なぜ、世界が再びオラクルに支配されているのだ! そしてあれは……カツキング!? ……なんだ、あの強欲に支配されたかのような禍々しい姿は……。誰よりも自由を愛したあの男が何かに支配されるようなことはあってはならないのだ!!
効果
レアリティ | C |
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コスト | 火文明(2) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | アウトレイジ |
パワー | 2000+ |
能力 | バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。 |
相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。 |
概要
DMRP-18『王来篇 第2弾 禁時王の凶来』にて登場したアウトレイジのクリーチャー。
相手ターン限定の踏み倒しメタ効果を持つクリーチャーであり、コスト2なので序盤から出せるカード。
効果による踏み倒しは、メタ効果で対策してないと致命的な展開に持ち込まれる事も珍しくなく、『速攻デッキに採用できるメタカード』と考えると優秀。
メタ範囲は《とこしえの超人》の方が強力なものの、あちらはマナを増やしてしまう為、相手のデッキ次第ではマイナスに働く。
こちらは小型システムクリーチャーの中でも、バトル時のパンプアップもあって見た目よりはしぶとい方。
ただし効果が適用されるのは相手のターン中であり、こちらから攻めるタイミングでの踏み倒しには無力。
この点は自分の踏み倒しも対象となってしまうが、ターンを問わず踏み倒しを禁止できる《ルピア炎鬼》に軍配が上がる。
デッキや環境の変遷によっては他のメタカードに出番を譲る事もあるが、選択肢としてカードプールに存在する事に意味のある1枚。
デュエマでは思わぬタイミングで思わぬカードが活躍する事も珍しくないので、知っておいて損は無いカードだろう。
《絶望神サガ》が登場してしまった為、コスト2で展開メタができるこのカードの需要も出ており、公式による開発部セレクションデッキ、【光水火鬼羅.Star】にも4枚積みで採用されており、サガへのメタカードとして注目されている。
背景ストーリー
テスタ・ロッサが《不死帝の黒玉ジェット》の力で、王来篇の時代に復活した姿。
しかし、目覚めるとそこは《禁時混成王ドキンダンテⅩⅩⅡ》の力で歴史は歪み、オラクルに支配された世界になっていた。
ドキンダンテの後は《龍魂珠》のコントロールから外れ暴走する《勝災電融王ギュカウツ・マグル》を目撃し、カツキングやかつての仲間達の変わり果てた姿に驚愕。
かつての宿敵まで傀儡に成り下がった事実に複雑な心境を吐露しつつも、カツキングを解放すべくギュカウツ・マグルの撃破に成功する。
その後鬼の歴史との全面戦争でも生存しており、モモキング達が世界を守った瞬間に立ち会う。
その後は現代のクリーチャー達との共闘を経て、新時代の火文明に馴染んでいるようで、『いきなりつよいデッキ「攻めの王道」』での再録では、ビートジョッキー達と同じボードを乗りこなしている。