概要
ジャパリパーク保安調査隊・通称『探検隊』の隊長候補に応募した人物。
どういうわけかドール直筆のパークからの招待状が隊長候補の選考会が行われる一ヶ月前に手元へ届き、まだグランドオープンしていないパークへ一人でやって来る事に。
その後、巨大セルリアンに襲われ『輝き』を奪われた事で探検隊としての活動ができなくなったサーバルからドールが副隊長の任を託されると同時に、彼(彼女)もミライから探検隊の隊長を任され、ドールを筆頭に新たに結成された探検隊のフレンズ達と共に、巨大セルリアンの後を追う事になる。
本来野生動物であるフレンズ達にとって、人間である隊長の指揮は非常に強力。隊長不在時のフレンズ達は、個々の能力は高いが纏まりを欠いてしまう(ゲーム内ではフレンズ同士の連携が不可能になる)ので、『群れを統率する隊長』というポジションはパークにとって非常に重要かつ貴重である。
キャラクター像
名前
デフォルトネームは「しんまい」。
キャラクター名は任意で変更可能だが、フレンズ達からは基本的に「隊長(さんorちゃんorくん)」と呼ばれ、名前で呼ばれる事は少なく、むしろ名前で呼ぶのはミライをはじめとした人間キャラや守護けもの達のみである。
また、一部ファンの間では上記のデフォルトネームから由来して、太眉パターンは「シン」、おさげパターンは「マイ」といったように、下記のそれぞれの容姿で呼称分けがされる場合もある。
性格など
プレイヤーの分身という事もありゲーム内では明確なプロフィールは設定されていないが、シナリオ中に登場する選択肢によっては妙にノリが良くなるなどNEXON時代の主人公同様に少なからずネタ的な一面も併せ持つ。
隊長の事を強く慕っているフレンズもドールを筆頭に多数存在し、場合によって修羅場になる事もある。
また、ヤタガラスやセイリュウを始めとする守護けもの達や火の鳥からはその実力を高く評価され、強く期待されている節がある。
能力など
上述したフレンズ達の指揮能力の高さは彼(彼女)が持つ輝きの強さにも繋がっており、ハンターセルによってそれが奪われた際には、すでに奪われていたトキの輝きと相まって「歌う災厄」と称される程の脅威となり、それを取り戻すために決死の一撃を喰らわせたドールが一度フレンズとしての死を迎える程であった。
ヤタガラスと共に夢の中の世界(実は隊長が現在進行形で見ている夢)を冒険した際に「皆のためになれているか不安」である事をヤタガラスに打ち明け、それと同時に発生したユメリアンを倒すべく彼女に的確な指示を出した事で自信を取り戻す事に成功する。
これ以降、彼(彼女)の指揮能力は大量のセルリアンを瞬く間に蹴散らしていける程のレベルにまで成長。更にはルーラーセルを道連れに自爆したヤタガラスの魂をサルベージするために星の記憶と思わしき領域へアクセス出来るようにもなった。
なお、メインストーリーシーズン2第4章でヤタガラスと再会した際に、選択肢次第で夢の中の世界を冒険した時の事を覚えている展開にする事が可能。
更に
容姿
NEXONアプリ版の主人公とは異なり作中で明確なグラフィックが以下の二種類存在する(ゲーム内でいつでも変更可能)。
- パターン1
通称太眉隊長。
ツバが短めの青い帽子を被り、焦げ茶色の髪と太めの眉毛が特徴の男性的要素が強めの姿。
探検隊制服を着た姿では、ズボンの下に黒いスパッツを穿いている。
私服は長そでシャツにデニム素材のオーバーオール。
- パターン2
通称おさげ隊長。
紐が垂れているツバが広い薄緑色の帽子を被り、右側に小さな髪飾りを付けた黒のショートヘアが特徴の女性的要素が強めの姿。
私服は上にパーカーを着ているが、下に何を穿いているかは不明。
性別に関して
性別については明確に言及されておらず、下記のデザインもあくまでどちらかの性別寄りといったもので、これによって作中で性別が決まるという事はない。
いずれの容姿も中性的なものにデザインされている事もあり、ぴくしぶちほーでは女子な太眉隊長や男子なおさげ隊長のイラストも投稿されている。
余談
隊長の正式な名称は
おさげ隊長→ジャパリパーク保安調査隊隊長(日よけ帽子)
太眉隊長→ジャパリパーク保安調査隊隊長(サファリ帽子)
との事。
関連イラスト
関連タグ
招待状が届いた経緯(ネタバレ注意)
メインストーリーシーズン2第5章で、ドールの書いた招待状が隊長の元へ届いたのは
単なる偶然、誤配であった事が判明する。これによりジャパリパークは滅びの危機を
薄氷一枚ギリギリのところで踏みとどまり、結果的に麒麟の降臨につなげる事が出来た。