プロフィール
所属企業 | 西品治警備保障(企業序列26位) |
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身長 | 175cm |
体重 | 66kg |
年齢 | 30歳 |
誕生日 | 8月12日 |
特技 | 硬式テニス |
趣味 | 日焼け |
概要
経営者たちによる代理戦争格闘技漫画ケンガンアシュラならびケンガンオメガに登場する人物。西品治警備保障会社の社長を務めている男性。会社で社長業務に打ち込んでいる人物とは思えないほどさわやかな外見をしたスポーツマン風のイケメンであり、奏流院紫音からは嫌味交じりで「さわやか野郎」と評されている。
片原滅堂が開催した拳願絶命トーナメントに参加して会長の座を狙っている。
人物
外見通りさわやかな性格をした人物であり、自身が抱えている代表闘技者であり後輩である今井コスモに無理をするぐらいなら棄権することを進めるほど後輩思いの優しい人物。
その一方で「善き弱者でいることに意味なぞ無い」「野望には犠牲が必要」と考えている苛烈な一面があり、たとえ自身を慕ってくれている今井コスモが窮地に陥っていてもその考えは決して揺らがない。
おそらく前述のセリフも建前であり、今井が負けず嫌いであることを織り込み済みで言っていたのかもしれない。しかし、本質的には悪人ではなく、そんな自分を「善人ではない」「人の道から外れている」と評しており、野望を優先して今井を見捨てようとした際はとても苦しそうな顔を浮かべていた。
彼がなぜ執拗に拳願会の会長を目指しているのかは作中では明かされていないが、彼の過去から推測することはできる。
過去
実は西品治明はペナソニックの社長を務めている瓜田数寄造ならびにお抱えの代表闘技者因幡良とは幼稚園の頃からの幼馴染。
3人の仲は非常に良く、その関係に亀裂が入ることは無いまま育っていったがそんな中とんでもない事件が起きる。
それは、西品治明の父親が瓜田数寄造の父親の命令で因幡良の父親に殺されるという痛ましい事件。しかも、その事件で負った怪我が元で因幡の父も命を落としてしまう。
西品治は父の死に関しては因幡も瓜田を責めることはせず、父親同士の因縁を絶対に持ち越さないように二人に告げる。
そして後々になって発覚したことによると、瓜田の父は東洋電力会長速水勝正の命令で実行したことに過ぎないが判明した。
この事から、どれだけ善人でも「弱者」でいては意味はない。ただただ「強者」の気まぐれで食い物にされるだけだと悟ったことが押して図れる。さらに言えば加害者である速水は拳願会の中でナンバー2の勢力を誇っている強者の中の強者であり、速水を上回る強者になるには拳願会の会長になるしかない。これが、西品治が会長を目指していた動機だと思われる。