銭湯クイズ
せんとうくいず
※この記事にはネタバレを含みますので観覧にはご注意ください
「コーヒー牛乳争奪、おそ松クイズー!」
銭湯クイズの始まりは、おそ松のこの一言から始まった。
回答者はチョロ松という何とも言い難い人選。
そして何故か銭湯に来ていた男性たちは、銭湯クイズに乗り気だった。
このクイズで正解すると、風呂上りにコーヒー牛乳が貰えるらしい。一体誰が買うのかは不明だが、恐らくは問題の出題者であるおそ松か、兄弟に弄られるカラ松だろう。
「自分で買うからいいです……」とあまり(というより結構)乗り気でないチョロ松だが、おそ松はそんな事お構い無しに1問目の問題を出題する。
そしてそのお題はまさかの……。
「これ、誰のち○こ?」
最初は顔を逸らし質問に答えようとしなかったが、息が持たないと言われ渋々「十四松?」と答えた。しかし、残念な事にその正体はカラ松だった。
「いや、だから何だよ!」
そんなチョロ松を無視し、おそ松は次の問題を出題する。
「次の内、カラ松のち○こはどれ!?」
お湯の中から現れたち○この数は何と5つ。
六つ子の内、二人は外に出ているため数が合わない。つまりは、この史上最低なクイズに協力者がいるという事になる。
「……一番左?」
「残念。一番右でした~」
「だから一番左 誰だよ! そっち気になるんだけど!」
一番左にいた協力者の正体。それは、ちょくちょく登場している聖澤庄之助だった。
そして真ん中に立っていたトド松は、男でありながらも何故か胸を隠していた。どうしてち○こは出せるのに、胸は出せないのだろうか……。
そしてまたもやチョロ松の言葉は無視され、第3問が出題される。
「これ何人のち○こ?」
「どっから連れてきた外国人!!」
あまりの大きさにすぐさま外国人だと決めつけてしまったのだが、その正体は何と日本人であるハタ坊であった。それを見たチョロ松は、「随分と成長したね」と感心していた。
身長的にも、普段の彼の見た目的にも、ありえないような事なのだが、そこは「おそ松さん」ならではだろう。
第4問では、「これ、一体何?」と最初に言うべき質問が出題された。
チョロ松は少し戸惑いながらも、「何って何? ち○こだろ?」と正論を述べる。第四問にしてやっとクイズに正解できたのだが、問題にすらなっていないこの問題は、しっかりと正解としてカウントされるのだろうか。チョロ松もこれに関しては「今のいる!?」と驚きを隠せない様子だった。
「ある日1本のトド松が歩いてきました。すると向こうから、これまた1本の一松が。そこにカラ松と十四松もやって来て……。さあ、今全部で何本!?」
第5問では、ち○こで人形劇のような事を始めだしてしまう。
チョロ松が「どう見ても4本だろ」と言い終わると同時に、お湯の中からたくさんのち○こが現れた。どうやらこの史上最低のクイズに協力していたのは、聖澤庄之助だけではなかったようだ。
そして、ここでやっと銭湯クイズが終了した。
「来週も見てね」
「いやお前ら! ち○こを振るな! お前ら~!!」
最後の最後まで銭湯クイズは、史上最低のクイズだった。