「また季節が正しく巡ってくるようになって、みんな将来の夢を語るようになるわ」
CV:杉山佳寿子
概要
『宇宙戦艦ヤマトIII』にて登場する地球人女性。地球防衛軍司令長官の藤堂平九郎の孫娘であり、ヤマト通信班長である相原義一の恋人。
茶髪ロングにカチューシャを付けた美人。デザイナーが同じのためか顔立ちがサーシャにも似ている。
初登場は第3話。空港で死んだ小鳥を見つけ、埋葬しようにも舗装地だらけで困っていたところ、気にかかって声をかけてきた相原に埋められる場所を教えてもらい、一緒に埋葬する。
この出来事でお互い惹かれあったものの、名前を知らないまま別れてしまい、再会することは無いかと思われた(特に相原は完全に惚れてたようで、彼女を探すためにヤマトを降りかけたほどだった)。しかし、彼女が平九郎にせがんでヤマトの見学に来たことで再会を果たした。
第12話からは平九郎の秘書に就任(縁故採用な気がするが気にしてはいけない)。秘書としてヤマトからの定時連絡の取り次ぎも担当し、相原と数千~数万光年の遠距離恋愛を行った。
ちなみに直接会話する機会がなかなか無かったため両片想いが長く続き、正式に恋仲になったのは第18話となっている。
平九郎は交際には肯定的で、彼女が秘書に志願した際には相原が通信班だったことを思い出し揶揄っている。
アニメでの登場は『ヤマトIII』のみだが、小説『宇宙戦艦ヤマト黎明篇』にて相原と結婚したことが語られた(ちなみに相原が婿に入る形)。同作では夫と同じく外務省で働いており、同省の官房長の職に就いている。
余談
リメイク版シリーズでは加藤四郎と並んで登場が絶望的なキャラだったりする。
加藤の方は現在リメイクシリーズのシナリオを主導する福井晴敏氏が出さない宣言をしただけだが、晶子についてはそもそも平九郎に孫が存在し得ない(平九郎の子供は一人娘である早紀のみで、彼女には子供はいない)。
ならば孫娘以外の位置付け(姪っ子など)であればどうかというと、『3199』にて新たに平九郎の妹が登場したものの彼女も独り身で子無し。
今後平九郎に新たな親族が生えてこない限りは晶子の登場は難しいだろう。そのせいで相原は将来の恋人を失ったと一部視聴者から変な同情を買っている(代わりに早紀が恋人になったらどうかと想像する人もいる)。
早紀の母の名前は千晶であり、声優は晶子と同じ杉山佳寿子氏が担当しているため、晶子を意識していると思われる。
また、同シリーズに登場する西条未来は容姿の特徴が晶子とよく似ている。