魚または海老のすり身もしくははんぺんに卵と砂糖・塩などの調味料を加えて、すり鉢ないしフードプロセッサーで混ぜ合わせ、フライパンもしくはオーブンなどで板状に焼き上げたのちに巻き簾で巻いた料理。
フワフワした食感と心地よい甘さが人気。
卵焼きの一種ともいえるし、魚肉が含まれるので練り物の一種に数えることもできる。
日本の料理ではあるが、ルーツは南蛮渡来とされ、製法にポルトガルなどヨーロッパのケーキの作り方の影響が見て取れる。
おせちの品目として
全国的にお節料理の品目のひとつとしてなじみ深い。
筒状になっているところが巻物を連想させ、勉学成就の縁起物とされる。
また、卵が使われているので、子孫繁栄の意味も込められているとされる。
黄金を連想させる黄色い色であるところから、金運上昇を願うのにふさわしいという説もある。
名称の由来
「伊達巻」の名の由来にはいくつかの説がある。
関連タグ
5月24日:伊達巻の日。