概要
あらすじ
ウルトラマンネクサスの展開するメタフィールドに乗機のクロムチェスターαごと取り込まれた孤門一輝。ナイトレイダーは当時のデータを分析し、メタフィールドに突入する技術を開発。3体のクロムチェスターが合体したストライクチェスターとなることで、ナイトレイダーでもメタフィールドに侵入することが可能になるという。
そのころ、人気のないプレハブ小屋で落書きをしていた不良少年が謎の触手に襲われ、地底に引きずり込まれていった。そしてその現場には一人の少女と犬がいた。
ビースト振動波を察知したナイトレイダーは出撃する。吉良沢優はビーストは人間を捕食するために地底に潜伏していると推測。さらに少女が工場内に迷い込んでいる可能性も考えられた。
吉良沢は少女がすでに食われている可能性が高いとして救出よりもビーストの撃破を優先するよう命令する。その決定に孤門は不満を感じていた。
地底に潜伏しているビーストは、先に出現したバグバズンだった。姫矢准はバグバズンの出現を察知し、エボルトラスターを掲げるが、謎の光線が姫矢を襲った。
工場に到着したナイトレイダーは二手に分かれ、ビーストの探索を行った。西条凪と孤門はまだ乾いていない落書きとビデオカメラを発見。ビデオカメラには不良少年が地底に引きずり込まれていく様子が記録されていた。
そのころ、姫矢の前に赤と黒の魔人が現れる。魔人は自らをダークファウストと名乗った。ファウストに対抗すべくウルトラマンネクサスに変身した姫矢はメタフィールドを展開するが、ファウストは闇の力を増幅させ、暗黒の位相空間ダークフィールドに上書きしてしまった。
ダークフィールドが展開された影響で通信障害が発生。ナイトレイダーの通信機パルスブレイガーでの連絡が取れなくなり、別行動をしている和倉、石堀、平木との連絡やビーストの索敵が出来なくなり完全に分断されてしまう。
すると孤門と凪の前に触手が出現した。戦闘のなかで、孤門は一瞬少女の姿を目撃する。凪はパルスブレイガーで冷凍弾を発射するが、通信障害により弾は命中しない。触手は逃走した。凪副は次に出現したときにナパーム弾で焼き払おうとする。
孤門は、少女がいたと報告するがすでに少女の姿はなかった。ナパーム弾で周囲を焼き払ったら少女が巻き添えになると考えた孤門は、凪の命令を無視して少女を探しに工場内に突入した。
孤門の前に触手が出現。さらに、子犬を抱いた少女を発見した。少女を連れて脱出を試みる孤門だったが、バグバズンが穴の底から手を伸ばしてきたことで工場の奥に避難せざるを得なくなった。
里奈と名乗ったその少女は連れている子犬は捨てられていたところを拾ったもので、母親から「返してきなさい」と言われ、元の場所に捨てようとしていたところを襲われたのだという。元気づけるどころか一層気落ちしてしまった里奈を励ますため、孤門は名前のない子犬に「ハヤテ」と名前をつける。そして、里奈とハヤテを無事に家に帰すと約束するが、そこにバグバズンの巨大な口が迫る!