概要
富士原昌幸氏が連載していた『龍虎王伝奇』の第二部における主人公を務めた中国人の少女。
第一部の主人公「稲郷隆馬」とそのパートナー「文麗」の孫にあたるが、2人を故郷が滅ばされた原因と思い恨んでいる。
髪型と目つきは祖父に似ている。
気性は荒く祖父と同様に示現流を使いこなす。
母の形見として祖父の刀を大事にしている。
復讐のために戦う迷いのなさが勝利に結びつくことが多かった。
劇中の活躍
第二部
バラルに故郷を滅ぼされた後、上海の裏格闘技場で龍刀娘を名乗り戦っていたが、再びバラルが目の前に現れ命の危機に陥る。
そこをエドワード・グリムズに救われ、復讐のためにオーダーに加わり鋼機人の一機轟龍に乗り込む決意を固めた。
その後は次々と襲い掛かる妖機人を仲間たちと共に返り討ちにしていった。
最終決戦では龍虎王そして五鋼合体 魁龍虎王に乗り込み、孫光龍の操る霊亀皇を打倒した。
外伝
最終決戦後、オーダーの一員だった稲郷桂馬と結婚し曾孫の稲郷兵馬の顔を見れるほど長生きしている。
人間関係
祖父。魁龍の艦長を名乗る彼とその素性を知らずに再会する。
故郷が滅んだ原因と恨んでいたが、素性を隠し虎太郎を名乗っていた彼から示現流を教わっており、その技が敵と戦う力になっている。
最終決戦で彼の素性を知ってしまうが、怒りを敵に向け復讐心を乗り越えた。
祖母。祖父同様憎んでいた。
- 稲郷桂馬
オーダーの一員で最終決戦後に結婚し夫婦となった。
怪我していた彼を看病したのがなれそめ。
- 稲郷真馬
息子。
曾孫。エピローグでオーダーのメンバーのその後を教えている。
オーダーの仲間で光雀のパイロット。血縁的にはいとこ違いに当たる。
様々な理由で嫉妬されていたが戦いの中で乗り越えていった。
最終決戦では母の面影を見て叔母さんと呼んでいる。
オーダーの仲間で雷虎のパイロット。
よく行動を共にするため涼夜に嫉妬されていた。
オーダーの仲間で嵐武のパイロット。
その外見から初対面でデコと呼ぶなど関係はよくなかったが、彼を妖機人化から救ったことがきっかけとなり良好な関係になっている。
魁龍の副長。
いきなり抱き着かれ自慢話を聞かされ呆れてしまう。
オーダーの重要人物。
最終決戦では虎王機に乗り込み、共に龍虎王を操った。
バラルの仙人の1人。
彼の言葉に他の仲間たちが揺らぐ中、飛麗だけはその意志を貫いていた。
バラルの地機仙の1人。
彼の言葉で艦長の正体を知り復讐をそそのかされるが、正論と共に文字通り切り返した。
バンプレストオリジナル
遠い未来における子孫。
死の間際、祖父から受け継いだ言葉は彼の代まで残り続けている。