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香山誠一

かやませいいち

香山誠一は、ゲーム「かまいたちの夜」シリーズの登場人物。(メイン画像右下のオッサン)
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概要編集


ペンション「シュプール」のオーナーである小林二郎がサラリーマン時代にお世話になったと言う、大阪で会社経営をしている中年男性。


がめつい、無遠慮、無神経、大法螺吹きと、大阪人の悪いイメージをデフォルメしたような人物。

その一方で社長という立場に笠に着る真似はせず、重い空気に包まれがちな場面でも冗談や軽口を言っては場を和ましてくれるムードメーカーであり、妙に愛嬌がある。


基本的に根は気の良いオヤジかつ情に厚い人情家であり、一部のサブシナリオを除いてキャラがブレる事は少ない。

後述の『×3』における臨死体験の際に、「もっとドカンと一発当てて自分も周りも幸せで、もうやることないわってところでぽっくり逝きたかった」という発言から彼の本質が窺える。

一人だけテーマ曲(カラオケ)も作られた。


一作目では春子と言う妻を連れていたが、2の時点で離婚し、夏美と言う年の離れた妻を連れていた。

夏美とは相思相愛で、元彼に言い寄られた際に「今はあの人(香山)一筋」と返している辺り、夏美の方も真剣に香山に惚れ込んでいた模様。


彼の誘いに乗ると終(=バッドエンド)になるのは恒例である。


『かまいたちの夜×3 三日月島の真相』では主人公の一人となり、物語の導入役を担う。


CV編集

  • 今西正男 - ドラマCD『かまいたちの夜 CDドラマ』
  • 大川透 - PSP『かまいたちの夜2 特別篇』収録『ちょっとエッチなかまいたちの夜2』
  • 上田燿司 - PS Vita/Windows『かまいたちの夜 輪廻彩声』

作品毎の経歴編集

※ネタバレを含みます。

かまいたちの夜編集

ミステリー編編集

シュプールの客の一人として春子と共に泊まりに来た。事件が解決しない場合は犯人と疑われ、地下室に閉じ込められる。その後、真犯人によって殺害される。


なお、彼の誘いに乗って迎えるバッドエンドは(初期設定なら)最速でたどり着くことができる。初回エンディングがこれになった人も多く、大阪エンドなどと呼ばれている。

事件が起こる以上最初の死体は発見されるが、このエンドは事件自体が発覚しない。

ある意味一番幸せな終わり方なのかもしれない。

しかし、最後のモノローグにおいて不穏な気配が・・・


スパイ編編集

妻と同じく、モサドのスパイとして登場する。作中では地下室(真理と調査に向かった場合)と田中の部屋で交戦する。地下室では隙を突かれてワインボトルで殴られて気絶。田中の部屋では乱入してきた亜希と啓子により武器を奪われてしまい、最終的には部屋に閉じ込められた。

Oの喜劇編編集

テーマ曲の歌詞を確認できる。なお、曲名は「わしが香山や!~男の大往生~」。内容はミステリー編のネタバレである。


かまいたちの夜2編集

招待客の一人。新妻の夏美と共に三日月島へ来た。

わらべ唄篇編集

凄惨な殺人事件に我を失うほど怒りを覚える。

しかし、とあるバッドエンドでは彼に関する衝撃の事実が明らかに……(※パラレル設定です)

底蟲村篇編集

実質的な準主役であり、2において彼が最も輝くシナリオ。

皆を島に招いた「我孫子武丸」本人という設定。

本当はゲームを『かやまたちの夜』というタイトルにするはずが手違いで変えられてしまったらしい。

このシナリオでは春子と離婚後、再婚しておらず独り身。

様々な怪物相手に勇敢に立ち回るその姿はである。

終盤では自らも怪物と化してしまうも理性を保ち続け、黒幕を足止めして透を助ける活躍を見せ、最後は透に跡を託して他の怪物達と共に常世へと旅立っていった。

陰陽篇編集

春子さんとは離婚ではなく死別している。

昔は「関西記憶力連盟」の副会長をやっていたらしく、驚異的な記憶力を持つ。

なお、シリーズ恒例の誘いはこのシナリオで発生。

誘いに乗った場合、惨劇は起こらず、透は香山の跡を継ぎ、結婚した真理と共にニュージーランドに移住する。

何気に香山さんからの誘いに乗ってハッピーエンドを迎える唯一の展開だったりする。

サイキック篇編集

こちらも春子さんとは死別している。

(香山本人は知らないが、香山の財産に目を付けた夏美によって殺された)

わらべ唄篇からの派生な為、離婚していたというのは皆に心配をかけさせないための嘘という設定になる。

作中での争いや因縁とは全く無関係であり、色んな意味で本作の一件にただただ巻き込まれただけの可哀想な被害者。

官能篇編集

「わしもや、わしもや。わしも好きなんやああああ!」

ビキニパンツ。

惨殺篇編集

殺人の衝動に取り憑かれ、凶悪な殺人鬼となってしまった。


かまいたちの夜×3編集

前述の通り、主人公の一人で最初から選択可能。

2で亡くなった人の供養をするために三日月島をわざわざ買い取って館を当時そっくりに修復し、事件の関係者達を集める。さらに、食事の用意のため別れた奥さんの春子も呼び寄せた。

祈祷師の勧めにより部屋割りまで決めて館中に御札を貼りまくり、供養のため怪しげな経文を唱え続ける異様な姿は、傍から見ると変な宗教にハマってしまったようにしか見えない。

(一応、プロの祈祷師から指導に則った儀式の為、効果はちゃんとあった事が終盤で判明してる。)

ちなみに展開によってはテーマ曲「わしが香山や!~男の大往生~」の新歌詞バージョンも登場。

また、彼の誘いに乗るエンドにたどり着くための手順はやや複雑になった。


物語の途中事件に巻き込まれ、死亡してしまう。なお、死んだ場所は畳の上である。

しかし、魂は滅んでおらず全ての元凶である伊右衛門の怨霊を滅ぼすために行動する。

ただし、事件の真犯人を当てないとこのパートを読むことができない。

伊右衛門討伐後に仮死状態から息を吹き返し、エピローグでは自身のお好み焼きのチェーン店が10,000件に達した。



その他編集

街 ~運命の交差点~編集

名前や姿こそ出ないが細井美子のシナリオでゲスト登場。

とある一件で大阪までやって来てしまった美子の前に突然現れ、初代と同じような感覚で「どや、うちこんか」と就職に勧誘してくる。

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