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長呂儀(チョロギ)

おせちのあかくてくるくるしたすっぱいあれ

長呂儀とは「名前が分からないアレ」の一種であろう、おせちに添えられているあかくてくるくるしたすっぱいアレである。
目次 [非表示]

おせちアレ、なんだっけ?くるくるして赤いすっぱいアレ?」

「ああ、黒豆と一緒のアレね。…なんだろ?」


概要編集

おせちでよく黒豆に添えられている、赤くてクルクルしてる酸っぱいアレである。

いわゆる名前のわからないアレの一種。

その名は長呂儀。学名もチョロギ。

英名は「Chinese artichoke」。

シソ類シソ目シソ科オドリコソウ亜科イヌゴマ属チョロギ種。

近年では正月以外にもコンビニや駄菓子屋で売っていることも。


おせち以外にも天ぷらや吸い物の具、祇園漬け、そして後述のフランス料理に使われる。


おせちとしての概要編集

おせちは祝い事なので縁起担ぎで「長老木」「長老喜」と書かれることも。

チョロギの塊茎を4~5日ほど塩漬けにした後、梅酢やシソ酢に漬けて赤くしたのが赤くてクルクルしてる酸っぱいアレ。となる。

近年では当然ながら赤の着色料で代用されていることが多い。

編集者の主観であるが、健康上の問題をヌキにしても酢で漬けたやつの方のほうが美味しい。


甘い伊達巻黒豆錦玉子の口直しとして有用(主観)な他、

これを酒の肴お屠蘇で一杯やりながらゲームなりイラストなり記事編集なりすると至福である。

絶妙なしょっぱすっぱさが癖になりやめられないとまらない。



高 血 圧 不 可 避



植物としての概要編集

収穫後そのままでは白色で、ピリッと辛い。収穫は10月~11月頃。

草本体高さ60cmほどで、花は6月~7月頃に開花し薄青紫である。

日本での主な栽培地は東北地方だが、京都があるせいか西日本でも栽培されている。

西日本でのの収穫は東北より遅く12月ゴごろ。



中国から日本、そしてフランス編集

他の多くの日本文化同様元は中国から伝わったものであるが何故かフランスでもよく使用されており、japonaiseと名前に付く料理には非常に高確率で付け合せにチョロギが使われるらしい。

artichokeつながりだろうか?


pixivでは編集

似て非なるラムズイヤーことワタチョロギの擬人化、フラワーナイトガールワタチョロギ(花騎士)のイラストが多く投稿されている。

植物としてのワタチョロギはキク亜綱シソ目シソ科イヌゴマ属と無印チョロギと微妙に異なり、英名では「Stachys byzantina」と全く別物となる。


関連イラスト編集


関連タグ編集

おせち

チョロギ ちょろぎ 長呂儀

名前のわからないアレ ワタチョロギ(花騎士)

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