概要
CV:佐藤智恵(ラジオドラマ「第Qの男 ~QはquestionのQ~」)
チュンソフトのサウンドノベル「街-machi-/街~運命の交差点~」の登場人物。
シナリオ「やせるおもい」の主人公である。
作中唯一の女性主人公となっている。
美子を演じる伊藤ちゃんが中々太れなかった為、詰め物をしたり写真を加工したりしている。そのため、よく見ると作中の美子は不自然に細くなったり太くなったり、体型が安定していない。
「やせるおもい」あらすじ
高田洋一とのラブラブデートに出かける。しかしその最中、美子の度を越した食欲を見せつけられた洋一は「今のお前はただのデブだ」「俺はお前に食われるのは嫌だ」と言い放ち、別れを切り出す。別れたくない一心で「やせる!」と宣言する美子に対し、洋一は「5日間で17kg痩せてみせろ」と無茶な要求を突きつける。
美子は世界で一番大好きな恋人・こうして、美子と食欲の5日間に渡る壮絶な戦いが幕を開けるのだった…。
人物
「おいしそう…」
20歳の女の子。髪は茶のセミロングで、美子曰くチャームポイントは笑窪。外見の最大の特徴はDEATH&BURST(死と破壊)であること。身長158cmに対し、ゲーム開始時点の体重は64kgなので、数字だけを見ると言われるほどDEATH&BURSTというわけでもない(BMI的には初期肥満)。
食欲は底無しで、居酒屋のフードメニュー&アルコールメニュー全制覇くらいは簡単にしてしまう。基本的に好き嫌いはなく、あらゆる食べ物や飲み物は「美子の大好物」であり、なんでも美味しそうに食べる。美味しいものを食べると、思わず寄り目になって放心状態になってしまう、という変な癖がある。
割と残念なおつむの持ち主で、運動も苦手。「ワタシハキカイ」と自分に暗示をかけることで美子ロボになりきり、単純作業を機械的にこなすことができるという特技(?)がある。
緑山学院高校の卒業生で、高田洋一(通称「ようちゃん」)との恋人づきあいはその頃から。基本的に「ようちゃん一筋」で、別れ話を持ちかけられても「私にはようちゃんしかいない」と健気に想い続ける。職業はフリーターで、タワーレコードの店員とDPE店の店員、2つのアルバイトを掛け持ちしている。タワレコのバイト仲間である秋山薫はスレンダーで心優しい後輩。美子のダイエットも手伝ってくれる。
道端で歩いている途中でぶつかってきた痩せぎすのヒッピー男(秘密組織「七曜会」のメンバー・月曜日)に何故か一目惚れされたり、トンチンカンなことしか言わないムササビ大学の応援団員・大山種五郎にナンパされたり…と、よくよく変な男に惚れられる傾向がある。そんな美子の恋模様の中で、唯一マトモな常識人なのが洋一である。
富ヶ谷のアパート「富ヶ谷ハイツ」の2階、倉科亜美の隣の部屋に住んでいる。一人暮らしで、くまのぬいぐるみの「プウ」といつも一緒に眠っている。流しの下から引っ張り出した体重計の「ギャッピー」で体重を測り、ショックを受けては部屋で暴れ、真下の部屋の住人・間瀬谷徳矢からクレームの電話がかかってくる…というのがお約束のパターン。
10年後の富ヶ谷
美子が暮らす富ヶ谷には、10年後には大食いクイーンの大杉知里子(チリ)も住んでいる。チリの大食いの秘密は彼女の持つ不思議な消化酵素「オオグイチリーゼ(仮称)」にあるらしい。人並み外れた食欲と、それに不釣り合いな体重という点で美子と共通しており、もしかしたら美子も「オオグイチリーゼ」の持ち主かもしれない。
ちなみに、富ヶ谷周辺では大越製薬の主催で頻繁にグルメイベントや大食いイベントが行われているとか。もし美子も富ヶ谷に住み続けていたら…。
関連タグ
大杉知里子 ※「428~封鎖された渋谷で~」に登場する、美子といい勝負の大食い娘。