魔女ロンロン
まじょろんろん
CV:麻生美代子(異聞妖怪奇譚)
初出は原作『魔女ロンロン』。80年代当時の好景気に便乗して金儲けを目論みヨーロッパより日本へと来日した大魔女。なお、目玉おやじが約150年前に彼女と出会った事があるらしい。
ちなみに大御所が描いた魔女の絵や他の鬼太郎シリーズに登場する魔女と姿が瓜二つだが、彼女達は飽くまでも容姿がそっくりなだけの赤の他人だと思われる……多分。
劇中では魔術を用いて特定の人間や妖怪の姿と瓜二つの複製人形を操り、銀行強盗などの多数の悪事を働かせて本物にその罪を擦り付ける事で私服を肥やしていたが、彼女の関与を嗅ぎつ付けやって来た鬼太郎と対決。
天候を操作する魔法を使って応戦するが、一反木綿によって魔法の杖を折られてしまい魔法が使えなくなった事で一度は敗北する。それでも懲りずに今度は降参を装って鬼太郎を『魔女の箒流し』を使って空中へと葬り去ろうと画策。しかしこの目論見も砂かけ婆達の不意打ちによって気絶してしまい、失敗し完全敗北。最後は棺桶小包に詰められて故郷の欧州へと送り返されてしまった。
西洋妖怪軍団の最終兵器への生贄として捧げる為に、午後11時11分の深夜近くまで起きていた子供達を攫っていた。
杖を使っての電撃魔法や体当たり攻撃などが主な戦力であり、バックベアードの力添えを受けて不死身の力を得て鬼太郎達を追い詰めるが、ベアードから不死身の力を授けられる際に頭部の部分だけが目玉おやじの影になって不死身エネルギーを受けていなかった為、その部分が唯一の弱点になってしまうというどこかで聞いた様な状態になっており、最後はその事を見抜いた鬼太郎の電撃攻撃を受け滅ぼされた。
ドラキュラを筆頭とする西洋妖怪軍団の一員として登場。軍団率いる魔女軍団の首魁を務めるヨーロッパより来日した偉大なる魔女で、腕力自体はご老体という事もあってかあまり強くないが、その代わり余りある程の高い魔力を持っており、魔女としての様々な知識と高い魔力を用いた雷の魔法を使って鬼太郎達を苦しめる。
ちなみに何故かねずみ男の事がとても気になっているご様子なのだが、その理由についてははっきりしていない。
彼女の結末についてはルートごとに違っているが、正規ルートとも取れる西洋妖怪軍団との完全決着を付ける事となるルートでは、軍団の一員であるぬっぺらぼうの三兄弟達が吸い取り譲渡された鬼太郎の若さを得て、下記で紹介する(良い意味で?)予想の斜め上を良く物凄い姿へと変貌する。
その後、戦いの最中に猫娘を始めとする鬼太郎を信じてついて来た日本妖怪達の活躍で吸収していた若さを奪い返されてしまい、元の姿へと戻ってしまう。その為、再び若返ろうと騒ぎを聞きつけてあわよくば鬼太郎の若さを横取りしようとやって来たゴーゴンと互いに牽制しあいながら鬼太郎達に襲いかかるも返り討ちにされ、若さへの渇望を露としながら倒された。
若返ったロンロン
ぬっぺらぼうが吸い取った鬼太郎の若さを使用して、文字通り十代後半~二十歳前半ぐらい(と思われる)まで若返った魔女ロンロンの姿。
基本的に使用する魔法などに変化は無いが、意外にも(?)以前の姿からはとても想像出来ないぐらい程に美しいその姿は華やかな印象を受ける……かもしれない。
これには本人自身もかなり驚いていたらしく、こちらが攻撃を仕掛けない限り、しばらく自身の姿に見とれて攻撃してこない事態に陥っていた(ただしその分全盛期の力が湧き、妖力がターンごとに上がっていくが…)。
まぁ、元々魔女は魔法を得る為に悪魔に魂を売って魔力をえた人間の女性なので、若い頃があったとしても不思議でも何でもないのだが、失礼ながら生まれた時から老けていたという設定の時もあるあの人の心中だったのだろうか…。「ビンッ、ビンだよ‼」が口癖。
ただし飽くまでも借り物の力で若さを得ている為、大きなダメージを受けると得ていた若さは本来の持ち主の元へと戻ってしまう為、最終的に猫娘達の活躍によりせっかく得ていた若さを手放してしまい、元の姿へと戻ってしまった。
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VS魔女ロンロン(ゲゲゲの鬼太郎 異聞妖怪奇譚)
世界妖怪連合のうち西洋妖怪の幹部のひとりです。本作では『新編』に登場したロンロンをメインに、『妖怪大戦争』や『鬼太郎のお化け旅行』に登場した魔女の設定が混ざっております。 声の人は故・麻生美代子さん。なんと『サザエさん』のフネさんです。939文字pixiv小説作品