかり彼の前で馬の悪口を言った学生が、単位がもらえず留年し、挙句に就職にも失敗したという噂もある。
極めて厳格な性格で几帳面、なにごとも論理的に進めるため学生からの信頼も厚いが、細菌培養で失敗を繰り返す菱沼に難解な内容の注意書きを残してイタズラと勘違いされるなど、独特なユーモアセンスの持ち主でもある。
漆原とは学生時代以来の仲(「戦後のどさくさに紛れて入学した」と言う漆原と違い菅原は入るべくして入った)で、漆原とは似ても似つかぬ几帳面で繊細な人物だが、40年来の腐れ縁の親友。
優等生でインテリ型、かつその事に若干コンプレックスを抱いている菅原は、型にはまらない野生児のような漆原に弱く、そのため友情が長続きしたとの描写がある。
公衆衛生が専門であり微生物の扱いには長けているが、獣医師としての臨床経験は少ないため、手術や注射のような医療行為は苦手。その性格のため漆原には学生時代から振り回されていたが、話が進むにつれて、菱沼や小夜にも振り回されることが多くなった。研究熱心ではあるが、長年自身の講座が貧しい事が悩み。
既婚者で、ぽっちゃり気味の気が強い妻がいる。またシャーリーという名のポインター犬を飼っており、狂犬病予防ワクチン接種時には、毎年、会場までの長い散歩をするハメになっている。
大学へは車通勤だが、菅原の愛車は登場のたび(主に漆原と菱沼が原因で)必ずと言っていいほどボロボロになり、一度買い換える羽目になっている。
ハムテルや二階堂のことを一度も名前で呼んだことがない。ドラマではハムテルをあだ名で呼ばず「西根君」としており、ハムテルの両親を除けば彼を唯一あだ名以外で呼ぶ人物である。
ドラマ版の演者は草刈正雄(友情出演)。ヒゲがなく痩せ形ではなく黒髪であるため漆原とは対照的に完全にイメージが異なる。