細井美子
ほそいよしこ
CV:佐藤智恵(ラジオドラマ「第Qの男 ~QはquestionのQ~」)
チュンソフトのサウンドノベル「街-machi-/街~運命の交差点~」の登場人物。
シナリオ「やせるおもい」の主人公である。
作中唯一の女性主人公となっている。
美子を演じる伊藤ちゃんが中々太れなかった為、詰め物をしたり写真を加工したりしている。そのため、よく見ると作中の美子は不自然に細くなったり太くなったり、体型が安定していない。
こうして、美子と食欲の5日間に渡る壮絶な戦いが幕を開けるのだった…。
「おいしそう…」
食欲は底無しで、居酒屋のフードメニュー&アルコールメニュー全制覇くらいは簡単にしてしまう。基本的に好き嫌いはなく、あらゆる食べ物や飲み物は「美子の大好物」であり、なんでも美味しそうに食べる。美味しいものを食べると、思わず寄り目になって放心状態になってしまう、という変な癖がある。
割と残念なおつむの持ち主で、運動も苦手。「ワタシハキカイ」と自分に暗示をかけることで美子ロボになりきり、単純作業を機械的にこなすことができるという特技(?)がある。
緑山学院高校の卒業生で、高田洋一(通称「ようちゃん」)との恋人づきあいはその頃から。基本的に「ようちゃん一筋」で、別れ話を持ちかけられても「私にはようちゃんしかいない」と健気に想い続ける。職業はフリーターで、タワーレコードの店員とDPE店の店員、2つのアルバイトを掛け持ちしている。タワレコのバイト仲間である秋山薫はスレンダーで心優しい後輩。美子のダイエットも手伝ってくれる。
道端で歩いている途中でぶつかってきた痩せぎすのヒッピー男(秘密組織「七曜会」のメンバー・月曜日)に何故か一目惚れされたり、トンチンカンなことしか言わないムササビ大学の応援団員・大山種五郎にナンパされたり…と、よくよく変な男に惚れられる傾向がある。そんな美子の恋模様の中で、唯一マトモな常識人なのが洋一である。
富ヶ谷のアパート「富ヶ谷ハイツ」の2階、倉科亜美の隣の部屋に住んでいる。一人暮らしで、くまのぬいぐるみの「プウ」といつも一緒に眠っている。流しの下から引っ張り出した体重計の「ギャッピー」で体重を測り、ショックを受けては部屋で暴れ、真下の部屋の住人・間瀬谷徳矢からクレームの電話がかかってくる…というのがお約束のパターン。