概要
1969年に講談社から「週刊少年マガジンの弟分」という宣伝文句と共に出版された漫画雑誌。同年1月号から71年23号まで4年間刊行された。
当時はまだ子供の読むものという風潮が根強かった漫画、特に『週刊少年マガジン』が大学生にも読まれるようになるなど、漫画読者層の高年齢化を考慮し定年連装向け雑誌として、児童向け月刊雑誌『ぼくら』を誌名変更・週刊化して創刊されたが、『少年マガジン』グループ全誌の統括編集長だった内田勝が『週刊少年マガジン』本誌の部数急落で退任したことから、およそ1年半で『週刊少年マガジン』に統合される形で廃刊となった。
石ノ森章太郎漫画版『仮面ライダー』やさいとう・たかをの超人バロム1、藤子・F・不二雄のモジャ公などが連載された。
廃刊後、低年齢層向けメディアミックス雑誌の役割は、1971年11月創刊の『テレビマガジン』に引き継がれた。
週刊ぼくらマガジン連載作品
タイガーマスク(梶原一騎・辻なおき) →週刊少年マガジンに移籍
ハクション大魔王(吉田竜夫)
天才バカボン(赤塚不二夫とフジオ・プロ) →週刊少年マガジンに移籍
魔王ダンテ(永井豪とダイナミックプロ)