概要
「九十九の満月」の世界(以下、九十九世界)に登場する人間の名家で、大昔に怖い妖怪などを退治した者達に、時の天皇から土地を献上された超エリート!
陰陽十家には序列と個性があり、人の身ながら大妖怪と渡り合える実力者ぞろい。中には陰陽省(おんみょうしょう:江戸幕府内にある妖怪の事案に関わる部署)に所属する一族がいる。
現在は二つの名家が無くなり陰陽八家(おんみょうはっけ)となっている。
登場した名家
鬼城家(おにしろけ)
鬼城家の特徴は、おそらく式術(しきじゅつ:文字状の回路を介して様々な効果を発現させる技術)に秀でた名家。
虎狩停家(とらがりていけ)
大昔怖い虎を狩った一族の末裔。
虎狩停家の特徴は、家系に伝わる鬼技(おにわざ:超能力)を持ち古来より磨かれてきた秘伝の術がある。
龍宮殿家(りゅうぐうでんけ)
大昔から災厄の化身である龍を幾匹(いくひき)も屠ってきた一族の末裔。
龍宮殿家の特徴は、龍と生身で戦うために施した狂気とも言えるほどの「人体改造」
どこかのヒロ…新キャラ?さんと名が同じだが?
余談
漫画家・小雨大豆の他作品『学び生きるは夫婦のつとめ』に、鬼城家の末裔の端っこのほぼ関係ない人達が登場しているらしい。