概要
高さは329.5mという低山ながら鹿野山・清澄山と共に房総丘陵の一部を成す。
かつては房州石という良質な石材の産地として江戸時代から採石が行われ、当地で切り出された石は横須賀市の軍港施設や靖国神社などに納められて使用されている。
東京駅から特急さざなみ号で1時間ほどという近場であり、東京湾アクアラインや館山自動車道、東京湾フェリーなどのアクセスもとても良く、休日はハイキング客で賑わいを見せる。
登山道の途中には日本寺という725年の創建とされる曹洞宗の寺があり、山全体を管理している。
また海側の山頂の一つまでなら麓から民営の有料車道とロープウェイが開通しており、展望台から広大な東京湾とその対岸などを見渡す事ができる。