概要
声:岡本信彦
本作の主人公。鋼銀河に憧れ、ナンバーワンブレーダーを目指す熱血漢。鋼銀河を超えることが夢であり、最大の目標である。
前髪の赤いメッシュが特徴。
田舎から上京してベイパークにたどり着き、そこで火竜院忍や修行の先生となるベンケイと出会い、成長していく。
ベイの扱いは天才的であり、忍、海原カイト、暗闇左京、破山キラ等に一度だけ敗北した以外は全勝している。
ネオ・バトルブレーダーズでは、見事優勝を果たした。
漫画版では烈火号という馬に乗ったり、おにぎりや日本茶が好きというサムライモチーフのベイ使いに相応しい設定をしていた。こちらでの出身は古馬村の隣にある富士山近くの花園村。
使用ベイブレード
サムライイフレイドW145CF(イフリート)
『ZERO-G』世代では一番初めに発表された機体で、作中設定では銀河(漫画版では彼の父である鋼流星)から託された。
実は歴代OPでは珍しいOPテーマでもしっかり歌われている機体でもある。
現れるオーラは燃え盛る刀を構える鎧武者風のイフリートという日本の創作でも類を見ない姿。
イフリートの顔を模した2枚羽のクロムウィール「イフリート」、刀を模したクリスタルウィール「サムライ」、6枚羽でダウンフォースを発生させる「W145」、円盤状のパーツが付いたF軸「CF(サークルフラット)」で構成される。
よく知られる姿は「クロムアップモード」と呼ばれるもので(構成としてはエルドラゴデストロイに近い)、クリスタルウィールを天面にする事で「クリスタルアップモード」となる(本世代のベイブレード共通の機構である)。
低重心が主流であるアタックタイプでは珍しい高重心のベイブレードだが、これはベイブレードの動きで暴れるゼロジースタジアム(アタックタイプ)に対応した形状だからであり、CFの円盤部分は斜面を駆け上がるもう一つの軸として扱われることを想定したパーツである。
アニメではスタジアムを縦横無尽に動き回り、居合い斬りのようなアタックを得意としている。
「ベイブレードスタートダッシュセット」版はクロムウィールのシールがオレンジで、トラックとボトムが赤色となっていたり、「ゼロジーランダムブースターVol.1」では黄色ベースのパイレーツイフレイドT125GF、「ゼロジーランダムブースターVol.2」では青ベースのアーチャーイフレイドW145SBが収録された。
なお、ペガシス系は「バースト」や「X」でリメイクされる一方で本機はリメイクの機会に恵まれない。
サラマンダイフレイドW145CF
イフレイドとサラマンダのクロムウィールを合体させた「シンクローム」により生み出された機体。
イフレイドの強打とサラマンダの持つ連打力にクロムウィール同士の重さが加わることで絶大な攻撃力を生み出す(フェイスをメタルストーンフェイスに組み替えると更に重くなる)。
キャンペーン限定バリエーションとして真紅に彩られた「サラマンダイフレイドDF145XF バーストフレイムバージョン」が存在する。
必殺転技
『シューティングスタークラッシュ』、『バーニングアッパー』、『スーパーバーニングアッパー』、『ダイビングクラッシュ』、『バーニングトルネードファイヤー』を使用。
余談
- ベイブレードのTVシリーズで男性声優が主人公を演じる。
- ペガシスのようにイフレイドには後継機が登場しなかったが、シンクロームシステムの存在がその代わりになっているといえる(加えて『ZERO-G』世代の展開時期そのものが短い)
- ちなみに残念ながら、旧主人公機とのシンクロームした『イフレイドペガシス』はメディアミックスでは披露されていない。アニメ版でサムライペガシスとシンクロームしたのは敵側のベイである『グラディエーターバハムディア』であり、サラマンダイフレイドと対決するという展開になっている。
関連タグ
暁宇宙:同じく銀河に憧れるブレーダー(彼の場合はゲーム版で主人公を務めた)。