CV:村越伊知郎(第2話~第16話) /水鳥鉄夫(第21話~第53話)/ 西村知道(スーパーロボット大戦での代役)
概要
『グレートマジンガー』に登場したミケーネ帝国の七大将軍の1人で、人間型戦闘獣軍団を率いている。
7人の中で最も出番が多く、軍団に所属する戦闘獣の数も多い。血気盛んでプライドが高く、他の将軍とも度々衝突することがあった。諜報軍の指令で戦わなければならない時などは、あからさまに不満の声をあげていたほど。
部下の人間型戦闘獣自体、作中に登場した全ての戦闘獣のうち5割以上占める多さもあり、彼自身7人の将軍のうち最も出番が多かった(他の将軍のまともな出番が5.6回程度に比べ、ユリシーザーのみ10回以上も登場している)。また暗黒大将軍に気に入られており、第23話で魔魚将軍アンゴラスと共に闇の帝王の怒りを受けた際も、暗黒大将軍の働きかけでユリシーザーのみ早めに現場復帰した。
第53話で無敵要塞デモニカ上でマジンガーZに戦いを挑み、自分の首を投げつけるがかなりあっさりといなされ地獄大元帥と撤退。それ以降出番がないため撤退中に死亡したと思われる。
永井豪の漫画版では、終盤に光子力研究所攻撃指揮官を務め、猛獣型戦闘獣グレートマンモスに騎乗する。しかし、援軍に現れたグレートマジンガーのサンダーブレークに敗れ去る。また、髪飾りが常に炎上している様に書かれている(TVでは光子力ビームを受け発火した)。
桜多吾作の漫画版ではミケーネの祝勝会で勝ち戦に酔っていたところ、特攻してきた剣鉄也の自爆攻撃に巻き込まれ地獄大元帥もろとも爆死したように思われていたが、続編『UFOロボグレンダイザー』で生存していた事が判明。しかし同エピソードでミケーネ帝国が完全に滅亡してしまった為、最終的にどうなったかは生死も含め不明のまま終わっている。
マジンカイザー死闘!暗黒大将軍
CV:坂口候一
ミケーネ7つの軍団の一角である人間型戦闘獣軍団の長。デザインは『グレートマジンガー』時の原案ラフデザインを元にアレンジされており、全体の色も原作では紫だったのがホワイトになり、永井豪版同様髪飾りが炎上していて、本体の人面の位置も髪飾りに変更されている。
原作ではパワーアップしていたとはいえ、マジンガーZに軽くあしわれていたが、本作ではエジプトにて、バイオンβをパイロットごと首投げで瞬殺するなど、強さはTV版を超えていた。
悪霊将軍ハーディアス、妖爬虫将軍ドレイドウと共に光子力研究所へ攻め入るが、マジンカイザーのルストトルネードをまともに喰らい、風化。あっさりと消し飛ばされた。
真マジンガー衝撃!Z編
最終回では、あしゅら男爵の自害による儀式によって復活したミケーネの神々の一柱として、シルエットのみの姿で登場。
真マジンガーZEROvs暗黒大将軍
スカラベス、ライガーンと共にグレートマジンガーと死闘を行い、先にスカラベスを倒されるがライガーンとの協力戦術によって後一歩の所まで追い込んでいる(この時グレートが落としたマジンガーブレードを奪い、グレートの左足を切り落としている)。しかしミケーネの本拠地から帰還した兜甲児が行ったTFOの特攻でライガーンが倒された事に気を取られた所をグレートブーメランによって討ち取られた
ロボットガールズZ
CV:徳井青空
ゴーゴン大公、獣魔将軍に並ぶ株式会社ミケーネ、七大幹部の1人。血気盛んでプライドが高く、他の将軍とも度々衝突することがある。いわゆる「ツンデレ」ではなく、ただの「ツン」。とはいえ一人になったときの気持ちの反動はすさまじいらしく、お気に入りのウサギのぬいぐるみを抱かないと、寂しくて寝ることも出来ない。背が低いことをコンプレックスしているため、いつもグレちゃんに食ってかかる。