概要
ジョン・ブローニングが設計した銃弾。
20世紀半ばまではヨーロッパでは主流の銃弾だった。
しかし、年代が進むと武装した犯罪者が相手では火力不足に陥ってしまい、しだいに性能で勝る9mmパラベラム弾を使用する拳銃やサブマシンガンに置き換えられていった。
豆鉄砲などと評されることがあるが、少なくとも.22LRや.25ACPよりは威力は高い。
あの有名なスパイアクション映画007の主人公の愛銃ワルサーPPKに使われている銃弾が.32ACPである。
護身用としてはまだまだ需要があるのはフィクションの影響もあるだろう。