基本情報
| 諱 | 良子 |
|---|---|
| 旧名 | 良子女王(久邇宮邦彦王王女) |
| 皇后在位 | 昭和元年(1926)12月25日～昭和64年(1989)1月7日 |
| 皇太后在位 | 昭和64年(1989)1月7日～平成12年(2000)7月25日 |
| 誕生 | 明治36年(1903)3月6日 |
| 崩御 | 平成12年(2000)7月25日 |
| 出身 | 東京府東京市麻布区(現:東京都港区) |
| お印 | 桃 |
| 子女 | 照宮成子内親王(東久邇成子)、久宮祐子内親王、孝宮和子内親王(鷹司和子)、順宮厚子内親王、継宮明仁親王(明仁上皇)、義宮正仁親王(常陸宮)、清宮貴子内親王 |
| 身位の変遷 | 女王→皇太子妃→皇后→皇太后 |
概要
第124代昭和天皇の皇后で、第125代天皇の明仁上皇の生母にして第126代今上天皇の父方の祖母である。
明治36年(1903)、久邇宮邦彦王の第三皇女として誕生。
昭和天皇崩御後は、皇室典範の規定に則り皇太后となった。現在のところ最後の皇太后である。
しかし、皇太后になって以降は認知症を発症し公務も儘ならない状態であったため表舞台に立つことが少なくなった。このことは、明仁上皇の譲位を決意した理由の一つにもなった。
神話時代の皇后を除き最長の在位(62年14日間)にして、最長寿(満97歳)であった。
追号
「花舒桃苑香、草秀蘭筵新」(安倍広庭「春日侍宴」)
「四海既無為、九域正清淳」(山前王「侍宴」)
和書による諡号は、これが初めて。
