概要
いわゆる公式が病気。cvの鈴木愛奈(あいにゃ)にはまさか!だったようである。
TVアニメ1期10話において、海の家の救済のために曜&善子と共に料理を作ることになった鞠莉が作った煮込み料理。
シャイ煮を作っている時の鞠莉はまるで魔女のような顔をしており、ヨキソバを作った曜から変な目で見られていた。
肝心の完成品はというと、ズンドウからオレンジ色の汁は垂れるわ、食材は魚や甲殻類が丸ごとぶち込まれて山になってるわとビジュアル的に全く美味そうな感じではなかったので、善子の作った真っ黒な堕天使の泪と並んで全く売れず、初日の晩御飯としてAqoursメンバー全員で食べる羽目になってしまう。
鞠莉曰く「私が世界から集めたスペシャルな食材で作った究極の料理」とのこと。
気になる値段はなんと1杯10万円(!!)くらいするらしい。その驚愕の値段を聞いた一同は思わず吹いていた。
2日目に「うまい!!シャイ煮 10万⇒500円!」とポスターでアピールしてもやっぱり売れ残ったので、曜が”堕天使の泪”とまとめて船乗りカレーにアレンジして9人で美味しく食した。
中身
分かる範囲では少なくともアワビ サザエ カニ マンボウ 鯛 エビ 松茸 高級肉 熊の掌 ワイン(もしくは酒)などが入っている模様。
金目鯛のシャイ煮ともなれば実現可能なのか・・・?
元ネタ
アニメ1期10話のタイトル名「シャイ煮はじめました」、次回予告発表時は「シャイ煮」の元ネタを知っているファンの多さも相まって大きな話題を呼んだ。
元ネタは『Aqoursニコ生課外活動 第6回』(2016/4/9配信、パーソナリティは3年生担当3人)の『ディベートのお時間』でのお題『3年生の内メイドさんとして家事をお願いするなら誰が良い?』に鞠莉役の鈴木愛奈が「金髪メイド見たくないですか?可愛くないですか?金髪!き・ん・ぱ・つ!」と再三アピールし、それで1位を取った彼女に付けられた称号が「金目鯛のシャイ煮」である。
(称号募集コーナーでニコ生コメントに表示された「金目鯛(3人のツボにハマる)」→「金髪シャイニー」→「金目鯛メイド」等を3人が読み上げ、その後間を開けて登場した「金目鯛のシャイ煮」を採用)
その後の登場
1stライブのアンコールアニメ内で鞠莉が1人前のどんぶりに入れて手で掲げる形でまさかの再登場。「今度こそ完売」とか言ってる。
スクフェスのメインストーリーにも名前と類似した料理が登場している。
年始にAqoursオリジナルの雑煮を作る事になったのだが、鞠莉が持ってきた食材が家の余りの伊勢海老、イクラ、飛騨牛、烏骨鶏、鰻等。しかも調理の段階で善子が張り切っていたせいか、雑煮に似つかわしくない毒々しい見た目の物が出来たが、香りと味は好評。シャイニーなお雑煮「新たなシャイ煮」らしい。
アニメ2期11話でシャイ煮の再登場が実現。浦の星女学院閉校祭で鞠莉が校庭に屋台を出すため前日から煮込んで作った。名称が「シャイ煮プレミアム」に変更。値段は不明だが今回は行列ができていた。
スクフェスALL_STARSではイベントストーリー「楽しいハロウィンパーティ」にてハロウィンバージョンを作った。しかし、こちらの方はかなりの大味だったらしく、実食したメンバー(南ことり・園田海未・高海千歌・朝香果林・近江彼方)から顰蹙を買ってしまった(ことり曰く「悪魔の鍋」)。
これにはあの料理上手な彼方でさえ、「どうにもならない」とお手上げ状態になってしまったほど。ちなみに彼女が臭いを嗅いだところ、少なくとも、ガラムマサラ、ローリエ、八角、山椒、コリアンダーが味付けに使われていたそう。カオスだ………。
スピンオフ作品のゲーム化である幻日のヨハネ-BLAZEintheDEEPBLUE-ではマリ救出後のイベントで店の購入アイテムとして追加される。
お高めの値段ではあるものの、使用するとHPを全回復する。
幻日のヨハネ-NUMAZUintheMIRAGE-でも「特製の煮物」の名前でカード化。見た目はそこまで毒々しくはない。
幻日のヨハネの漫画版でも「謎の鍋料理」として名前こそ出ていないが、ヨハネとのお茶会で様々な料理と共に出された。味は良いらしく、ヨハネは食べ過ぎに苦しんだ。
まさかの実現
2016年9月にセガコラボカフェの新メニューとして発売された。堕天使の泪とセットかつ双方お手頃verの1200円。果たして一体どんな味がするのか。
アニメ各話グッズ化企画でシャイ煮を盛っていたどんぶりが受注生産グッズ化。
さらに2020年1月には淡島ホテル内の日本料理レストラン「櫂」にて『アルティメットシャイニー御膳』を販売した。内容は
- 究極(アルティメット)3色丼:特大伊勢海老天丼、アワビ・大トロ・鯛入り豪華海鮮丼、国産牛すきシャイ煮丼
- 畑のキャビアサラダ:デザートや漬物付
- 松茸とフカヒレの茶碗蒸し
- 堕天使の幸福(ハピネス):レモンスカッシュな球状の羊羹入り。ちなみにタバスコ等は入っていないのでご安心を。
- 茶漬
これにホテルオハラオリジナル湯呑み(持ち帰り可)がついて値段は15,000円、普通の食事で考えれば高いもののオリジナルのシャイ煮と比べれば安いと思われる。ちなみに1日限定10食であったが、これを食事するラブライバーがどれだけいたかは不明。