逃亡怪獣ヘルツ
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とうぼうかいじゅうへるつ
『ウルトラマンタロウ』に登場する善良な怪獣の名称。
メドウーサ星(メドウーサ星座)に生息する極めて大人しい宇宙怪獣で、身を護る武器も特殊能力もほとんど持たず、一日の大半を目を開けたまま寝て過ごしているとされる(ちなみに予告で口から火炎を吐いているが、劇中では見られなかった)。犬のように感情に応じた多種多様な鳴き声を使い分けるなど見た目に反して性質は小動物的。武器はハサミと地球のナイフが刃こぼれするほど硬い足の爪だが、これも使用されない。
また、その皮膚は金属より固いが、土踏まずの部分だけは柔らかいとされる。サンプル採集のためにZATにこの部分をナイフで抉られるが、弁慶の泣き所だったようで一晩痛がっていた。
体を丸めて飛行できるものの、地球の引力圏から脱することは不可能である。
ある日、メドウーサ星座の全ての星を自分たちの支配下に置こうと企むメドウーサ星人の侵略に会い、命からがら地球まで逃げて来た。
星人の侵略活動を知る唯一の生き証人であるため、星人に執拗にその命を狙われ続けるが、タロウの活躍により星人が斃された後、はしゃぐような仕草で喜びを表現し、タロウにお礼を伝えた後、自力で地球から故郷へと帰れない為、ZATに手伝いで、地球の引力圏外まで連れて行ってもらい、地球から去って行った。
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第165回「メドゥーサ星人&ヘルツ」解説ナレーション書き起こし
(本編→https://www.youtube.com/watch?v=DBUjcoxwYbU)800文字pixiv小説作品