CV: 二ノ宮雪乃
概要
鶯は璃月港のチ虎岩の高級花瓶の店、「春香窯」の店員をしている女性NPC。副業として香水も作っている。
やたら艶のある話し方が特徴的で、男性客を虜にする魔性の女。
『久遠の体との別れ』のイベント中、鍾離は旅人に、モラクスの死に対する送仙儀式の一環として、博来から買った花を香水に変えるよう命じた。旅人は鶯を見つけ、彼女は必要な香水を作る手助けをした。
その後、イベント「ポーションスタディー」でティマイオスは香水「煙霰丹剤」を発見し、旅人の助けを借りてその香水を作った鶯に辿り着いた。鶯はティマイオスの錬金術の助けになると考え、香水の作り方を教えると申し出た。旅人がティマイオスの新しい薬を試す間、二人は「煙霰丹剤」と香水について話し始めた。(ティマイオスは既に鶯に惚れている)
その後の風花祭で鶯はモンド城に赴き、2人は再会し良い雰囲気になっていた…
通常時の対話
(久遠の体との別れをクリア前)
鶯: お客さん、春香窯へいらっしゃい!
(久遠の体との別れをクリア後)
鶯: あら、まさかわざわざ私に会いにきたん?
鶯: 残念ながら今は仕事中やで、そうでなければ…
鶯: …フフ、まずは「春香窯」の中を見てや。中のものより、うちなんて大したこっちゃあらへんで。
旅人:ここはまさか…
鶯: ええ、お客はんの思てる通り、全てはほ·ん·も·のどすえ~
鶯: お客はん知らへんの?我々は璃月の上層部から許可をもろうとるさかい、心配あらしまへん。
鶯: 想像してみて、細いところが柳を支えるように見える。ふくよかなところは珠玉で潤いがある…
鶯: 鮮やかでありながら、火のような情熱を秘めておる…なにせ12時間高温焼きしたんやよ…
旅人:待って…「高温焼き」?
鶯: ええ、温度は官窯より低なるが、出来上がった陶磁器はいっこも負けてまへんよ。
鶯: 造型もさっき言うた通り、丸い底に細い首、今一番流行ってるものやさかい…
鶯: 男性のお客はんは大体買うてくれる。お会計するときは顔を真っ赤にして、フフ…
旅人:い、いらない…
鶯: あら、そないに真面目にならへんでもええで。美しいものを楽しめへん人はモテへんで。
海灯祭期間中の対話
〈華々しき流年〉
鶯: あら~顔なじみやな。海灯祭の日に、ウチに会いに来たんか?
鶯: 久しぶりやね、相変わらず(眉目秀麗/容姿端麗)やなぁ。
鶯: ただ残念なことに、祭り期間中も、ウチんところは人気でな…仕事が忙しくて…
鶯: …ふふ、まずは「春香窯」に入ってみぃや。意外な発見があるかもしれへんよ?
鶯: 中にあるもんと比べたら、ウチなんかただの飾りやから。
(イベント以外の対話を継続する)
〈華舞う夜の旋律〉
(千里を駆ける音跡は求め難しから始まる)
鶯: あら~顔なじみやな。海灯祭の日に、ウチに会いに来たんか?
鶯: 久しぶりやね、相変わらず(眉目秀麗/容姿端麗)やなぁ。
鶯: ただ残念なことに、祭り期間中も、ウチんところは人気でな…仕事が忙しくて…
鶯: …ふふ、まずは「春香窯」に入ってみぃや。意外な発見があるかもしれへんよ?
鶯: 中にあるもんと比べたら、ウチなんかただの飾りやから。
(イベント以外の対話を継続する)
豆知識
現代の北京語では、yīng (中国語: 莺)は主にウグイスを指し、その漢字がは主に鶯うぐいす uguisu, "ウグイス"を指し、その漢字がyīngの伝統的な形に由来する日本語の鶯うぐいすの影響を受けている可能性がある。しかし、近代以前には、yīngはもっぱらコウライウグイスを意味していた。
クロウタドリは重要な鳥であり、その美しい鳴き声と春の前触れとしての役割から、中国の伝統文学の人気テーマでもある。
彼女の名前は、中国四大古典小説のひとつである恋愛小説『紅楼夢』に登場するYing'er (中国語: 莺儿)に由来しているのかもしれない。
小説の登場人物のYing'er ("小さなオリオール")は、彼女の本名である黄金莺 Huángjīn Yīng, "Golden Oriole"の短縮形である。
Scent of Springの中国語名は春香窑 Chūnxiāng-yáo, "Spring-Scent Kiln"。これは、クロウタドリ (yīng)が優雅な春の前触れであるという中国の文化的な考えと一致する。"Kiln" (中国語: 窑 yáo)はまた、Jingdezhen-yao (中国語: 景德镇窑)のような正統派の磁器生産者によく使われる接尾辞でもある。
Ying'erには多くの二重表現がある。
Scent of Spring (中国語: 春香窑 Chūnxiāng-yáo)では、spring (中国語: 春 chūn)は情欲や欲情を意味することがある。また、kiln (中国語: 窑 yáo)は口語で売春宿を指すのに使われる。
流莺 liúyīng, 直訳"wandering warbler/oriole"とは、街娼を指す婉曲的な言い方である。
これらは、旅人が鶯の行動に戸惑った理由を説明するかもしれない。
彼女は日本名を音読みはなく訓読みで読む数少ない璃月出身者の一人である。
調度品の説明には鶯は記載されていない。