概要
それは2016年6月11日に公開されたテレビアニメラブライブ!サンシャイン!!1期のPVで起きた。
番宣PVが始まって58秒辺り、小原鞠莉が突如として発した「ニネンブゥリデスカ」というセリフ。
強烈な欧米人風の訛りが効いたそのセリフは、多くの者に小さな衝撃を与えた。
そしてアニメ本編の放送が始まると・・・
1話冒頭、松浦果南の「小原家でしょ。」という意味深なセリフの直後がこのシーンとなったのだが、
鞠莉が歌ってるんじゃないかとまで言われた(by Aqoursニコ生2016/7/8回)珍妙なBGMを背景に、このセリフを言った”だけ”でヘリで去る鞠莉の姿がそこにあり、彼女の登場はこの僅か1シーンだけだったにも拘らず、視聴者の話題を攫うには十分すぎるほどであった。
何が2年ぶりなのか
次の2話ではまったく登場しなかったが、3話で鞠莉は突如浦の星女学院の理事長として登場した。
そして、生徒会長である黒澤ダイヤの発言から「1年の頃に突如姿を眩まし、ずっと行方不明だった」事が判明する。
要するに2年とは、鞠莉が沼津の内浦および浦の星にいなかった空白の期間を指す。
その為、鞠莉がいない期間に入学した2年生の高海千歌&渡辺曜はこれが初めての顔合わせとなった。
鞠莉が戻ってきた理由は、どこかで聞いたのか千歌が浦の星でスクールアイドルを結成するという情報を入手しそのサポートをするために見えたが、真の理由は近年の入学生徒数が激減し同市内の高校との統廃合の話が持ち上がっていた浦の星の廃校をスクールアイドル活動による活性化で阻止するためであった。
鞠莉がなぜ2年も内浦を離れていたのかは8話が終わるまで徐々に明かされていき、9話で全て語られた。
描写から考察する限り、2年ぶりと言いつつ正確には1年半前後ぶりである事も判明。
再登場
上記のニネンブゥリデスカからかなり間が空いたが、
2期2話で「ニネンブゥリデスネ!」となって再登場(あのオゥォウBGMも引っ提げて)。
鞠莉が自作した曲をAqoursの1年生と3年生に聴いてもらう流れでのセリフとなったが、かつて旧Aqoursの作曲担当だった鞠莉が誰かに曲を聴いてもらう感覚が2年ぶりとの事。
もう1期1話の時のような憂いは一切無い明るい声色であった。
2期3話で「ヒサシブゥリデスネ!」も登場。ただしこれだけは千歌の妄想である。千歌が小原家のヘリを移動用に使う案を出した時のものなので、千歌がパイロットになっていた。鞠莉は左席。
余談
アニメ1期オフィシャルBOOKによると、初アフレコ時は至って普通の「2年ぶりですか。」だったそうだが、音響監督やスタッフ達と鞠莉の担当声優の話し合いの末にこうなった。
関連タグ
オゥ…オゥ…オゥ…オゥ…オゥ…オーゥ・・・この曲のサントラでの正式曲名が「ニネンブゥリデスカ」。全角であるが。