赤舞とはかつての大戦の運命を塗り替えようとする二人の艦娘である。
概要
ミッドウェー海戦で日本軍が4隻の正規空母を失った事は有名だが、その中で空母・赤城の雷撃処分を行った駆逐隊に舞風の存在があった。
実際、赤城に雷撃処分を下した駆逐艦の船員の手記が遺されており、その心中は察するに余りある。
その後も舞風は輸送船「赤城丸」を護衛しきれず、乗員もろとも虐殺されて彼女の乗員で生存者は誰一人として居なかった。
ゲーム中の舞風はひたすら陽気に振る舞っている。
だがその陽気さが実はかつての不安を払しょくするための空元気である事はケッコンカッコカリで判明する。
舞風なりに赤城の事を引きずっているのだろうと思われる。
彼女が今度こそ赤城を守りきれるように提督は采配してあげてほしい。
また赤城もどこか事務的で自分から壁を作っているような雰囲気が感じられるという意見もあり、そうした解釈に基づくと舞風との共通点もあるのかもしれない。
なお、アニメ版では、11話で僅かではあるが謝りながら雷撃処分を願う赤城と、それを涙ながらに実行する舞風の様子が回想シーンで描かれていた。ただ、劇中のMI作戦ではこれを懸念した赤城の提案で編成が変更されたため、舞風が赤城と再びMI作戦に挑む事は叶わなかった。