概要
ロシア語:Красная Армия всех сильней
ロシアの内戦中であった1920年夏、黒き男爵”ウランゲリ将軍”(白軍司令官)率いるロシア軍はクリミア半島からボリシェヴィキの支配下である領土に攻勢を開始した事がきっかけであった。
キエフ軍管区から求められたことで、パーヴェル・グリゴリエヴィチ・ゴリンシュタインが作詞、サミュイル・ポクラスが作曲を担当。
この曲は、ウランゲリ打倒に向かうキエフ軍管区の兵士たちを鼓舞する役割を担った。
1935年にこの歌が始めて印刷物に載り、その後、「タイガからイギリスの海まで」「赤軍(Красная Армия)」「赤軍(Красноармейская»)」と何度もタイトルを変えて出版。
1937年、最終的に「赤軍に勝る者なし(Красная Армия всех сильней)」というタイトルとして定着した。
ソ連国外でも主に左翼の間で人気を博したため、翻訳されたり、独自の歌詞が作られたりした。
日本では関鑑子の訳詞『鐘が鳴れば』が有名。
実際の曲