概要
事の発端はスクフェス第15章。
μ'sみんなで具材を持ち寄って鍋パーティーをすることになり高坂穂乃果の自宅へ集まった。この時各自が持ち寄った食材は以下のとおり。
そもそも真姫の持ってきたトマトの時点で既に雲行きが怪しくなっていたが、ことりのチーズケーキがそれを確定させ、最後に凛の投入した乾麺×9が完全にダメ押しとなったようである。
何故こんなことになったのかというと、パーティーの事前に穂乃果がことりに「自分の好きな鍋の具」を「自分の好きな食べ物」と簡潔に説明してしまったため。つまり元凶は穂乃果である。
また、ことりが食べ物(チーズケーキ)を出し惜しみしていた時点でメンバーはことりを後回しにするなりうまく流せばよかったのだが、メンバーはそのまま無理矢理ことりに出させようとし、そこにシビレを切らしたにこが急かしたのがこのような惨事を生む決め手になってしまったと言える。
この鍋がその後どうなったのかは明らかにされていない。ただ希が「仕切り直しやね」と発言していたことから仕切りなおしたのだろう。
ちなみに穂乃果は説明不足だった事についてことりに謝っているが、ぶっちゃけ相手が穏健なことりだったからまだ許してもらえたのは言うまでもない。劇場版では行き先のホテルのメモを写し間違えるというこれ以上のうっかりをやらかし、海未に大激怒されている。
穂乃果に重要事項の伝言をさせてはいけない…ある意味本人達以上に視聴者やライバーが確信した事であろう。
まるで穂乃果が悪いような書かれ方なので、一応擁護しておくと いくら穂乃果の情報伝達が悪くても、鍋にチーズケーキを入れると言う行為が問題なのであってこの一件はあくまでもことりの責任である。
その行為に対して穂乃果は説明不足だったと、ことりをフォローしているのである。
アニメ二期でも、ことりのミスで発生した生徒会での予算問題に対し自分が業務を溜めすぎたせいだと、ことりをフォローしている。
本来ならばことり一人の責任を、このように一緒に背負ってあげようとする穂乃果は友達想いの良い子なのだと言うことをここに書き記しておく。
スクスタで災厄再び
スクフェス後続ゲームのスクスタでまさかの再登場。
事件は期間限定イベント『ベジタブル☆クッキング!』のイベントエピソードにて。
ことりがエマ・ヴェルデの頂き物だった大量の有機野菜の持ち帰りを手伝ってあげた縁で、野菜の処理方法を「お鍋にしちゃうのはどうかな?」とことりが提案したのが発端で開催された虹ヶ咲学園調理室でのエマ主催「ワクワク☆ドキドキ☆トマト鍋パーティー」。
参加メンバー:南ことり、絢瀬絵里、津島善子、黒澤ダイヤ、天王寺璃奈、エマ・ヴェルデ
頂き物:トマト(多め)、ズッキーニ、かぼちゃ、キャベツ、玉ねぎ、人参、パプリカ、ナス、かぶ、セロリ
買い出し:ミートボール、マッシュルーム、しめじ、まいたけ、ビーツ、……等
締めはリゾットかパスタか議論があって両方採用したり、ことりがミートボールをリクエストして喜ばれたり、エマの入れたビーツが意外と美味しかったり。
ここまでは良かった。
後は鍋が煮えるのを待つ段階で、ことりが出すと言いだしたのは来るまでに買ってきたおやつのチーズケーキ。
それを聞いた瞬間に絵里が顔面蒼白、ことりに恐々「そのチーズケーキを……お鍋に入れる気じゃ……ないわよね?」と尋ねる。
結果は、ことりがすぐさま「入れたりしないよ~」と否定。絵里も「ことりがそういうことをするとは思わないんだけど、なんだか不安になっちゃって……」と謝って、璃奈がチャレンジするか問いダイヤが即座に遮ったので、無事に取り分けられたチーズケーキがメンバーの美味しいおやつになり、災厄は回避された。
ことりと絵里の会話から、スクスタ時空はスクフェス時空とは完全なパラレルワールドであると証明された。あんな悲劇は繰り返されてはいけない……。
スクスタ公式のイベントエピソード4コマ漫画の、第13回「ベジタブル☆クッキング!」④では、その悲劇が回避された平和な筈の世界で、ある人物が興味本位でチーズケーキを入れようとしている。ダイヤと絵里が必死に止めなかったら本当に入れてたに違いない。
余談
なおものすごくマズいらしい。