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概要

天挑五輪大武會決勝戦に、主催者藤堂兵衛の私兵集団・冥凰島十六士の一人として登場した。

フランス貴族の血を引くサーベル使いの美青年であり、虎丸龍次からは少女漫画から抜け出てきたみてえな野郎」と笑っていた程。

誇り高い性格をしているが、逆に過信や軽率が最大の弱点でもあり、相手に対して舐めて掛かった事で手痛い反撃を喰らう事が多い傾向に有る。

一方で、実力を認めた相手に対しては敬意を払い、その相手が危機に陥った際はたとえ自分が致命傷を負っていても必ず助けるなど、高潔な騎士道精神を持っている。

冥凰島十六士のコンピュータの計算では、ミッシェルの勝率は99.999%という結果が導き出され、

富樫源次との戦いでは粗暴・未熟者と評して、彼に対して殺薔薇微棘薫(紫の薔薇)の毒香で、拷問法「ラ・メルヴェル」を仕掛けるも、学帽の中に石を仕込んで藤堂像の上からの頭突きで鉄球を割られ、中の解毒剤を奪取された事で失敗。

続いて殺薔薇微棘薫(赤い薔薇)を使い、一度は勝利したと確信するも、富樫の左肩に刺さった赤い薔薇は先程の紫色の薔薇を血で染めて赤くした偽物であり、油断して反撃の急所攻撃を食らった事に激昂し、筋弛緩剤入りの薔薇で握力を無くさせて脱出。

そして殺薔薇微棘踊で富樫の足を暴走させ、彼を奈落の底へ落とそうとした。

しかし、富樫は地面に刺して抜けなくなったドスが偶然にもフンドシに引っ掛かった事で命綱(ハーネス)代わりになり、並びに富樫の手に刺した(その上で彼への冥土の土産にしようとした)自身のサーベルを投げナイフの如く投げ返され、確認しようとした自身の胸に突き刺されるという慢心により、逆転敗北する。

最終的に虫の息ながらも命綱代わりの褌が切れかかっていた富樫を助け、勝利した彼を称えて、そのまま力尽きた。

伊達からも「敵ながらも見事な男よ。黒薔薇のミッシェル……」「ああ、武士道騎士道… 呼び名は色々だが世界中どこでも真の男の生き様に変わりはない…!!」と、その生き様を高く評価され、

富樫も「ミッシェル…お前こそ真の男だったぜ……!!」と涙ながらに彼を称えたのだった。

  • 殺薔薇微棘薫(キリング・ローズ・フラグレンス)

冥凰島奥義。

マントに隠された無数の薔薇で攻撃する。紫の薔薇は相手を1分で殺害する毒香、赤い薔薇にはかすり傷でも相手を殺す即効性の猛毒が仕込まれている。

  • 殺薔薇微棘踊(キリング・ローズ・ダンシング)

冥凰島奥義。

筋肉の運動中枢神経を麻痺させる薬を塗った薔薇を相手の足を刺す。

刺された相手は自分の意思とは無関係に無軌道な動きをする事になる。

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