需品科(陸上自衛隊)
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じゅひんか
需品科とは、陸上自衛隊の職種の1つである。災害派遣では給食・入浴支援などで活躍する。
需品科(Quartermaster)は全部で16種類存在する陸上自衛隊の職種の1つである。
職種標識の色は茶色。
職種学校は松戸駐屯地に所属する陸上自衛隊需品学校。
旧軍の輜重兵、経理部の任務のうち、補給整備を担う職種。自衛隊では装備の名称などから軍隊色が排除されており、そのせいでよく分からない名称になっている職種も存在するが、需品科と輸送科に関しては、輜重兵よりも何をやっているかわかりやすい。
需品科は各部隊に対する各種後方支援活動を主な任務としており、武器・装備品以外の食料・燃料・水・被服をはじめとする物品の補給整備等を担当する。
演習中の隊員や、災害により被災した方々へ野外炊具で温かい食事を提供し、野外入浴セットで心と体の汚れを落とし、野外洗濯セットで服まで綺麗にしてくれる。更にはタンクローリーやトイレカー、家や避難所が無いのなら天幕で衣食住全てに対応出来るスゴイ奴である。
また、天幕はどの部隊も所有しているが、整備を行うのは需品科の整備部隊である。
需品科の隊員は物静かな隊員が多い。元々普通科に行く自信が無いから……という理由で需品科を選んだ隊員も多いため、私服を着ていると自衛官に見えない隊員も多い(もちろん、筋肉モリモリマッチョマンの変態もいる)
米飯だけであれば一度に自衛官基準で600人分の炊飯を行うことが出来る。
自動で炊き上げてくれる機能などは存在しないため、隊員が時間と匂いだけで見極める必要がある。
通常の白米であればなんかちょっとヤバげな焦げた匂いがする位が適切なタイミングであり、ビビって早くに火を消すと生煮え飯が出来上がる。
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