華舞鬼町おばけ写真館
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かぶきちょうおばけしゃしんかん
「華舞鬼町おばけ写真館」とは、蒼月海里作の小説シリーズのことである。
アヤカシが跋扈し、大正や明治を思わせる不思議な街「華舞鬼町」を舞台に、大学生・久遠寺那由多は、総元締めで雑貨屋店主・狭間堂に祖父のカメラで撮った写真に不思議な風景が写る性質を生かし、迷える者の悩みを解決し、そして、撮った写真を店の一角に展示するように言われる。
迷える者の道を照らす、妖しくレトロなほっこり謎解きファンタジー。角川ホラー文庫より出版。
東京の名所を訪れ、昔あったものを紹介する。
人見知りな青年・那由多はある日大学をサボり、万世橋で祖父の形見であるインスタントカメラをカワウソに盗られてしまう。追いかけ、辿り着いた先はアヤカシが跋扈する街「華舞鬼町」。異形に襲われそうなところに『狭間堂』と名乗る若い男に助けられる。祖父のカメラで撮った写真が不思議な風景が写ることがきっかけで狭間堂らと行動を共にすることになるが……。
百代 円(ひゃくだい まどか)
「華舞鬼町」の新聞記者。
一人称は「己れ」
狭間堂に異様に執着し、那由多やポン助には怖がれられ、ハナに対しては苦手な様子。
正体が目競な為、目が合うと複数の者に見られているような感覚になる。普段は色眼鏡を掛けて封じている。
虚路(うつろ)
4巻にて登場。
真っ黒なマントに、学生帽を被った学生姿の出で立ちの若者。
手に持ってるアンティークランプの中に、主に生者のケガレを入れ、それを燃料にし、怪異を発生させているらしい。
一人称は「僕(やつがれ)」
華舞鬼町おばけ写真館 祖父のカメラとほかほかおにぎり
華舞鬼町おばけ写真館 路面電車ともちもち塩大福
華舞鬼町おばけ写真館 送り提灯とほっこり人形焼
華舞鬼町おばけ写真館 灯り無し蕎麦とさくさく最中
華舞鬼町おばけ写真館 夜の語り部とふっくらカルメ焼き
華舞鬼町おばけ写真館 消えた臨港線と缶入りドロップ
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