概要
YouTubeチャンネル自体は2013年3月から存在し、実写あるいはキャラクターの立ち絵を用いた、ごく普通の食虫植物系のYouTuberであった。
2018年1月29日には当チャンネルのマスコットキャラクターのネアのlive2Dを使用した2Dモデルが完成し、これを機にバーチャルYouTuberとしての活動へ本格移行している。
ハエトリソウやウツボカズラなど、食虫植物を紹介する動画を主に投稿している。内容は食虫植物の生態や育て方などが基本であり、3人のキャラクターによる対話形式で紹介されているのが特徴である。声は音声ソフトを使っている。
登場キャラクター
ネア
ハエトリソウをモチーフとしたリボンと、ハエトリソウの種をモチーフにしたアクセサリーを着けている少女。眠たそうなジト目と大きなアホ毛が特徴。
幼気な口調をしているが、年齢は16歳である。フスカに「健気」と言われるほど純粋で、なおかつ食いしん坊。フスカのおやつを勝手に食べたり、フスカをパシリに使うなど小悪魔的な一面もある。
フスカと共に食虫植物部で活動をしていて、好きな食虫植物はハエトリソウ。ハエトリソウの虜ということからハエトリコを自称している。その一方で、ハエトリソウをバカにされるとムクれてしまうこともある。
ハエトリソウの擬人化や妖精などと間違えられるが、歴とした高校生。大好きなハエトリソウに例えられたり、ハエトリソウ隊長などと呼ばれるとウットリして自分の世界に入ってしまう。
育てているハエトリソウのようにもっと背が高くなりたいという願望から大きめの制服を注文したものの、全く背が伸びずに仕方なくこのサイズミスの制服を着用している。そのため常に制服がはだけており、左肩が露出しているのが特徴。このはだけた制服についてはレウコに指摘されたこともある。ちなみに彼女はコスプレをするとき以外はどんな服を着ても必ずはだけてしまうようである。その為、動画内ではレウコからバスタオルでぐるぐる巻にされたこともある。17Liveで生配信をするときは、大人の事情から真っ黒なインナーを着用して配信している。
動画の中では屈指の天然ボケキャラで、本人に悪気はないものの常にフスカやレウコを巻き込んで大騒ぎにまで発展させている元凶。時にはフスカを一撃で涙目してしまう腹黒発言をするなど、大抵はいつも一緒にいるフスカが酷い目に遭わされてしまう。
食べ物に関しては異常なほどに執着心を見せ、食べ物が入った僅かな単語にも飯テロ反応してしまうほど食いしん坊。初期の頃から水苔を「美味しそう」と思っていたり、実際に食べて秒で吐き出したこともあった。公式絵などで確認できる虹色のミックスジュースは、彼女の自慢の一品。その一方で、フスカが調理したウツボカズラ飯シリーズには拒絶反応を示すこともあった。
登場当初はディオ・ネア名義で活動していたが、すぐにネア名義に変更し、現在に至る。当時の髪型はまだ短髪で、ツッコミ系であった。
名前の由来は、ハエトリソウの学名「ディオネア・マスシプラ」より。
フスカ
ウツボカヅラをモチーフとしたパーカーを着用している可愛らしい少女。パーカーを着用していないときは、ウツボカズラのヘアピンを付けている。クリクリの大きな目とウツボカズラ型のフードがチャームポイント。また動画内では触れられていないが、食虫植物部では最もプロポーションが良い。
ネアと同じく食虫植物部の部員で、年齢は16歳。好きな食虫植物はウツボカヅラで、ネペンテス・ベントリコーサが大好きなウツボカズラーを名乗っている。
食虫植物部の部員を集めるために裏で募集の張り紙を貼るなど実は努力家。だがその一方で、ネアに隠れてこっそりとウツボカズラの紹介をしたり、ネアをウツボカズラーに仕立て上げようと妄想したり、冬の外ライブで風邪を引かなかったネアに対して「ナントカは風邪ひかない」と言うなど、腹黒い一面も持ち合わせている。だが、レウコにバスタオルでぐるぐる巻きにされたネアのことを「大切なお友達」と言って庇おうとするなど、とても大切に思っている。
ちなみに、彼女も学校内でパーカーを着用している事についてレウコに指摘されている。
しっかり者でネアのツッコミ役だが、実は周りの空気に流されやすく、他にツッコミ役がいるとハジけてボケに回ることもある。ネアに言いくるめられると泣き顔を見せたり、かと思えば大爆笑したりと、喜怒哀楽が激しく表情が豊かな少女として描かれる。またウツボカズラの格付けチェックの動画では、ハーゲンダッツ3個でネアにヒントを出したりするなど、ネアに負けず劣らずの食いしん坊でもある。
名前のモチーフは、「ネペンテス・フスカ」。格付けチェックの回では、自分で問題を出したとはいえ、ネアから自分の名前が入ったウツボカズラが「1000円の価値しかないの?」と言われたとき、かなりショックを受けていた。
17Liveでは裏方を担当しており、リスナーから呼ばれたりネアから呼ばれると返事をしてくれる。
レウコ
風紀委員長で、本名は冷子。大きな簪をつけている。二つ名は「簪の冷子」。初登場よりも前に、オープニング映像にてシルエットのみ先行登場している。
黒髪と簪がチャームポイントの少女で、ネアとフスカの上級生。「冷酷」と恐れられるほど非常に厳格な性格をしており、ネアとフスカの服装についてそれぞれ指摘している。
食虫植物部の存続をかけた戦いで、自信満々に「私が負けたら、部活の存続に少し協力してあげてもいい」と宣言し、根から虫の養分を吸い取るトマトを食虫植物の一種として取り上げた。再生数やコメントでネアとフスカを圧倒したものの、トマトは食虫植物の定義から外れているにもかかわらず食虫植物だとと主張した結果、大きなマイナスポイントと判定され、自ら敗北を認めた。その後、最初に自ら宣言した言葉で墓穴を掘り、結局フスカに言いくるめられる形で半ば強制的に食虫植物部に入部させられ、食虫植物部の廃部を自ら救った。
食虫植物部に入部してからは、ネアとフスカから自らの名前「冷子」に近い「サラセニア・レウコフィラ」から名前をとって「レウコ」と呼ばれるようになり、簪も二人からプレゼントされたサラセニアの造花の簪に(嫌々ながらも)付け替えている。
風紀委員と掛け持ちだが、以降はレウコ名義で食虫植物TVの準レギュラーとして時折動画に登場している。食虫植物部に所属してからは、先生に掛け合って外で活動するスペースがないか頼んであげたり、わがままなネアに世話を焼くなど性格が軟化している。また「ブレる事無く空高く伸びる凛とした上品な立ち姿」に惹かれて、サラセニアを育ててみたいと考えているが、フスカからはプレゼントした簪に気を使ってサラセニアを選んだと思われてしまい、ネアからは「優しい人」と断言されてしまった。
ツッコミキャラの宿命か、フスカ同様強めのツッコミを入れるときは顔芸を伴うことが多い。また、ネアにはハエトリソウの捕虫葉に挟まされる、フスカからはウツボカズラの消化液を飲まされそうになるなど、大概は酷い目に遭うことの多いキャラクターでもある。
ゆっくり霊夢(準レギュラー)
おなじみの頭部だけのキャラクター。音声は通常のゆっくり霊夢と同じくSofTalkの女性1の声を当てているが、画風は通常のゆっくり霊夢と異なっている。大人の事情により食虫植物部員ではなく、準レギュラーとして時折食虫植物TVに出演している。
かつてゲストキャラクター枠として動画に出演していたが、2021年11月13日の「【ゆっくり解説】牙を持った食虫植物!? セファロタス フォリキュラリスとは? Cephalotus follicularis【食虫植物TV】」に於いて自ら「準レギュラー」と語っていることから、準レギュラーに昇格したものと思われる。ただし、ネアからは完全に存在を忘れられていた。