鉄子の旅
てつこのたび
2002年から2006年まで「週刊ビッグコミックスピリッツ増刊IKKI」(後の月刊IKKI)にて連載された。全48旅で全6巻のほか、後日談的な内容の「プラス」が1巻ある。また、原作の内容から選り抜きエピソードによるカラー特別版が5巻あり、こちらは駅スタンプ風の特別な表紙となっている。
当時のIKKI編集長江上英樹が横見浩彦の著書を気に入り、横見の著書を知っていた編集者イシカワと「横見と組んでコラムやエッセイなど何かをしてみたい」という発想に至り、横見本人の提案で横見と編集と女性漫画家の3人で鉄道を旅するルポマンガになったという。
2009年からは作者がほあしかのこにかわって『新・鉄子の旅』の連載が2013年まで掲載され、2016年から2019年まで霧丘晶により『月刊サンデーGX』で『鉄子の旅3代目』に連載された。
2017年に開催されたトークイベントでイシカワは「3代目で終わりと思っておりませんので」、江上は「4代目も5代目も横見さんの命がある限り」とコメントしていたが、横見の死去に伴い実現しなかった。
テレビアニメは、2007年6月24日から9月23日にCSのファミリー劇場で放送された。全13話。
このほか、2007年から2009年にかけて菊池がプロデュースした駅弁が5種類にわたって販売された。
鉄道にまったく興味のない女性漫画家のキクチ(菊池直恵)が、鉄道好きでトラベルライターの横見浩彦に嫌々日本全国の鉄道に連れ回される。
各話終了後には編集者のイシカワまたはカミムラによる旅行のメモが掲載されており、旅行中に立ち寄った駅や路線の豆知識のほか、道中に発生したアクシデントなども記されている。
| 話数 | サブタイトル |
|---|---|
| 第1話 | 久留里線全駅乗下車 |
| 第2話 | 130円・一都六県大回り |
| 第3話 | 土合・湯檜曽…鉄子流デートコース |
| 第4話 | 南東北・横見スペシャル |
| 第5話 | 岩手県の自然を味わう旅 |
| 第6話 | わたらせ渓谷鐵道と廃線跡歩き |
| 第7話 | 海底駅そして北海道初上陸 |
| 第8話 | 飯田線・秘境駅巡り |
| 第9話 | まだ間に合う! くりはら田園鉄道 |
| 第10話 | 祝・鉄子ご一行様四国初上陸 |
| 第11話 | 長野電鉄の魅力を味わう |
| 第12話 | 見どころ満載、肥薩線 |
| 第13話 | これが北海道だ! |
備考
- 放送した年が2007年であるため、アニメの内容は原作とは異なりすべて2006年ごろに訪問したことを想定したような内容となっている。
- 第2話ではE231系近郊形の作画に誤りが認められるほか、上述の事情から八高線の電化区間で乗車する車両が103系3000番代から205系3000番代へと変更されている。
- 第9話では、原作では描かれなかったくりはら田園鉄道線廃止当日の様子も描かれており、横見が涙ぐみながら最終列車を見送る様子も描かれた。
- 第11話は、原作では木島線廃止に立ち会った後に訪問しているため、菊池がそれを踏まえて廃止されたものと勘違いしているが、アニメではそれが描写されていないため、第9話での内容を踏まえたものへと変更されている。
- 3500系電車が登場するが、河東線では定期運用されたことがない冷房化されたN編成(現車は2010年の増発実験や車両不足時の代替運用など、突発的な事態が生じたときしか運転されたことがない)が描かれている。
- 第13話では、北海道ちほく高原鉄道がすでに廃止されている旨のテロップが表示されて終了する。
エンディングテーマ
「大いなる旅路」
歌 - SUPER BELL"Z / 作詞 - 小椋佳 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 野月貴弘&スギヤマ!
これらの楽曲は劇中の挿入歌や各話イメージソングとともに、アルバム「MOTORMAN 鉄子の旅」に収録されている。


















