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阪神8701・8801・8901形

はんしんはっせんななひゃくいちはっせんはっぴゃくいちはっせんきゅうひゃくいちがた

かつて阪神電気鉄道で活躍していた優等列車用車両。
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概要編集

4両編成であった3801・3901形を改造・改番して6両固定編成として1986年に武庫川車両から登場した電車。当時阪神線では8000系を中心に赤胴車は6両固定編成化が進んでいたことから、8901形も6両で組成された。3901形の計8両の内6両はこの8901形に、残った先頭車2両は7890・7990形として武庫川線で運転を開始した。種車である3901形は西大阪線(現:阪神なんば線)の難波延伸を見込んで抑速ブレーキを装備しており、8901形に改造されてからもそのまま引き継がれた。


8000系と同じ8000系列であることから、ニセ8000と言われることがあった。しかし同じ4M2Tでも8901形は主電動機出力が130kWと高く加速力は8000系よりも高かった(8000系は4M2Tで110kWであり、加速度は2.5km/h/s)。


直通特急対応改造はされず、1998年に梅田山陽姫路間の直通特急が運転を開始してからは、快速急行や梅田〜甲子園間の臨時特急などと言った阪神線内完結の運用が中心となった。また連結器は武庫川線専用車を除いてバンドン式から廻り子式へ変更されていたが、8901形は廃車されるまで変更されなかった。


編成表編集

  • ←梅田
◇◇◇ 三宮・元町→
編成表890088008700880087008900竣工 備考 
MT構成Tc1M1M'1M2M'2Tc2
8901F8901880187018802870289021986年2009年2月廃車
旧車番390338033804380538063906

廃車編集

前述の通り阪神線内完結の運用を中心に運転されていたが、1000系の増備により直通特急対応改造していない且つ、1編成しかなかった8901形は、真っ先に置き換えの対象となった。2008年11月には運用を離脱し、なんば線の西九条〜大阪難波駅間が開通する約1ヶ月前の2009年2月に廃車となり、解体された。


種車である3901形はなんば線の急勾配対応と難波延伸、近鉄線への直通運転を想定して製造されたが、阪神なんば線の延伸開業を待たずして廃車されるという迷列車要素のある電車であった。


関連タグ編集

阪神電鉄阪神電気鉄道赤胴車

阪神8000系8000系

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